アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノで測る五十肩の今

2021年07月26日 | ピアノ
ショパン・コンクール予備予選の反田さんの演奏、お聞きになりました?

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私は特に彼のファンというわけじゃないのですが、演奏素晴らしかったと思います。なんか、コンクールというより演奏会の、ピアニストオーラが出ているというか、堂々と聞かせる迫力がありました。

まぁ考えてみれば…彼のピアノは、一度、ショパコン優勝していますよね? 二次元ですが(カイ役)

それで、なんとなく「ピアノの森」アニメを思い出していて、そうするとやっぱり(?)ショパンエチュードOp.10-1(右手アルペジオのやつ)ですね。オープニングの。

ふと思い立って、楽譜広げて音を並べてみますと(←弾く、といえるようなテンポではない)…おぉ。
なんかラク。。

前にもそうやって、ちょちょっと並べてみようとしたことがあるんですよ。いつだっけかな…

この曲って、すごく幅広いアルペジオを弾いていきますから、


例えば最初に「ドソドミ」を弾こうとするとき、いっぺんにその四つの音を掴めるわけではないのですが、微妙にずらしながら1,2,4,5と行く。また、その繰り返しで駆け上がっていくときに、「手」の部分がその動作がうまくできるように、手首や腕・肩などのちょっとした調整でアシストしてるはずなんですよね。

だから、肩らへんが思ったように動かない状態だと、なんだか不自由な感じになるわけです。

それと、この曲だとずいぶん、左手と右手があっちとこっちを弾かなきゃいけないところがありますが、これも前はできませんでした。

というようなことを考えると、そうか、ピアノを弾く上での五十肩的な制約が、ようやくなくなったんだなということに気づきました。

というのも…まぁずいぶん長いこと、五十肩と暮らしているのです。最初は左から始まって、それが2019年の11月くらいからですか。
そして、ようやく左が治りかけたところで右が始まって、えーと交代はいつでしたか…2020年の半ばくらいかな。左が治るスピードは、治り始めてからはわりとスムーズで、痛くなくなってからは着々と可動域が増えたと思うのですが。

右は、痛みの軽快はむしろ左より早かったのに、可動域が増えていかず、日常過ごしている中ではほとんどその変化に気づかないほどです。

でも「気づいたら」家事に支障はなくなっていましたし(春くらいから)、今やピアノにおける微妙な支障もなくなったということです。

まだ腕が真上に上がらない(あと30度くらい)のと、動く範囲で上げるにも、角度によってはうまく力が入らないという問題があります。

つまり、生活上、残っている不便は「ピアノの大屋根を上げられないこと」です。これが上げられるようになったら完全解決。

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