アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ゆっくり弾ければ速く弾ける

2019年09月24日 | ピアノ
モーツァルトを地道に2ページ毎に練習しておりますと…

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突然よみがえってきたんです。
ヤマハの先生が言ってた
大人の人は、ゆっくり弾ければ速く弾けるんですよ
という言葉。(おそらく)10年以上の歳月を経て。

意味わからんでしょ。私もずっとわかってなかったんですがね。

これ、たぶん、「ゆっくり弾ければ」のところにいろんな条件が暗黙的に含まれている(はしょられている)んだと思うんです。

ゆっくりでいいので…
おゆき先生が最近強調しているように、
弾き終わったら即、「しゅばっ」と次のポジションに移動してスタンバイ」とか、
最短コースを通っていく」とか、

要するに、速いときにするはずの動作をきちんと組み立てておく。

当然、その前にまず、音がわかって、指使いを決めておくことも含まれますし、
音楽的にどういう表現をすべきかということがわからなかったら最適動作も決まらないわけで、

考えてみれば「ゆっくり弾ける」までって十分けっこうな道のりですね。

Megumi先生も、ゆっくりのときにぜひ美しく弾くように提案していましたね(言葉遣いの記憶があやふやですが)。

で、そこいらへんまで到達してあれば、
あとはまぁ、そんなにかからずに「速く」弾けるようになる。

とはいっても、「速く」のところには自ずから限界があると思うんですけど…
肉体的、運動神経的な。

ただ、先日も「指でなく頭が回らない説が」に書いたように、そこは実はたいして問題じゃなかったりすることも多くて、「ゆっくり弾ければ」のところが解決しているならばあとはちょちょいと練習でスグだったりするわけですね。

それで、なぜヤマハの先生が「大人の人は」という留保をつけたかというと、子供の場合は(というかとりわけ小さな子供の場合は)、使ったことのない神経を一本いっぽんつないでいくような、地道な作業が必要になることがあるからということのようです。

大人は、何かしらピアノとは別の用途かもしれないけど、指とか手をしゅっと素早く動かすことはできるので、動作さえ組み立てられてしまえばあとは大丈夫といいたいわけです。

モツコン三楽章はほんと、速くてたいへんなんですけど、速いから弾けないというよりは、今はとりあえずゆっくりでもちゃんと(余分な動きや、迷いや、余分な力なく)弾けないページで手こずってます(^^;; でも、ゆっくり弾けるようになったら、別に弾けない速さではないと思います。

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