アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

自信を持って弾ける曲は

2017年10月08日 | ピアノ
人前で弾く曲を選ぶとき、演奏の聴き映えとか、自分がよりよく(うまく)…というかマシに…聞こえるかどうかとかはあんまり考えず、たいてい自分の弾きたい曲をまっしぐらに選んでますが、

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そうするとどうなるかっていうと、ラフマニノフの前奏曲や、今回のロミジュリのように、技量に対して超欲張った曲になることも多くて、

間に合って仕上がらないとか、
いちおう弾けるようになったつもりでも、緊張すると崩壊するとか、

まぁあんまりよい結果はもたらさない。

…とわかってるのに、またやる(^^;;

こういう、過去の経験に学ばない姿勢というのも、これはこれで人生というか、
楽しいピアノライフではありますし、

ピアノコミュの練習会はもちろん、発表会でもそんな「失敗しちゃいけない」って雰囲気じゃないですからいいんですが、
失敗したくない場というのもあります。そういうときのために…

慣れていないアウェーな集まりであっても、
相性のよくないピアノであっても、
お客様が多くても、
めっちゃ緊張しても、
崩壊しない自信をもって(注: ミスタッチをしない自信ではない)
聞ける演奏をできる曲

というのがほしいものです。うむ。。

しかしこれが難しいので…

音が立て込んでる曲はダメ。緊張で頭真っ白になったら即危険。(例: ラフマ前奏曲op32-2)
音があんまりまばらで「易しい」曲は、それはそれでサマにならないので不可。(例: トロイメライ)
あんまりにも有名で、聞く人それぞれが「あるべき演奏の確固たるイメージ」を持っているような曲も避けたい(例: 月の光)
念入りに練習しても飽きないように、めっちゃ好きな曲でなければいけない。
自分のいいところが出るような、得意な曲でなければいけない。
長すぎず短すぎず、ほどよい長さの曲でなければいけない。
譜めくりが不要であるか、セルフ譜めくりが可能である曲でなければいけない。
変人扱いされない程度の、フツーの曲(笑) (アルカンとか弾くのは、ある程度自分のことを知ってもらっている場にしたい)

さぁどうだ。こう考えると、この条件すべてを高度に満たす曲を選ぶのがどんなに難しいかわかるでしょう(^^;;

現在のところ、これらの条件を最もよく満たすと思える曲は
シベリウス「孤独な松の木」

なので、先日の鳥目さん発表会(アウェーな場、リハでほとんどピアノを触れずにいきなり弾く)ではこれに頼ったわけです。

そういえば、ステップでもこれに頼りましたね…

これはたった2ページの曲なので「長すぎず短すぎず」の条件からいうとイマイチなのですが、シベリウスにはほかにも小品がいろいろありますので、組み合わせればちょうどいい時間にできます。

でも、そろそろあまりにも何度も使ったので乗り換えたいと思います(^^;;

実は、吉松の「4つの小さな夢の歌」を弾いたときは、そういうポジションになりうる曲かな~と思って期待してたのですが、
ダメでした。意外と弾きにくかった。あれ、維持できません…

大辻ゴンの抒情小曲集も、惜しいんですが、あまりに音符がまばらだと、それはそれで怖いんです。ちょっとNG。

今、グリーグの「ホルベアの時代から」を思いついて、これのサラバンド、ガボット、エアは候補だなと思ってます。
しばらく弾いてみないと、ほんとにこれでイケルかわかりませんが。

シベリウスからグリーグという流れは…よほど北欧系好きな人って感じですね。確かに好きですが別にそれに限るってほど入れ込んでないんだけど…

グラナドスとか? チャイコフスキーとか? メンデルスゾーンとか??
もうしばらく探してみよう…

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