突然だけど、今週末の練習会でドビュッシー/月の光を弾きたくなって、楽譜を引っ張り出してきた。
←名曲中の名曲です。飽きない。別に飽きたから次の曲行くわけじゃないです。
GVIDOに楽譜PDFが入っているなら「引っ張り出す」という表現にはならないけど、これはPDF化してなくて、というのもGVIDO買う前だったからというのがひとつ、それからこれはGVIDOでも譜めくりする暇がないからというのがもうひとつ。
楽譜が6ページ分あるので、それをちょっと縮小コピーしてかつ余白を詰めて、無理やり一回に譜面台に乗せられるようにしてある。
こういう「手をかけた」楽譜はとっておくに限る。「工作」の手間をかけたというだけではなくて
今日弾いてみたドビュッシー/月の光
…一年半前に弾いたままのわりに案外ちゃんと覚えている、かのように弾けているのはなぜかというと
楽譜の随所に赤ペンで「ラb」「ミb」とかカナがふってある(笑)
五線譜からハミ出た音(特に、ヘ音記号の五線譜から下へ)は、そもそもさっと読めないのだけど、さらにそれを縮小コピーなんかしちゃったら読めないから、いちいちでかくカタカナで書いといた。
過去の私グッジョブ。
で、弾いてみて思ったんだけど、もちろん間が空いて怪しくなっている部分もあるけれど、
明らかに弾きやすくなっている部分もある。
特に分散和音ぽいところ、音を把握しやすくなっているという理解の面と、鍵盤を掴みやすくなっているという物理的な面の両方で弾きやすくなっている。
たぶんだけど、「月の光」を弾かない間に、ショパン舟歌とかリスト愛の夢とか、そういうのを弾いて戻ってくると何かイイコトがあるのだ。
ひとつの曲をずっと練習していれば、それはもちろんだんだん弾けるようになってくるだろうけど、最初に譜読みしている期間は時間をかけただけどんどん前進していくのに比べて、自分のそのときの実力なりに弾けるところに近づいてくると、あまり改善しなくなっていく。その中でも突然のブレイクスルーが起きる場合もあるだろうけど、そうとも限らない。
それよりあまりその曲ひとつにこだわらずにいろいろ弾いて戻ってくると、「ぽん」と何かジャンプがある。
もしもよくできた練習曲セットがあって、かつ、それに真摯に取り組むことができるのであれば、最も効率よく、そういう…「月の光」が弾きやすくなってるとか、「舟歌」が弾きやすくなってるとか、そういう効果があるものなんだろうけども、
あいにくそういうメンタリティーじゃないので、出たとこ勝負、インスピレーションで弾きたい曲をどんどん弾いていく。行き詰ると放置してまた別の曲に行く。
そうやってぐるぐるしているうちに、気が付いたら別に音階が苦手じゃなくなってたとか、そういうことが起こるんだと思う。音階だったら、ツェルニーやればいいじゃないとか、まぁたぶんそういうノウハウはあるんだろうけども、昨日の話じゃないけども、「今」楽しいことならやる、「今」楽しくないことならしない、そうやって続けるのが私の「才能」だとしたら、気に入らない曲を無理して弾こうとするのも、あるいはちょっとダレちゃった曲を弾き続けようとするのも、それは「才能」が生きない道だろう。
だいぶ前に弾いた曲を突然弾いてみる、そうするといろんな発見があるのでとても楽しい。
それは、前と違った弾きやすさであったり、
前は気づかなかった曲の魅力であったり、
これは自分に向いているピアノ練習だと思う。つまり、昨日の話でいうところの「計画的訓練」がやりやすい練習方法。
どういうふうな順番やペースで曲に取り組むとやりやすいのかは、その人それぞれの性格や脳みそのかたちでぜんぜん違ってくるはず。ピアノの先生は、いろいろな生徒を見ているうちに幅が出てくるにしても、基本的には自分の経験をもとに、良いと思う練習方法を生徒に勧めるわけだけど、それがある生徒にフィットするとは限らない、というか、ある生徒がうまくそれに取り組めるとは限らない。ということで、最近のおゆき先生は、私がくるくる違う曲を弾くことを許容しているというか…諦めているというか…まぁまたいつか弾くみたいだからいいんじゃない、と思ってくれているようだ。
また先生の幅を広げてしまった。
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←名曲中の名曲です。飽きない。別に飽きたから次の曲行くわけじゃないです。
GVIDOに楽譜PDFが入っているなら「引っ張り出す」という表現にはならないけど、これはPDF化してなくて、というのもGVIDO買う前だったからというのがひとつ、それからこれはGVIDOでも譜めくりする暇がないからというのがもうひとつ。
楽譜が6ページ分あるので、それをちょっと縮小コピーしてかつ余白を詰めて、無理やり一回に譜面台に乗せられるようにしてある。
こういう「手をかけた」楽譜はとっておくに限る。「工作」の手間をかけたというだけではなくて
今日弾いてみたドビュッシー/月の光
…一年半前に弾いたままのわりに案外ちゃんと覚えている、かのように弾けているのはなぜかというと
楽譜の随所に赤ペンで「ラb」「ミb」とかカナがふってある(笑)
五線譜からハミ出た音(特に、ヘ音記号の五線譜から下へ)は、そもそもさっと読めないのだけど、さらにそれを縮小コピーなんかしちゃったら読めないから、いちいちでかくカタカナで書いといた。
過去の私グッジョブ。
で、弾いてみて思ったんだけど、もちろん間が空いて怪しくなっている部分もあるけれど、
明らかに弾きやすくなっている部分もある。
特に分散和音ぽいところ、音を把握しやすくなっているという理解の面と、鍵盤を掴みやすくなっているという物理的な面の両方で弾きやすくなっている。
たぶんだけど、「月の光」を弾かない間に、ショパン舟歌とかリスト愛の夢とか、そういうのを弾いて戻ってくると何かイイコトがあるのだ。
ひとつの曲をずっと練習していれば、それはもちろんだんだん弾けるようになってくるだろうけど、最初に譜読みしている期間は時間をかけただけどんどん前進していくのに比べて、自分のそのときの実力なりに弾けるところに近づいてくると、あまり改善しなくなっていく。その中でも突然のブレイクスルーが起きる場合もあるだろうけど、そうとも限らない。
それよりあまりその曲ひとつにこだわらずにいろいろ弾いて戻ってくると、「ぽん」と何かジャンプがある。
もしもよくできた練習曲セットがあって、かつ、それに真摯に取り組むことができるのであれば、最も効率よく、そういう…「月の光」が弾きやすくなってるとか、「舟歌」が弾きやすくなってるとか、そういう効果があるものなんだろうけども、
あいにくそういうメンタリティーじゃないので、出たとこ勝負、インスピレーションで弾きたい曲をどんどん弾いていく。行き詰ると放置してまた別の曲に行く。
そうやってぐるぐるしているうちに、気が付いたら別に音階が苦手じゃなくなってたとか、そういうことが起こるんだと思う。音階だったら、ツェルニーやればいいじゃないとか、まぁたぶんそういうノウハウはあるんだろうけども、昨日の話じゃないけども、「今」楽しいことならやる、「今」楽しくないことならしない、そうやって続けるのが私の「才能」だとしたら、気に入らない曲を無理して弾こうとするのも、あるいはちょっとダレちゃった曲を弾き続けようとするのも、それは「才能」が生きない道だろう。
だいぶ前に弾いた曲を突然弾いてみる、そうするといろんな発見があるのでとても楽しい。
それは、前と違った弾きやすさであったり、
前は気づかなかった曲の魅力であったり、
これは自分に向いているピアノ練習だと思う。つまり、昨日の話でいうところの「計画的訓練」がやりやすい練習方法。
どういうふうな順番やペースで曲に取り組むとやりやすいのかは、その人それぞれの性格や脳みそのかたちでぜんぜん違ってくるはず。ピアノの先生は、いろいろな生徒を見ているうちに幅が出てくるにしても、基本的には自分の経験をもとに、良いと思う練習方法を生徒に勧めるわけだけど、それがある生徒にフィットするとは限らない、というか、ある生徒がうまくそれに取り組めるとは限らない。ということで、最近のおゆき先生は、私がくるくる違う曲を弾くことを許容しているというか…諦めているというか…まぁまたいつか弾くみたいだからいいんじゃない、と思ってくれているようだ。
また先生の幅を広げてしまった。
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