アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

楽譜読むときは空気も読め

2019年02月25日 | ピアノ
フォーレのノクターン六番の譜読みのときは、あんまり臨時記号どっちゃりついてて、聞きなれない響きもいろいろあるもんで、常に

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「これで合ってるかなぁ」
と思いながら音を並べていたけれど、一番

「こりゃないだろ」
と思ったのは


1オクターブ上げ(8va)が妙に半端なところまでついてるけど、拍の頭の16分音符のところまで上げってそれは変だよね。

artomr先生レッスンのときに聞いてみたら「え? いや何も疑問に思わずに拍の最後まで8vaで弾いてましたよ」
えーなに?? それでよかったの??

先生も私も全音版を使って弾いたんだけど。先生は弾いた「後」でヘンレ版を買ったので持ってきていた。そちらを見せてもらうと…ちゃんとこの拍が終わるところまで8vaがかかっていて、まぁそりゃそうだろうよね、ってことで決着。

さて、shigさんちで「ぐいど」試用のため、shigさんがぐいどに入れてた春秋社版でこの曲を弾いていたが、この個所へ来ると


あれ…全音版と同じ。

で、shigさんに、どうして違う版なのに同じ間違いがあるの? と聞くと、
つまりたぶん、出版社のミスプリとかそういうんじゃなくて、元(フォーレが描いた楽譜? 初版?)がそうなっているんだろうとのこと。

「というか、そういうのは空気読めばいいんだよ」(=勢いで、拍が終わるところまでかかると読めばいい)

そういうもん?(o_o;; (artomr先生とおなじこという)

ほかにも「元」が間違っていたところはあって、たとえば春秋社版では修正してあるコレ

がそうなんだって。

あぁっ!!

それさっき、あっ、ここ私の楽譜と違ってる!! これなら納得いくんだよ!! って思ったところだ。

ちなみに全音版

ラのダブルフラット(=ソ)とソのフラットを一緒に弾くことになって、とっても変。

私: ここは春秋社版のコレ(納得いくほうの音)で弾いていいんですね?
shig: いいんです
私: が~ん!! 私が全音版の変な音で弾いてたのをartomr先生そのまんまスルーしましたけど。
shig: artomr先生はフランス音楽詳しくないからね(笑)

まじかっ!!

そしたらもう一か所、どうしても納得いかなかった個所で、春秋社版ではふつうの音になってた個所も同様ですね。

春秋社版:


全音版:

ファにわざわざナチュラルがついてて変な音。

なんだー

最初っから空気読んで弾けばよかった(爆)


いや…けど、どのへんまでなら空気読んじゃっていいもんかな(^^;;


* 追記: 116小節目の頭、右手で全音版はソ#になってるが春秋社版はソ(ナチュラル)

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