アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

音色のためにもう少し太りたい(藤田真央)

2019年09月27日 | ピアノ
今日偶然関連動画で飛んだ
What's New! NAXOS - 2018.07.03 ゲスト:藤田真央さん [OTTAVA Salone]

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まだこれ、チャイコンに出る前の藤田さんですけど、3枚目のCD
passage ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
の宣伝らしき収録、たっぷり一時間。一時間は、トークだけではなくて、CDから選んだ曲を挟んでいくんだけど、このチョイスがまたおもしろいんです。おっ、そこで二楽章かよ、みたいな。

そもそも、CDを出すときには、どういう選曲をするかがとても重要だけど、何か全集というか、一連の作品だったらそんなに考える余地はないわけで、でもこのCDの場合はいろんな曲が入っているので、何を思って選んだかですね。

クララハスキルで優勝した記念というような位置付けでもあったので、コンクールで弾いたものから二曲、
モツソナ18とハンガリー狂詩曲2
はあって、それから自分的チャレンジの
ショパンソナタ3
あとはこれを軸に「補っていく」みたいな。並べ方にもこだわりが。

最後は、コンサートのアンコールにもよく使っているトルコ行進曲パラフレーズ。これは、この曲が入ったCDがあれもこれも絶版になってしまっていて、では自分が出そう、というところもあったんだって。

それで、ハンガリー狂詩曲とかトルコ行進曲パラフレーズみたいな、これでもかみたいな派手な曲との対比で、
ショパンノクターン遺作
これを「いい味だしてます」とか自分でいうの。

というか、クララハスキルのときのエピソードで、帰国途中、飛行機にパスポート忘れて(盗られたとかではない。落とし物センターから後日みつかった)帰れなくなったり(o_o) えっ

「人は驕るとダメですね、『日本に帰るとすごいことになってるんだろうな』とか」(^^;;

なんか天然なトークがすごいおもしろい。

好きなピアニスト、って話のときに、ホロヴィッツ、前はすごく好きだった、「今はそうでもない」とか
前は超絶技巧系(アレクセイ・スルタノフとか)が好きだったけど今は「音色にこだわっている人。まぁ誰でもこだわりはあるでしょうが」

それで、今のイチオシはラドゥ・ルプーで、見た目のゴツさとぽわーんとした音色のギャップ萌えだとか。

好きな音色のピアニストが、ソコロフとかルプーとか、重そうな感じなので

「音色のためにもう少し太りたい」

…確かに、クララハスキルのときよりチャイコンのときのほうが丸いかも!? そんな理由だったのか…

音楽以外の話もしていました。野球の話は私わかんないんですけど、
将棋は藤井さんのファン…今ぶいぶいいわしてる若い藤井くんじゃなくて、藤井システムのほうの藤井さんね。解説がおもしろいって。
今はあまりやってないけど前は将棋かなりハマってたとか。

最後の、聞いてくれた人へのメッセージは「ぜひコンサートに来て、生の演奏を聞いて、感じ取っていただければ嬉しいです」というものだったんだけど。いやもうほんとに!! CD聞いて、コンサートいっちゃって、もう聞いてると幸せで、自分音楽好きでよかったぁって気持ちになって、また行きたくなっちゃう。と、聞き手のほうの人がいってましたが同感です。


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