アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「こじれる前のレッスン」が吉

2017年10月22日 | ピアノ
「こじれる前のレッスン」つまり「転ばぬ先の杖」的な。

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先日「オクターブをつなげて弾く方法」という記事を書いたけれども、要するに物理的に隙間少なく弾くかどうかってこと以外に、フレーズの形に説得力があるとつながって聞こえるということ。

これはこれでほんとうで…まぁ昔よりはできるようになったと思う…

けど結局のところ、グリーグの「ホルベアの時代から」の「ガボット」を弾こうとするとフレーズどうのこうの以前に、物理的にどうしょうもなく弾けないところがあって


これね。。

昔弾いてみたときより、たいがいの部分は向上したと思うけど、ここがどうにもなってない。

んで、「いちお譜読みしたらレッスンに持っていきましょう」なんてやってるといつになるやらという感じなので、昨日のレッスンでいきなり(全体も練習はこれからなのだが)「ココどうにかして」とお願いしてみた。

それでまず
「装飾音ありにする? なしにする?」と聞かれ
「いやいや『なし』コースでお願いします。それどころじゃないし一生いらんです」
「じゃあ次は指使いね。1-3でオクターブ届く?」

(o_o) 3ですか? 4じゃなく??

ヤマハのときにも、「4をうまく使ってつなげろ」という話は聞いた…知ってる…ただ体感的にはなかなかうまくいかなくて、全部5でやっちゃってることが多いんだけど。

「いや3は…」といいかけて、やってみると「あぁ届くことは…届く」
けど手を、というか手首を変なふうに曲げて窮屈、不自然な感じだけど。と思ったら
「もうちょっと後ろに座ってみましょうか」

…おぉ!! 元々そんなに前に詰めて座ってるわけじゃないつもりだったんたけど。もっと後ろに修正したら1-3でオクターブをつかんでも変じゃない。

「それともっと、鍵盤の上からじゃなくて手前から弾く感じで」

ということで、

(1) 鍵盤の上(奥)からではなく、手前から(白鍵も黒鍵も)カドを捉える感じで
(2) 3, 4, 5の指を組み合わせて滑らかに
(3) 上下移動は極力なしで、すぃーっと横移動
(4) 後ろに座って体の前のスペースを広めに取る(つま先が自分で見えるくらい)
(5) そしてつなげるぞという「気合

気合なのか!?

絶対つなげるぞーと思って気合を入れれば工夫も見えてくるということらしい。頭脳派なのか体育会系なのかいまいちわからん先生だ。

ともかくそうやって細かく動作を整理してみるとかなり無理とか無駄が減ったようで、なんかだいぶスムーズになった。
家に帰ってから確認した感じも、おぉこれは練習すれば行けそう

そうなんです。自己流にあれこれやってこじれるより先に練習の仕方を聞いておくのが吉。あとから指使い変えるのもたいへんだよ。


そうだそうだ、そろそろちゃんと練習しないといくらなんでもまずい、「ばんたの(ピアノも、もっとアンサンブル!)」用のバルトークのルーマニア舞曲、これの弾けないところも一緒に見てもらって指使いとか相談してくればよかった、後の祭り…

と思ったんだけど、グリーグで習ったことを念頭においてバルトークのうまくいかないところもいろいろ工夫してみたら
おぉっ 意外に自力でやっても使えますよこれは

いいかもしんない。

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