アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

シューマンとブラームスを、丸一日。

2019年09月29日 | ピアノ
クララ・シューマンが生誕200周年だかで(ハノンと同い年ですね!!)、世の中ではそれにちなんだコンサートとかも行われているようですが、

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今日私が参加したのは、クララ/ロベルトもしくはブラームス、この三人の曲に限定した会でした。曲かぶりなし、午前中から夕方まで、休憩もリハも最小限に(^^;; ひたすら弾き続け聞き続けるという、こりゃたいへんなことですが、けど充実した興味深い会でした。

相当な曲数が弾かれるわけですが、これらすべてを、作曲年順に並べて演奏します。ということで、私の弾いたブラームスのバラード一番と二番は、作品番号としては「10」とかなり若い番号になってますが、今日のプログラム中では第一部から第六部まである中の第五部でした。ちなみに第六部はブラームス間奏曲祭りとなります(笑)

私の前ではすでにブラームスのソナタなど、重量級の曲が来て
「ブラームスお腹いっぱい」
的なムードになっているところ、さらにさらにどんよりとエドワード。

かなり聴衆ニーズに反した流れだった気がする。

そう、エドワード(バラード一番)はさすがに、リユース曲だけあって、あがったときにもそんなに大崩れせず、今日もミスタッチはともかくだいたいやりたいことができた。
二番は、あがったらあがったなりに以下略。

あとで録音聞いてみよう(怖)

バラードが二つ続いた次は、同じブラームスでも連弾(16のワルツ)が続いた。今度はうって変わって明るいムードで、会場全体楽しい雰囲気になり一気にほぐれた。いいよね連弾。私はくさぴあさんと一番を弾いたけど、これはまぁ結構危なっかしくて、続く別のペアの演奏はとてもよかった。

今日はそれだけいっぱい、ロベルトクララブラームスと、こってりたっぷり聞いてきて、思うこといくつか。

まず、有名な曲には有名なだけのことがある、ということ。

今日はお題なので頑張ってクララを選曲している人が多かったけど、クララの曲って、相当じょうずに弾いていても、なんというか…曲に力がない…

あら素敵、次弾いてみたいわ、って感じにはなかなかならない。
(あと、弾いた人の証言によれば、見た目以上に弾きにくいとのこと)

シューマンなら幻想曲(の三楽章)、子供の情景、森の情景など、ブラームスなら作品116~119のあたりとか、曲自体に力があって、弾く人の技量や仕上がり具合はともかく、その人の言いたいことやりたいことが曲を通してぐぐぐっと出てくるし、聞いていてもおもしろい。

それと、今日の会場は、良く(硬く)響くピアノ、響きのよいホールで、ちょっと叩くとすぐうるさいという特徴があった。だいたい、盛り上がるところになるとかんかんとうるさくなってしまうし、でもただ全体を静かに弾いたらそりゃつまらない。うるさくなくちゃんと盛り上げるのが難しかったと思う。

ふだん、うるさく弾かない人が、盛り上がりのところで叩く感じになってしまうこともあったし、逆に、ふだん叩く人が、たまたまそういう部分のない曲を弾いて、すごく素敵な(ちょうど今日の会場・今日のピアノできれいに響く範囲を使って)演奏になっているのもあったし、こういった状況を瞬時につかんで最適な演奏をできる人はすごいな、と思った。

自分がどう弾いているかはいまいちよくわからない。録音聞いてみる(聞いても生とは違う感じかもしれないけど)


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