週刊誌で、新型コロナワクチンを打ったあとに亡くなった人の数がセンセーショナルに取り上げられて
ワクチン接種後350人超が死亡!「死亡例リスト」にみるリスク要素は?
←夫婦そろって健康でまったり老後を過ごしたいものです
接種を推進したい側の人が一生懸命「接種後に死ぬのと接種で死ぬのは違いますよ」といっていますが(←これは当たり前)、
どっち側の人も…
ほんといい加減な出鱈目記事を書いてることがあって読んでるとクラクラしてきた。
みんな大丈夫?? さんすう苦手なの?? (私も別に得意じゃないけども)
今日見たトンデモ記事:
新型コロナワクチン接種後350人超死亡 接種しなくても死亡した可能性を区別できないし、むしろ自然死より少ない
このお医者さんがいってるのは、要するに人は死ぬんですよ(ワクチン打っても打たなくても)。
1億二千万だかいる日本人が、一年間(2020年)に1,384,544人亡くなったということは、一日平均で3,793人亡くなっている。(*)
ハイ、そこまではいいとして…
「接種したのは高齢者がほとんどで本来死亡率は高いことが予想されますし、日本でワクチン接種を初めて130日ですので人数、日数で死亡者を大雑把ですが比較計算すると、現在1万以上の死亡がないと本来有害なものとは捉えられません。」
この「1万」という数字がどういう計算で出てきたのか、書いてないのでわからないのですが、たとえば一回以上接種した人が31,621,774人いるところ、その人数の人が「接種後10日間」を過ごすと1万人くらい亡くなる((*)の比率から計算)ので、まぁざっくりいい線としましょう。
「ところがワクチン接種で亡くなったのは今まででたった354人。そうワクチンで万が一死亡したとしても自然死を超えていない、2桁も違うのです。」
???
354人が全部ワクチンで死亡した人だとしても、「一万人」と比べて2桁も違う、といっているのですが、何と何を比べているかわかっていっているのでしょうか。
癌やらなんやら、いろんな病気、あるいは事故、もろもろすべての死因を合わせて、一万人くらいの人が亡くなるでしょう、という話と。
354人というのは「副反応疑い」として報告された死亡の数です。
ちなみに、どういう報告をしてくださいという厚労省の医師向けご案内はこちら(新型コロナワクチンの副反応疑い報告について)です。
---------------------------
○アナフィラキシー(ワクチンとの関連によらず、接種後4時間以内に発生した場合が報告の対象です。)
○医師が予防接種との関連性が高いと認める症状であって、以下に該当するもの(予防接種との関連性が高いと医師が認める期間に発生した場合が報告の対象です。)
・入院治療を必要とするもの
・死亡、身体の機能の障害に至るもの
・死亡若しくは身体の機能の障害に至るおそれのあるもの
---------------------------- (太字はアンダンテによる)
「医師が予防接種との関連性が高いと認める」かどうかについては、すべてのお医者さんが同じ基準で判断するかどうかわかりません。そもそも、この報告された数が数百人だと多いっていうのか少ないっていうのか、「一万人」と比べても何もいえないんです。
もし、接種後10日(たとえば)たったときの生死を(理由のいかんにかかわらず)カウントして、接種してない人の場合と比べるというならまだわかりますけど。
元々、「報告」を求めているのは、その数がどうだから危険だとか安全だとかいうよりは、症例の中身を詳しくみて、たとえば同じようなことがたくさんの人に起きているとかしたらこれはワクチンによるものだろうか? と疑うといったそんなふうに使われるのではないでしょうか。
素人からみると、医師がどんなくらいで「関連性が高いと認める」もんなのかさっぱりわからないんで、354人が多いか少ないか、受け止めようがないというのが正直なところです。
参考までに、検索してみたインフルエンザワクチンでの「報告」ですが
平成 30 年シーズンのインフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告について
これだと、52,511,510回の接種で重症が141、死亡が3となっています。
…いやめっちゃ少ないですね。実績あるというか枯れたワクチンだとこんなものなんでしょうか? (もっとも、インフルエンザワクチンは打ってもかかるというかあんまり効き目のほうに有難味がないんですけど)
コロナワクチンの現状の報告数は、まぁ数でいうなら、やっぱり「多め」といってもいいと思います。ただしそれが、新しいものだから様子わかんないんでお医者さんが「いちおう」報告するほうに傾きやすいとかそういうこともあるかもしれないんで、「多い」から即、問題なのかどうかはわかりません。これから分析を進めていくということになると思います。
ということで、このワクチンはとりあえず親世代には「すぐ打て」と薦めたのですがその理由は、コロナかかると死ぬかもと思ったのと、コロナ恐れて引きこもりしてたらボケるかも、ということで打つ利益のほうが大きいと感じたからです(さんすう苦手なので計算はしていない)。
一方、娘には「様子見したら」と薦めたのですがその理由は、そもそも二十歳持病なし、多くの授業を家で受けている状況でコロナで死ぬ可能性がめちゃめちゃ低いので十分様子見する猶予があると思ったからです。
その「間」に位置する自分は?? (五十代持病なし出社なし)
それを判断するのに、もうちょっと頼りになる情報があるといいんですがね…
(現状は、地域のも職域のも、まだ申し込みできませんが)
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ワクチン接種後350人超が死亡!「死亡例リスト」にみるリスク要素は?
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接種を推進したい側の人が一生懸命「接種後に死ぬのと接種で死ぬのは違いますよ」といっていますが(←これは当たり前)、
どっち側の人も…
ほんといい加減な出鱈目記事を書いてることがあって読んでるとクラクラしてきた。
みんな大丈夫?? さんすう苦手なの?? (私も別に得意じゃないけども)
今日見たトンデモ記事:
新型コロナワクチン接種後350人超死亡 接種しなくても死亡した可能性を区別できないし、むしろ自然死より少ない
このお医者さんがいってるのは、要するに人は死ぬんですよ(ワクチン打っても打たなくても)。
1億二千万だかいる日本人が、一年間(2020年)に1,384,544人亡くなったということは、一日平均で3,793人亡くなっている。(*)
ハイ、そこまではいいとして…
「接種したのは高齢者がほとんどで本来死亡率は高いことが予想されますし、日本でワクチン接種を初めて130日ですので人数、日数で死亡者を大雑把ですが比較計算すると、現在1万以上の死亡がないと本来有害なものとは捉えられません。」
この「1万」という数字がどういう計算で出てきたのか、書いてないのでわからないのですが、たとえば一回以上接種した人が31,621,774人いるところ、その人数の人が「接種後10日間」を過ごすと1万人くらい亡くなる((*)の比率から計算)ので、まぁざっくりいい線としましょう。
「ところがワクチン接種で亡くなったのは今まででたった354人。そうワクチンで万が一死亡したとしても自然死を超えていない、2桁も違うのです。」
???
354人が全部ワクチンで死亡した人だとしても、「一万人」と比べて2桁も違う、といっているのですが、何と何を比べているかわかっていっているのでしょうか。
癌やらなんやら、いろんな病気、あるいは事故、もろもろすべての死因を合わせて、一万人くらいの人が亡くなるでしょう、という話と。
354人というのは「副反応疑い」として報告された死亡の数です。
ちなみに、どういう報告をしてくださいという厚労省の医師向けご案内はこちら(新型コロナワクチンの副反応疑い報告について)です。
---------------------------
○アナフィラキシー(ワクチンとの関連によらず、接種後4時間以内に発生した場合が報告の対象です。)
○医師が予防接種との関連性が高いと認める症状であって、以下に該当するもの(予防接種との関連性が高いと医師が認める期間に発生した場合が報告の対象です。)
・入院治療を必要とするもの
・死亡、身体の機能の障害に至るもの
・死亡若しくは身体の機能の障害に至るおそれのあるもの
---------------------------- (太字はアンダンテによる)
「医師が予防接種との関連性が高いと認める」かどうかについては、すべてのお医者さんが同じ基準で判断するかどうかわかりません。そもそも、この報告された数が数百人だと多いっていうのか少ないっていうのか、「一万人」と比べても何もいえないんです。
もし、接種後10日(たとえば)たったときの生死を(理由のいかんにかかわらず)カウントして、接種してない人の場合と比べるというならまだわかりますけど。
元々、「報告」を求めているのは、その数がどうだから危険だとか安全だとかいうよりは、症例の中身を詳しくみて、たとえば同じようなことがたくさんの人に起きているとかしたらこれはワクチンによるものだろうか? と疑うといったそんなふうに使われるのではないでしょうか。
素人からみると、医師がどんなくらいで「関連性が高いと認める」もんなのかさっぱりわからないんで、354人が多いか少ないか、受け止めようがないというのが正直なところです。
参考までに、検索してみたインフルエンザワクチンでの「報告」ですが
平成 30 年シーズンのインフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告について
これだと、52,511,510回の接種で重症が141、死亡が3となっています。
…いやめっちゃ少ないですね。実績あるというか枯れたワクチンだとこんなものなんでしょうか? (もっとも、インフルエンザワクチンは打ってもかかるというかあんまり効き目のほうに有難味がないんですけど)
コロナワクチンの現状の報告数は、まぁ数でいうなら、やっぱり「多め」といってもいいと思います。ただしそれが、新しいものだから様子わかんないんでお医者さんが「いちおう」報告するほうに傾きやすいとかそういうこともあるかもしれないんで、「多い」から即、問題なのかどうかはわかりません。これから分析を進めていくということになると思います。
ということで、このワクチンはとりあえず親世代には「すぐ打て」と薦めたのですがその理由は、コロナかかると死ぬかもと思ったのと、コロナ恐れて引きこもりしてたらボケるかも、ということで打つ利益のほうが大きいと感じたからです(さんすう苦手なので計算はしていない)。
一方、娘には「様子見したら」と薦めたのですがその理由は、そもそも二十歳持病なし、多くの授業を家で受けている状況でコロナで死ぬ可能性がめちゃめちゃ低いので十分様子見する猶予があると思ったからです。
その「間」に位置する自分は?? (五十代持病なし出社なし)
それを判断するのに、もうちょっと頼りになる情報があるといいんですがね…
(現状は、地域のも職域のも、まだ申し込みできませんが)
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