アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

もぐら叩き弾きはNGです

2019年09月12日 | ピアノ
今日は、内藤晃先生レッスン会@めるちゃんでした。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←他の人のレッスン聞いてると、「お!! そうそう(ぐっと良くなった)」と思うんですよね

タイトルにした「もぐら叩き弾き」というのはですね、おゆき先生がよく言う「ハエ叩き弾き」と語感は似てますけど意味は違います。ただし、結果的に似たような響きになることはあるんですがね。

「ハエ叩き」のほうは、弾く動作というかタッチのことを言っています。
指だけ動かして「触って弾く」をすればキレイな音が出るところ、
手全体をバタバタと動かして(無駄な動作大きく)弾くと雑な音が出るって話です。

「もぐら叩き」のほうは、ほらあのゲームを思い浮かべればわかるけど、もぐらがどこに出てくるか、
ゲームしてる人は知らないわけでしょう。
もぐらが出てきたのを察知してから、瞬時に叩く。ま、そういうゲームです。

ピアノを演奏するときは、あらかじめ設計図(楽譜)が示されているわけで、
当然、音楽が向かう方向を熟知してそのように準備して響きを作り、聞く人を導いていくべきところ、
先の見通しもなく「今」を必死に弾いていて、
楽譜ガン見、あ、次の音はコレ!! そのまま弾く(叩く)。というわけです。

今日見てもらった曲は、フォーレのノクターン六番なのですが、
まぁ音がややこしい曲なのでね、
でも途中ブランクありつつそれなりに長く弾いてきたので、
音が頭に入ってるところもあるけど、
まだうろうろしているところもある。

うろうろしているといっても、だいたいそこまでのテンポと同じに
いちおう音は並べられているという場合に、
でも逐次処理になっちゃってるとすかさず「ソコもぐら叩きになってますよ」とか言われるの。ばれてーら

内藤先生はミスタッチいろいろしてもたいてい何もいいませんが
よく吟味していない、必死な弾き方をするとスグ
「音の方向が違いますよね」
と止められます。

向かっていくほうがわけわからんくなって弾いてるのは、
「もぐら叩きで」つまり無計画に弾いているから、という場合と
自分が思ったように指が動いていない、という場合と両方ありますが
とにかくややこしい曲なのでね。言われてもなかなか治せません。

あと、「(タイミングが)合い過ぎてます。右手と左手は別の人のように」というのもよく言われましたが、これめっちゃムズいです。もちろんですがわざとずらして弾けということではなくて、右手の人と左手の人が別々に「歌って」いればアンサンブルとしては「合って」いる範囲で微妙にずれるはずで、それがむしろ自然な呼吸だというわけです。しかしそれは難易度高い。

私が往生していると、先生は「ショパンのノクターンありますか」と楽譜を出させて、一番有名なノクターン(2番)つまりもっとシンプルなケースでその左右別人を試させようとしたのですが「これ弾けますか」といわれて
「無理です。弾いたことありません(←きっぱり)」
先生はちょっと驚いた様子で…これも弾いてないっちゅうにこんなややこしいの(フォーレノク6)弾くなよと思ったらしい(^^;;

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする