アニメの中のピアノシーンで、私が一番好きなのをあえて挙げると、
「四月は君の嘘」の中のドビュッシー「月の光」のシーン。
←そういえば「月光」弾いたことないな
場所は、学校の音楽室。あたりは暗くなってきて、月が出ている。
憧れの(カッコいい)先輩に振られてきて落ち込んでる女の子の横で、ただ「月の光」を弾いている主人公。
「ちょっと、なんとかいいなさいよ!! 何もいわないんじゃ、いてもいなくても同じじゃない!!」とキレられると
「いてもいなくても同じなら、そばにいるよ」。
かぁ~っ…なんちゅう女ったらしなんだ…
映像もキレイ、演奏は阪田知樹。サイコーです。
このアニメの音楽シーンは、長尺でノーカットの演奏音をそのまま使いながら、音楽に寄り添ってセリフや回想や、ちゃんとシーンが展開していくところ。この合い方がそれはそれは絶妙なのです。
そして、10月に公開される「蜜蜂と遠雷」、これまた「月」の名曲シーンが…
小説に素敵なシーンがあるからといって、それが映画に入るとは限らないので(実現可能性とか、尺の問題とか)どうなるかと思っていましたが、ちゃんと取り入れられてて、ほんとによかったです。
こんな→映画『蜜蜂と遠雷』亜夜と塵の月夜の連弾【10月4日(金)公開】
これは、「月の光」で始まるけれどそこからいろいろ展開して(ベートーベン「月光」も出てくる)、二人の掛け合い即興連弾が見どころで、音で会話する様子がとても楽しい。
最後、「終わるよ」のアイコンタクトから、弾き終えてフフフと笑う亜夜ちゃんがほんとにかわいい。
(これでこの二人が恋仲になるわけでもないというw)
演技も編集も含めてとてもよくできているシーンだと思います。ピアノは当然ピアニストが弾いていて、手だけのシーンはピアニストの手だと思うけれど、顔と手をあえて切らずに映しているところもあって、全体で違和感なく仕上げられています。これはすごい。
強いていえば、冒頭の「月の光」切りつなぎが強引で、このシチュエーションで即興連弾するのにこの展開で弾かないよなって思った。まぁ…この映画、なにしろ盛り込みたい要素が多すぎて長すぎて、一本分の映画にまとめるのは超絶大変だったと思います。
原作者さんが『前編後編はやめてほしい』って言ったんですね。(参考: 恩田陸インタビュー)
確かに、前後編になるととたんにおっくうになりますよね、一本にまとまってるのはありがたいけど。どうやって盛り込んだんだろう? と興味津々です。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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「いてもいなくても同じなら、そばにいるよ」。
かぁ~っ…なんちゅう女ったらしなんだ…
映像もキレイ、演奏は阪田知樹。サイコーです。
このアニメの音楽シーンは、長尺でノーカットの演奏音をそのまま使いながら、音楽に寄り添ってセリフや回想や、ちゃんとシーンが展開していくところ。この合い方がそれはそれは絶妙なのです。
そして、10月に公開される「蜜蜂と遠雷」、これまた「月」の名曲シーンが…
小説に素敵なシーンがあるからといって、それが映画に入るとは限らないので(実現可能性とか、尺の問題とか)どうなるかと思っていましたが、ちゃんと取り入れられてて、ほんとによかったです。
こんな→映画『蜜蜂と遠雷』亜夜と塵の月夜の連弾【10月4日(金)公開】
これは、「月の光」で始まるけれどそこからいろいろ展開して(ベートーベン「月光」も出てくる)、二人の掛け合い即興連弾が見どころで、音で会話する様子がとても楽しい。
最後、「終わるよ」のアイコンタクトから、弾き終えてフフフと笑う亜夜ちゃんがほんとにかわいい。
(これでこの二人が恋仲になるわけでもないというw)
演技も編集も含めてとてもよくできているシーンだと思います。ピアノは当然ピアニストが弾いていて、手だけのシーンはピアニストの手だと思うけれど、顔と手をあえて切らずに映しているところもあって、全体で違和感なく仕上げられています。これはすごい。
強いていえば、冒頭の「月の光」切りつなぎが強引で、このシチュエーションで即興連弾するのにこの展開で弾かないよなって思った。まぁ…この映画、なにしろ盛り込みたい要素が多すぎて長すぎて、一本分の映画にまとめるのは超絶大変だったと思います。
原作者さんが『前編後編はやめてほしい』って言ったんですね。(参考: 恩田陸インタビュー)
確かに、前後編になるととたんにおっくうになりますよね、一本にまとまってるのはありがたいけど。どうやって盛り込んだんだろう? と興味津々です。
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