アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

先生の嫌いな曲をレッスンしてもらうとき

2017年09月04日 | ピアノ
昨日、某所で出た話で、レッスンに行ったら先生に「私、【作曲者名】嫌いなのよー」と言われたというのがありました。

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その話題を出した方は、困ったとか残念だという気持ちで言っていたと思うのですが、私は
「別に嫌いでもいいじゃない」
と思っています。

具体的にいえば、前に私がプーランクのノクターンを持っていったとき、おゆき先生がまさにその、
「プーランク嫌い」
といっていたのですが(^^;; レッスンでは何も困りませんでした。

そもそも「嫌い」というには嫌いになっただけの何か元となるものが…
つまり、よく知っていたうえで嫌いになるわけで、
「プーランク知らない」
ではないんです。

どう弾いたら素敵になるかも丁寧に教えてもらってたいへん有益なレッスンでした。

先生が嫌いな曲をレッスンに持っていったことで先生との関係が悪くなることもありませんでした(笑)

教えてくれといって持ってこられた曲(あるいは作曲家)が自分の嫌いなものであった場合、
別にそれで嫌な気持ちになることはないが、好きな曲を持ってきてくれない(ずっと)であれば「ちと寂しい」ということはあるようです
(おゆき先生ではなくshigさんの意見です)

私はおゆき先生のレッスンに、おゆき先生が好きな曲もたくさん持っていってますから問題ないですね。

おゆき先生が好きな曲といえば、たとえばエオリアンハープとか、ブラームス三つの間奏曲とか。
先生が好きな曲、とりわけ、演奏会で弾いたような曲を持っていきますと、そりゃーレッスンにも力が入ります。

生徒への愛(通常仕様)と曲への愛(対象限定)が束になって押し寄せてくるのですから
「ざっぱーん!!」
という感じになります。ともすれば濃すぎるレッスンになって、なんか生徒がせいいっぱいどう弾こうがOKが出ないとか(^^;; 指示が細かくて最初の一小節でレッスンが終わってしまったとか、まぁそういった事態に陥る危険があるのもこのケースです。

おゆき先生は優しいし常識人ですからそこまで極端なことはありませんよ…

けど、だいたい、先生が大々だいすきな曲だったりすると、要求レベルが高くなるところだけは確かなので、
…この曲、難しい~ムリ~
という印象にはなりがちです。

おおよそ、先生があんまり好きすぎない曲のほうが、どうすれば素敵になるか冷静に理性的に考えるのでわかりやすい(バランスのよい)レッスンになる傾向はあると思います。もちろん、先生が好きすぎる曲を持っていって濃いぃところを聞いてくるのもレッスンの醍醐味ですけどね。

なので、私は、先生が好きな曲と嫌いな曲(とどちらでもない曲)といろいろ取り混ぜてレッスンに持っていけばいいかなと思うんです。どちらもよい面があります。

まぁ人間ですから好き嫌いがあるのは当然ですし、先生と生徒は違う人間ですから好みも違います。
そして限りある人生、生徒は好きな曲から弾かなきゃしょうがないですから付き合ってもらって、プロとしての冷静なアドバイスをもらったらいいかなと思います。

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