先日「アナリゼなにそれおいしいの」というしょうもない記事を書きましたところ、いろんな方が温かいコメントを書いてくださいまして(主にMixiで)
←あらブルクミュラーがこんな素敵になっちゃって
まとめますと「アナリーゼはやっぱりおいしい」と。やると面白い、暗譜に役立つ、そして演奏が素敵になる。
まず、アナリーゼというのは和声どうとかだけでなく「他にも形式重視のモチーフ展開のアナリーゼ、美学的なアナリーゼなど色々あって面白い」のだそうですが、そういったことを総合的に生かすと演奏がちゃんと聞いてて楽しいものになるそうで、
artomr先生のブルクミュラー演奏例
Burgmüller : 25 Etudes faciles et progressives, Op. 100-1,2 (1852)
(これ、誰が弾いたともいわず映像も見せずただ音を流してたら、よしぞうが「なんでこんなのかかってるの??」。「なんでとはどういう意味?」と聞き返すと、「だってブルクミュラーのアラベスクなんてふつう、子どもが発表会で弾きました~なんて下手な演奏がupされてたりするわけでしょう。こんなかっこいいの聞いたことないから。これ、なんの動画?」だそうです-笑)
YouTube動画のコメントとして、アナリーゼの結果をどこでどう演奏に反映させているかを解説してあります。
結局のところ、
・曲の頂点を意識して前後のテンポをわずかに揺らすとか
・モチーフの形に合うような響きを作るためにペダルを工夫するとか
・曲調を生かすように強弱の対比をはっきりつけるとか
そういったことが、アナリーゼと、具体的な演奏をつないでいるように見えます。
ただ、上記コメントには、和声の記号(ローマ数字のやつ)とかまで書かれていないのですが、せっかくなので、この曲のいわゆる「アナリーゼ」なるものがどんな内容であるのか見てみたいと思いまして
トレーニングオブアナリーゼ ブルクミュラー25の練習曲編 鵜崎庚一著
というのをポチってしまいました。
これ、ブルクミュラー25番の楽譜が丸ごと掲載されてはいますが、もちろんこれを見て弾く用ということではなくて、びっしりと分析(アナリーゼ)が赤で重ねて印刷されています。
ローマ数字でⅠとかⅤとかも書いてありますし、
半終止、全終止など、
フレーズのまとまり、
保続音(違う和音が来ても共通する音が続いている)、
モチーフの形、どこでどう変形して繰り返されているか、
曲の頂点、
といったことがところ狭しと。
そして、別ページに文章による解説がまたびっしりと書かれています。
びっしりと詳細すぎて、とかく面倒なことが苦手な私としてはわりと目が拒否するんですけど(o_o)
そこを押してつらつらと見ていきますと、
実は私、こういうことほとんど知ってたかも
という気がしてきました。言葉とかはわかっていなかったりしますが、現象としては知っているというか「聞いたまんまやん」って感じ。
それに、折に触れ、おゆき先生やartomr先生もそういう説明をしてくれてますしね
(でも耳からややこしいこと聞くと理解できない性質なので8割方聞き流して、「まぁつまりここで感じが変わるんよね」などと勝手にまとめてしまってはいたが)
まったくわかってなかったのは「借用和音」のところです。ローマ数字のうえにローマ数字がのってるやつ。
今回、ようやく読み方を知りましたが…えーとたとえば、Ⅴ7のうえにⅤが乗っているのは、ハ長調の場合、Ⅴの音(ソ)から始まるト長調でのⅤ7の和音という意味ですって。でも、
・だから何だっちゅうねん
・ファのシャープを見ただけでそれがぴぴっと来るもんなの??
ってところがわからん。
まぁけどそれ(借用和音)がわかんなくても「なんかちょっと『おされ成分』入りました」くらいに思っておけば大勢に影響ないので(ないかな)、
やっぱりよくわかってないのは、アナリーゼができたとして、どうすると演奏に反映したことになるのか。というところかな。
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まとめますと「アナリーゼはやっぱりおいしい」と。やると面白い、暗譜に役立つ、そして演奏が素敵になる。
まず、アナリーゼというのは和声どうとかだけでなく「他にも形式重視のモチーフ展開のアナリーゼ、美学的なアナリーゼなど色々あって面白い」のだそうですが、そういったことを総合的に生かすと演奏がちゃんと聞いてて楽しいものになるそうで、
artomr先生のブルクミュラー演奏例
Burgmüller : 25 Etudes faciles et progressives, Op. 100-1,2 (1852)
(これ、誰が弾いたともいわず映像も見せずただ音を流してたら、よしぞうが「なんでこんなのかかってるの??」。「なんでとはどういう意味?」と聞き返すと、「だってブルクミュラーのアラベスクなんてふつう、子どもが発表会で弾きました~なんて下手な演奏がupされてたりするわけでしょう。こんなかっこいいの聞いたことないから。これ、なんの動画?」だそうです-笑)
YouTube動画のコメントとして、アナリーゼの結果をどこでどう演奏に反映させているかを解説してあります。
結局のところ、
・曲の頂点を意識して前後のテンポをわずかに揺らすとか
・モチーフの形に合うような響きを作るためにペダルを工夫するとか
・曲調を生かすように強弱の対比をはっきりつけるとか
そういったことが、アナリーゼと、具体的な演奏をつないでいるように見えます。
ただ、上記コメントには、和声の記号(ローマ数字のやつ)とかまで書かれていないのですが、せっかくなので、この曲のいわゆる「アナリーゼ」なるものがどんな内容であるのか見てみたいと思いまして
トレーニングオブアナリーゼ ブルクミュラー25の練習曲編 鵜崎庚一著
というのをポチってしまいました。
これ、ブルクミュラー25番の楽譜が丸ごと掲載されてはいますが、もちろんこれを見て弾く用ということではなくて、びっしりと分析(アナリーゼ)が赤で重ねて印刷されています。
ローマ数字でⅠとかⅤとかも書いてありますし、
半終止、全終止など、
フレーズのまとまり、
保続音(違う和音が来ても共通する音が続いている)、
モチーフの形、どこでどう変形して繰り返されているか、
曲の頂点、
といったことがところ狭しと。
そして、別ページに文章による解説がまたびっしりと書かれています。
びっしりと詳細すぎて、とかく面倒なことが苦手な私としてはわりと目が拒否するんですけど(o_o)
そこを押してつらつらと見ていきますと、
実は私、こういうことほとんど知ってたかも
という気がしてきました。言葉とかはわかっていなかったりしますが、現象としては知っているというか「聞いたまんまやん」って感じ。
それに、折に触れ、おゆき先生やartomr先生もそういう説明をしてくれてますしね
(でも耳からややこしいこと聞くと理解できない性質なので8割方聞き流して、「まぁつまりここで感じが変わるんよね」などと勝手にまとめてしまってはいたが)
まったくわかってなかったのは「借用和音」のところです。ローマ数字のうえにローマ数字がのってるやつ。
今回、ようやく読み方を知りましたが…えーとたとえば、Ⅴ7のうえにⅤが乗っているのは、ハ長調の場合、Ⅴの音(ソ)から始まるト長調でのⅤ7の和音という意味ですって。でも、
・だから何だっちゅうねん
・ファのシャープを見ただけでそれがぴぴっと来るもんなの??
ってところがわからん。
まぁけどそれ(借用和音)がわかんなくても「なんかちょっと『おされ成分』入りました」くらいに思っておけば大勢に影響ないので(ないかな)、
やっぱりよくわかってないのは、アナリーゼができたとして、どうすると演奏に反映したことになるのか。というところかな。
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