いつも関心がピアノに偏ってる私としては、チェロのソロ演奏会を聞きに行ったのは今日が初めて。
←真央ちゃんきっかけで、思わぬところへ広がる
なんで今日、チェロかといえばそれは、藤田真央さんを聞きに行こうということで思い立ったのが三回連続シリーズで、だからその一回目の今日がチェロというのはたまたまというかセットになっていただけなんだけど…
チェロって、オケとか、トリオ、カルテットでは、なくてはならない存在だけど、ひとりでコンサートを開くイメージがあんまりないよね。だから、広い舞台にぽつんと椅子がひとつある様子がなんか見慣れない感じ。
でも、最初の曲が始まったらいきなり、これはすごいと思った。
Sollima: Alone - チェロのための
チェロは、バイオリンと同様、四弦あるうちの二弦を持続的に弾くことができるけど、
それ(重音)プラス、左手で弦を「はじく」ことによってもうひとつ余計に奏でることができるわけ。
もちろん、「はじく」奏法はバイオリンにもあるけど。音が断然深いし、ほんと多様な音色で鳴らすことができるのだ(今日の演奏者、遠藤真理さんがうまいだけかもしれない)。
今日の演目は、Sollimaと、それから
藤倉大: eternal escape
黛敏郎: 文楽
が現代曲で、
バッハ: 無伴奏チェロ組曲第三番
が古い曲で、
エルガー: 愛の挨拶
が間くらいということになるけど、え、「愛の挨拶」!? …
それってピアノがいないと弾けないんじゃ? と思いますが遠藤さん自身の編曲だそうです。なるほど、旋律部分と伴奏部分が混ざったような進行で、でもなんというか…無理やりそんなチェロ一本で弾かなくても、というか…あんまり生きてる編曲だとは思わなかった。
チェロのソロ曲は、バッハと現代が多いのかなぁ…
ま、バッハはもちろん、超名曲ですね。今日の第三番は、バイオリン初心者が弾く(教則本に入っている)ブーレがあるやつですよ。やっぱり、ご本家チェロで聞くといいですね。でも、元々よく知ってる曲なので特に目新しくはなく、
Solimaと黛はすごかった。チェロひとりでものすごくいろんな音が出せて(しかもかなりいっぺんに)、「叩く」なんて打楽器的な音もあり、「文楽」のほうでは三味線ぽい音やお琴っぽい音やいろいろ、ほんと「はじく」にしてもはじき方でこんなにいろいろな音が出せるなんてね。
それとか、ピアノではぜったいできない、いったん出した音をヒュイーンと連続的に音程変えるやつ、あれを多用していてすごいおもしろかった。
で、単にそういう「変な音の出し方」カタログみたいなのではなくて、曲としてのまとまりもとてもよくできてて、いい曲でしたよ。
黛敏郎の文楽、曲解説のところに「楽譜に書いていない、チェリスト同士で伝わる(?)弾き方などがあり、私も先輩から教わった秘密な個所があります!」とあった。どれが秘密な個所だったのか、なにせ秘密なのでわからないけど、「べおん」って三味線チックなところとかかなぁ??
行くときは、「三回セット買っちゃったからしゃあないな」的な気分もあったりしたんだけど、行ってよかったよ。成り行きでもなんでも、出会っただけ、お得だね。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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なんで今日、チェロかといえばそれは、藤田真央さんを聞きに行こうということで思い立ったのが三回連続シリーズで、だからその一回目の今日がチェロというのはたまたまというかセットになっていただけなんだけど…
チェロって、オケとか、トリオ、カルテットでは、なくてはならない存在だけど、ひとりでコンサートを開くイメージがあんまりないよね。だから、広い舞台にぽつんと椅子がひとつある様子がなんか見慣れない感じ。
でも、最初の曲が始まったらいきなり、これはすごいと思った。
Sollima: Alone - チェロのための
チェロは、バイオリンと同様、四弦あるうちの二弦を持続的に弾くことができるけど、
それ(重音)プラス、左手で弦を「はじく」ことによってもうひとつ余計に奏でることができるわけ。
もちろん、「はじく」奏法はバイオリンにもあるけど。音が断然深いし、ほんと多様な音色で鳴らすことができるのだ(今日の演奏者、遠藤真理さんがうまいだけかもしれない)。
今日の演目は、Sollimaと、それから
藤倉大: eternal escape
黛敏郎: 文楽
が現代曲で、
バッハ: 無伴奏チェロ組曲第三番
が古い曲で、
エルガー: 愛の挨拶
が間くらいということになるけど、え、「愛の挨拶」!? …
それってピアノがいないと弾けないんじゃ? と思いますが遠藤さん自身の編曲だそうです。なるほど、旋律部分と伴奏部分が混ざったような進行で、でもなんというか…無理やりそんなチェロ一本で弾かなくても、というか…あんまり生きてる編曲だとは思わなかった。
チェロのソロ曲は、バッハと現代が多いのかなぁ…
ま、バッハはもちろん、超名曲ですね。今日の第三番は、バイオリン初心者が弾く(教則本に入っている)ブーレがあるやつですよ。やっぱり、ご本家チェロで聞くといいですね。でも、元々よく知ってる曲なので特に目新しくはなく、
Solimaと黛はすごかった。チェロひとりでものすごくいろんな音が出せて(しかもかなりいっぺんに)、「叩く」なんて打楽器的な音もあり、「文楽」のほうでは三味線ぽい音やお琴っぽい音やいろいろ、ほんと「はじく」にしてもはじき方でこんなにいろいろな音が出せるなんてね。
それとか、ピアノではぜったいできない、いったん出した音をヒュイーンと連続的に音程変えるやつ、あれを多用していてすごいおもしろかった。
で、単にそういう「変な音の出し方」カタログみたいなのではなくて、曲としてのまとまりもとてもよくできてて、いい曲でしたよ。
黛敏郎の文楽、曲解説のところに「楽譜に書いていない、チェリスト同士で伝わる(?)弾き方などがあり、私も先輩から教わった秘密な個所があります!」とあった。どれが秘密な個所だったのか、なにせ秘密なのでわからないけど、「べおん」って三味線チックなところとかかなぁ??
行くときは、「三回セット買っちゃったからしゃあないな」的な気分もあったりしたんだけど、行ってよかったよ。成り行きでもなんでも、出会っただけ、お得だね。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社