アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

指でなく頭が回らない説が

2019年09月20日 | ピアノ
どうせ指が回らないからな、と思って速い曲はつい敬遠するので、
選曲がノクターン系とかに偏るのですが、

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フォーレのノクターン六番も…結局、中間部は「ちょっ速」だし、
シューマンの子供の情景も、最初の曲はいい感じ(「異国から」)でゆったり始まって…結局、「鬼ごっこ」とか速いの出てくるし、

まぁそりゃそうだよね。曲のおもしろさの本質として「変化」があるとすれば、組曲の中でひとつの曲、ソナタの中のひとつの楽章を切り出すような選曲でなければ、遅いばっかりで終わったりはなかなかしないもんだ。

ただ、ノクターンの途中で速いの出てくるくらいだったら、弾けるテンポで弾けばいいやくらいに腹くくって練習始めるわけです。

そういうときたいていは、速いところを速く弾かないまま終わるんですが、
たまたま、フォーレのノクターン六番は、わりと長く弾いてたら、速いところのテンポが、ずーっと長期間にわたってじわじわと上がってくる。

つまり、ひととおり練習が進んだところで、「このくらいの速さが限界」ってのがみえてくると、
それは「指が回らないからだ」…運動神経方面から来る限界だと思ってしまうんですけど、
実はそこってまだ、指からくる限界ではない。

その証拠に、頭のほうの整理というか、単に音の列が頭に入ったということだけでなしに、
すいすいすらすらと出力できるようになっていくにつれて、
スピードはちゃんとアップする。

実は、指が回らない人なんじゃなくて、頭が回らない人なんだ(o_o)

特に、メトロノームでゆっくり練習したときなんて、
そのあと(メトロノーム使わないで弾いたら)スムーズに「ぽん」とテンポアップできたわけで、
それって明らかに「頭の整理」の問題じゃないですか。

メトロノームを使って目盛り上げてく、って練習をしたならそれは運動面での向上かもしれないけど、
メトロノームはゆっくりスムーズの練習しただけなので。

運動神経の問題だと、なにしろこのトシからだしそんなに向上は期待できないけど、
頭の問題なら…いややっぱりそんなにハードウェア的には向上しないだろうけど(^^;;
使い方でだいぶ工夫の余地はあるんじゃないかと思う。

たとえば、メトロノームを使ってゆっくりスムーズの練習をするというのは一定の効果があるだろう。

ほかには…

長期間その曲を練習するとか、
音を頭に入れるだけじゃなくて動きを整理して頭に入れるようにするとか。とか。

「指が回らないから」ってハナっからあきらめている曲もいろいろあるので、
選曲のハバが広がったらそれはそれで嬉しいな。
今「やれば弾けそう」な曲だけでも十分、一生分はあるんだけども(笑)

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