アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ハノン、ツェルニーをやらないとどうなるかというと, part2

2018年05月19日 | ピアノ
トニカさんにもらったコメントきっかけで、いろんな人が弾くショパンワルツをYouTubeで次々聞いていました。

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ルービンシュタインもいいですけど、サンソン・フランソワとかカツァリスとか聞いてて、みんなそれぞれけっこう違うもんだけど、それぞれいいなぁ、どれが好きとはなかなか決めにくいくらい、良いです。

ま、とにかく、ワルツがかっこよく鮮やかに弾けたらいいですね!! 憧れます。

あるいは、今練習中のトロイメライとか、あぁいうのをほんとに素敵に弾けたら、いいよねそりゃ。

向上心に乏しい(意識低い系の)私は、明日うまくなるための練習より今日楽しいピアノというのがモットーではありますが、こういうのいいよね的な、求める方向性というのはわりとはっきり持っています。

持ってはいるけど、そのために今この曲を練習したらよい、というようなことにはあまり関心がなく、今いちばん弾きたい曲を弾いているという状態です。


ブログ記事の下のほうに、「このブログの人気記事」というのが表示されます。人気あるなしといってもふつうは直近の記事が上位ランクインします。新しい記事を読みに来るわけですから当然です。しかし長い間このランキングに入っている記事というのがいくつかあって、そのひとつが

ハノン、ツェルニーをやらないとどうなるかというと

というものです。この記事の内容自体、たいしたことないというか「内容がないよう」な記事なんですけど(^^;;
人気記事というのは、中身がおもしろい記事のことではなくて、タイトルがキャッチーであってつい開きたくなってしまう人が多いということを指しているわけです。多くの人が気になるワードなんですね。

自分では長らくこの記事のことを忘れていましたが、さきほど読み返してみました…

もう6年近く前の記事なんですねコレ。

で、このころと今を比べてみますと、結局ハノンとかツェルニーとかやってないってことで、その点については変わらないんですが、
変わったこともいくつかあります。

変わったことの一つは、なんだかんだいってハノンやツェルニーをやらなくても音階とか装飾音とかだいぶ困らなくなったということです。つまり、それらに取り組まなくても、「指が動くかどうか」についての向上はする…ある程度。特に、モーツァルト(←音階だらけ)に抵抗なくなったよね…

変わったことのもう一つは、自分にとっての求める方向性というのがはっきりしてきて、それについては別にハノンやツェルニーが必須でもなければ近道ではないとわかった、ということです。

ワルツをかっこよく弾く…とか
トロイメライを素敵に弾く…とか

そういうための練習曲ではないですよね。

つまり、これからのピアノ人生、楽しみを最大化することを考える中で、ハノン・ツェルニーが視界に入らなくなったということです。


もちろん、「求める方向」が違えば結論が違ってくるはずで…たとえばベトソナが弾きたい曲の中心にある場合とか…
今の楽しみを最大化することよりも、上達の効率をアップすることを考えるというのはごく真っ当な話ですし。

逆にいうと、六年前の私が真面目にハノン・ツェルニーをやっていたとすれば(←仮定にしてもかなり無理があるが)
楽しみの方向や求める方向が今と違うものになっていたのかなという気もします。



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コメント (2)
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