思い起こせば高校生のとき、パーマをかけたことが一度あって、学校へ行ったらばたいていの先生は無関心だったが「あら似合うわね(^^)」と言ってくれた先生もいた。まぁそんな学校だ。
←何を目指してその校則を
友人たちの評判もまずまずで、自分的にもまぁまぁだったがなぜ一度で終わったかというと、パーマをかけるにはお金と時間がかかるわけで、そこまでしなくてもいいかなっていうか平たくいってコスパ悪いと感じて一度で終わりになった。要するに当時から今に至るまで女子力低い。まぁそれはそれとして…
頭髪というか髪型のありようということに特段の決まりを設けず、指導もなく、いちおうあるのは似合う似合わないという視点。
運動や実験の際に、長い髪の人は邪魔にならないようにまとめる、とかは当然あるだろうけど、基本的には自分で考える。
こういう学校のしている教育は、はっきりいって学校外の社会のありようとごく滑らかに地続きなのでナチュラルで空気のような感じ。たいへんまっとうでリーズナブルだと思うが強いて欠点を挙げるとすれば、理不尽なことを押し付けてくる人に会ったとき(たとえば子どもが通う学校の先生とか)にすぐ「はぁ(-_-#」となって耐性が低いってことはあるかもしれない。
こじろうが通っていた学校や、はなひめが通っている学校の場合は、(たぶん)パーマや染色禁止だと思う…あと、こじろうの学校は「シュシュ、バレッタ禁止」だったらしい(こじろうには関係ないが)。私としてはそんなんどうでもよかろ、ほっとけと思うわけだが、まぁそういう学校に子どもを通わせるのは嫌というほどではない。
そういった禁止事項というのは外の社会にはないもので、かつ、別に人間としてダメとか人に迷惑をかけるようなものでもなく、禁止する必然性はないように思うけれど、学校独自のルールとしてわざわざ設けることで学校の理念に合った雰囲気を作る仕掛けの一部となっているのだろうと理解はできる。そんなこんなで結果として出来上がった学校の雰囲気に、合っていると思ったから子どもを入学させたわけで、つまりうちの子にとっては特に問題ないということになる。
天パだったり生まれつき茶髪だったりしても証明書(?)を求められたとか「指導」されたという話は聞かないので、無茶な(変な)運用はしてないのだろう。
わざわざ証明させるとかほんと不愉快だし何考えてんだろう〇〇ちゃうか(そういう学校があるという話を聞いて)と思っていたところ、そんな程度じゃすまないブットビなニュースを見たのが今日。
損賠訴訟「髪染め強要で不登校」高3、大阪府を提訴(毎日新聞)
あれ?? 髪を染めたら怒られたという話ではないの?? なんと生まれつき茶髪の子の話でしたよ。
-----
学校側は生徒の入学後、1、2週間ごとに黒染めを指導し、2年の2学期からは4日ごとに指導。度重なる染色で生徒の頭皮はかぶれ、髪はぼろぼろになった。教諭から「母子家庭だから茶髪にしているのか」と中傷されたり、指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたりしたこともあった。文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえなかった。
生徒は昨年9月、教諭から「黒染めしないなら学校に来る必要はない」と言われ、それ以降は登校していない。高校は今年4月、生徒の名前を名簿から削除。他の生徒や保護者には、退学したと虚偽の説明をしたという。
-----
え?? 髪染め禁止じゃなくて??(o_o) 染めろって話??
何がしたいのかわからない…
これは訴えている親子側がソースな話だから、事実誤認がないのかどうかぜひ学校側のコメントが聞きたいところだが、訴えられているのは府で(府立高校だから)、府は「係争中なので答えられない」ってんでわからない。ただ、
「学校側は生徒の代理人弁護士に「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と説明している。」
ということなので、まったくの事実誤認ということはなく生まれつき茶髪なら黒く染めさせる方針であることは確からしい。
「頭髪証明書出させる」なんてレベルの話でびっくりしてた私の想像なんて足元にも及ばないよ。
というかこの訴えた人はむしろ証明書出させてほしいまで言ってたんだね。
-----
訴訟を起こした女子生徒の母親は入学時、「地毛登録制度があるなら申請したい」と訴えたが、懐風館高校は導入していなかった。
-----
しかしここの「校則」が「髪染め禁止」じゃなく「茶髪禁止」と書いてあるってことなんだろうか、たいへん興味深いところだけれども、この記事にはその言及がない。
女子高生「黒髪強要」訴訟、校則の拘束力どこまで 地毛茶色の身体的特徴は憲法上保障、「黒に染めさせなくてはならない理由」は?(産経新聞)
こちらの記事によれば
「学校の生徒手帳に「特異な髪形や染髪・脱色などは禁止する」との記載があり、」
ということなので、あれ…「染髪」禁止ってハッキリ書いてあるよ先生。どうなっちゃってんの。言語能力が残念な人なんだろうか。
しかし言語能力か論理的思考能力が欠落した先生というのがいるのはしかたないとしても(爆)「名簿から削除」まで行ったとすればひとりの先生が〇〇だったということではなく、組織としてそういう方針なんだろう。府の側は争う姿勢ということなので、今後裁判の中で、「生徒の髪をどうしても黒染めにさせなくてはならない理由を具体的に説明」していくことになるんだろうか。興味津々である。教育って何なんだろ。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←何を目指してその校則を
友人たちの評判もまずまずで、自分的にもまぁまぁだったがなぜ一度で終わったかというと、パーマをかけるにはお金と時間がかかるわけで、そこまでしなくてもいいかなっていうか平たくいってコスパ悪いと感じて一度で終わりになった。要するに当時から今に至るまで女子力低い。まぁそれはそれとして…
頭髪というか髪型のありようということに特段の決まりを設けず、指導もなく、いちおうあるのは似合う似合わないという視点。
運動や実験の際に、長い髪の人は邪魔にならないようにまとめる、とかは当然あるだろうけど、基本的には自分で考える。
こういう学校のしている教育は、はっきりいって学校外の社会のありようとごく滑らかに地続きなのでナチュラルで空気のような感じ。たいへんまっとうでリーズナブルだと思うが強いて欠点を挙げるとすれば、理不尽なことを押し付けてくる人に会ったとき(たとえば子どもが通う学校の先生とか)にすぐ「はぁ(-_-#」となって耐性が低いってことはあるかもしれない。
こじろうが通っていた学校や、はなひめが通っている学校の場合は、(たぶん)パーマや染色禁止だと思う…あと、こじろうの学校は「シュシュ、バレッタ禁止」だったらしい(こじろうには関係ないが)。私としてはそんなんどうでもよかろ、ほっとけと思うわけだが、まぁそういう学校に子どもを通わせるのは嫌というほどではない。
そういった禁止事項というのは外の社会にはないもので、かつ、別に人間としてダメとか人に迷惑をかけるようなものでもなく、禁止する必然性はないように思うけれど、学校独自のルールとしてわざわざ設けることで学校の理念に合った雰囲気を作る仕掛けの一部となっているのだろうと理解はできる。そんなこんなで結果として出来上がった学校の雰囲気に、合っていると思ったから子どもを入学させたわけで、つまりうちの子にとっては特に問題ないということになる。
天パだったり生まれつき茶髪だったりしても証明書(?)を求められたとか「指導」されたという話は聞かないので、無茶な(変な)運用はしてないのだろう。
わざわざ証明させるとかほんと不愉快だし何考えてんだろう〇〇ちゃうか(そういう学校があるという話を聞いて)と思っていたところ、そんな程度じゃすまないブットビなニュースを見たのが今日。
損賠訴訟「髪染め強要で不登校」高3、大阪府を提訴(毎日新聞)
あれ?? 髪を染めたら怒られたという話ではないの?? なんと生まれつき茶髪の子の話でしたよ。
-----
学校側は生徒の入学後、1、2週間ごとに黒染めを指導し、2年の2学期からは4日ごとに指導。度重なる染色で生徒の頭皮はかぶれ、髪はぼろぼろになった。教諭から「母子家庭だから茶髪にしているのか」と中傷されたり、指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたりしたこともあった。文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえなかった。
生徒は昨年9月、教諭から「黒染めしないなら学校に来る必要はない」と言われ、それ以降は登校していない。高校は今年4月、生徒の名前を名簿から削除。他の生徒や保護者には、退学したと虚偽の説明をしたという。
-----
え?? 髪染め禁止じゃなくて??(o_o) 染めろって話??
何がしたいのかわからない…
これは訴えている親子側がソースな話だから、事実誤認がないのかどうかぜひ学校側のコメントが聞きたいところだが、訴えられているのは府で(府立高校だから)、府は「係争中なので答えられない」ってんでわからない。ただ、
「学校側は生徒の代理人弁護士に「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と説明している。」
ということなので、まったくの事実誤認ということはなく生まれつき茶髪なら黒く染めさせる方針であることは確からしい。
「頭髪証明書出させる」なんてレベルの話でびっくりしてた私の想像なんて足元にも及ばないよ。
というかこの訴えた人はむしろ証明書出させてほしいまで言ってたんだね。
-----
訴訟を起こした女子生徒の母親は入学時、「地毛登録制度があるなら申請したい」と訴えたが、懐風館高校は導入していなかった。
-----
しかしここの「校則」が「髪染め禁止」じゃなく「茶髪禁止」と書いてあるってことなんだろうか、たいへん興味深いところだけれども、この記事にはその言及がない。
女子高生「黒髪強要」訴訟、校則の拘束力どこまで 地毛茶色の身体的特徴は憲法上保障、「黒に染めさせなくてはならない理由」は?(産経新聞)
こちらの記事によれば
「学校の生徒手帳に「特異な髪形や染髪・脱色などは禁止する」との記載があり、」
ということなので、あれ…「染髪」禁止ってハッキリ書いてあるよ先生。どうなっちゃってんの。言語能力が残念な人なんだろうか。
しかし言語能力か論理的思考能力が欠落した先生というのがいるのはしかたないとしても(爆)「名簿から削除」まで行ったとすればひとりの先生が〇〇だったということではなく、組織としてそういう方針なんだろう。府の側は争う姿勢ということなので、今後裁判の中で、「生徒の髪をどうしても黒染めにさせなくてはならない理由を具体的に説明」していくことになるんだろうか。興味津々である。教育って何なんだろ。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社