アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

伴奏を楽しむ会はクライスラーに決定!!

2011年04月15日 | ピアノ
去年の「素人が伴奏を楽しむ会」では「愛の挨拶」を伴奏したんだけど、今回はクライスラーがやりたいなぁと思って、虎視眈々と狙っていた。

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私がいちばん好きな憧れ曲は、「前奏曲とアレグロ」なんだけど、あれは長いし、「アレグロ」になるとお指の都合がつかないし、まぁどうやっても無理だね。ってことは、バイオリン側からも、ピアノ側からも、当面、あの曲にはどうしても届かないってことか…(当面、といったって、いつになってもピアノの「お指」の都合がよくつくようになるって話はありえないわけだが)

それで、それ以外でお気に入りというと、これ。これなら短いよ。

クライスラー「シンコペーション」 ←パールマンの演奏をはっときます

おしゃれな曲でしょ? (^-^) これ、バイオリン曲としてはめずらしく、あまり高い音がないので、発表会でなんとか弾けないかしらん(バイオリンを、です)という無謀なことを考えたこともあるのだが、先生にやんわりダメ出しされ(「むずかしいですよ~」)、まぁ冷静に考えたら、1ポジでベタベタ無理やり弾くとあまりにも味気ない感じになりそうなのでやめた。

だったらピアノ側で、ということで提案したところ、案外先生からの感触は芳しくない。別に先生は、私のピアノの「お指」の都合的に苦しいということを言ってるわけではなく(そこまで詳しく知らないはずなので)、相当合わせにくい曲だという。

まぁ、確かに「シンコペーション」だからね。リズムの掛け合いがおもしろいけど、わかりにくくはないしノリのいい曲じゃない??

「前、どうしてもこの曲を弾きたいという生徒さんがいて、伴奏はピアノの先生だったんですけどこれがなかなか合わなくて苦労しました」…ふむふむなるほど、そういう「トラウマ」があるわけだ。

それで、なにしろ私はいつでも自転車操業で、今、ピアノといったらブラームスしか弾いてないので、クライスラーはまったく弾けないんだけれども、とりあえず「合わせは可能」という見通しを先生につかんでもらって了承をもらい、曲を決めてしまいたいと思った。

ということで、先日のレッスンの際に楽譜を持っていき、「まだこれから練習するんでまったく弾けませんが、リズムがわかるように『どっかの音』を弾きますから合わせてみていただけませんか」

ピアノだけは気分を出してグランド。私は、ほんとに右手だけ弾いたり左手だけ弾いたり、不協和音ではないトコを適当におさえてリズムを刻んだり、まぁひどかったけど、「こう合わせる」というのがわかるように弾いてみた。そしたら、伴奏をしたとはまったくいえないけどリズムの合わせはノープロブレムで、先生も「これならいけますね!!」「おしゃれな曲ですよね」

…でしょ?? その生徒さんがどうだったか知らないけど、先生のバイオリンと私のピアノで、この曲なら合わせに問題はないはず。問題は私が音をはずすことだけ(断言)

最初はわりとリズムどおりに弾いたので、じゃ試しにねっとりバージョンってことで、たっぷり待つのもやってみたけどこれもこれでいけそう。ということで曲は決定!! あとは練習するだけ(笑)

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今日はシャケ弁にしてみた


こじろうは、弁当のシャケだと冷めてるから嫌なんだって。シャケなしにして肉多め
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新学期弁当生活

2011年04月14日 | 中学生活
ま、新学期だからといって、何も変わりばえしないのが我が家の弁当生活です。

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はなひめの給食が始まってうれしいなというくらい。はなひめの弁当まで作らなきゃいけないとなんとなく調子が狂っちゃいます。一個増えるからというのもあるけど、これは好きじゃないとかこれは口内炎にしみるとかうるさくって(-_-;;

ほかの人は、文句をいわないように「しつけて」あるので問題ありません。こじろうがよく「もっと肉入れて」っていうけど。

私の作る弁当はよほどのことがないかぎりワンパターンで:
(1) ごはん+ふりかけ
非常に稀に、混ぜご飯になることあり。

(2) 卵焼き
市販品(切れてる厚焼き卵)のときと、手作り品のときがある。市販品はきっちり「四角」、手作り品は変な格好なので写真でもすぐわかる。市販品はかなり甘いので、手作り品の味のほうがやや人気。塩ちょっと、水ちょっと、めんつゆちょびっと入れます。卵焼き器に数回に分けて薄く流して巻いていく正規の方法ではなく、大きなフライパンに一気に流して、半熟あたりでガーッとまとめる方法を採用。はやいです。

(3) プチトマト
プチトマトがないときはにんじんたらこ。赤がないとちょっと寂しい。けど入ってないこともある。

(4) 煮物かきんぴら
一番人気はこんにゃくきんぴら、れんこんきんぴら。ひじき煮、切り干し大根煮などの場合もある。市販品ではたけのこが人気。市販品は量がちょんぼりなのがどうもね。

(5) 肉または魚
生協の冷凍品大活躍。

(6) 緑のもの
ピーマン、ブロッコリー、アスパラなどが定番。枝豆でごまかすことも。

今週の弁当一挙掲載…
月曜日

イカ&ブロッコリーの塩炒めがややふだんと違うポイント。そういう冷凍品(味つき)が売っていて、炒めるだけ。おいしい。場所がふさがらなくて肉団子が二種類入っている(笑)

火曜日

こんにゃくきんぴらを作ったのでちょっと埋まりやすくなった。前夜の残りのカキフライがふだんと違うポイント。夜遅い時間にスーパーの残り少ない惣菜売り場で。

水曜日

いわしのゴマ竜田がポイント。いっしょのフライパンでピーマンを焼いた。写真は、またろうの弁当とよしぞうの弁当が並んで写ってるが、よしぞうのほうは枝豆、またろうのほうはハンバーグという微妙な違いがある。

木曜日

煮物がないとなかなか弁当が埋まらない。埋まらないときは冷凍コロッケの出番。かぼちゃのゴマコロッケが人気。プチトマトの下の丸いのはチキンカツ。

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「誰も知らない」の「誰も」というのはつまり

2011年04月13日 | 生活
この映画が公開されたのって、2004年なんですね。もうずいぶん経ってしまっていますが、ようやく見ました。

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下敷きになったのは「巣鴨子供置き去り事件」(参考:「誰も知らない巣鴨子供置き去り事件」)だということで、それを聞いただけでちょっと見るのに勇気がいるというか、結局私は、DVDを家で見ないで、ポータブルプレーヤーに入れて一人で見たわけですが。

でも、この映画は悲惨さを描いたものではなく、別に社会問題を世間に訴えようとしたものでもないようです。どちらかというと、ただ映画として「良いもの」を撮りたかったんじゃないだろうかという感じがしました。

この映画の描写は非常にたんたんと進んでいき、目線は世間ではなくて子ども(本人)に近いところにあります。子どもの養育をせず置き去りにする母を「とんでもない」と思うのは世間の見方であって、子どもからはほんとに慕われている存在なのです。

面と向かって行われる虐待であれば、映画的にも「きれいに」描きようがないですが、これはネグレクトですから、暴力シーンとか罵倒するとか、そういうのがありません。むしろ、母と子がいっしょにいるときは、ほのぼのした交流があり、母が子どもたちをかわいがっている様子が描かれています。

家の中の家事、家計というものはほとんど長男(第一子)に任されていて、それを長女(第二子)が助けています。長男は、子どもとしてできる範囲で、とてもきょうだいの面倒をよく見ていますし、思いやりの深さは痛いほどです。そして、この子どもたちの家の整え方は非常にきちんとしていて、母がときどきでも帰ってお金を渡している間は、それなりの秩序が保たれています。

滞納によりライフラインが止まり、さらに食料品を買うお金にも事欠く状況になると、家の中もぐちゃぐちゃになってきますが、それまでは、食器を洗ったり、洗濯をしたり干したり、ごみを片付けたりという営みがまっとうに行われています。

それはたぶんとても現実離れしている部分で、子どもの出生届も出さず学校にも行かせず、帰ってきたり帰ってこなかったりの母が、そうやってまともに「生活力」を持った子どもを育てられるというのはどうもありそうにないことに思われます。実際どうだったのかわかりませんが。

さらに、事件の最も「肝」の部分だった死亡事故も、映画中では単なる事故として描かれていますし、現実には兄を含む数人による折檻死だったわけですから、映画用にきれいに作っただけ…というかまぁ、事件にインスパイアされて別の話を作ったと思うほうがいいかもしれません。

で、映画としては非常によくできています。母親役のYOUさんはほんとにハマリ役で、大人として母としての責任はまったく果たしていないけれども、ふんわりした存在感で、少なくともいるときはやさしい…友だちみたいなノリ…というのが無理なく演技されています。主役の男の子は、カンヌ映画祭で賞を取ったそうですが確かにすばらしい。そして年下の子どもたちのかわいさと自然さは出色の出来で、どんな環境にあってもそこでできる範囲で遊びを見つけて過ごしていく様子が丁寧に描かれています。

私がこの映画を見て一番感じたことは、子どもたちは、自分の置かれている境遇の異常さに気づかず、助けを求める声も上げないものだということです。つまり、タイトルにある「誰も知らない」の「誰も」の中には本人も含まれるというか、まず本人が含まれるということです。

子どもは、自分が育てられている環境のことしか知らないのがふつうで、ましてや家に閉じ込められて生活し、幼稚園・保育園・小学校に通うこともない場合には、家庭環境がよそと違うことを認識できません。そういう意味で、せめて学校というもうひとつの環境があって、そこで「ふつう」「世間並み」は何なのかを知ることができれば…いや、学校に通っていてさえあまり気づかないこともあるものですが、でも、せめて、学校に行けていれば。

監督もそういう気持ちで、「いつになったら学校に行けるの」「学校に行きたい」というようなセリフを入れているのだと思いますが、実際のところ、学校に行ったことがない子どもがそんなセリフを言ったかどうかははなはだ疑問です。

子どもは親を選べないし、親が構築した家庭環境がいくらおかしくても、それに気づくのは人生のずっとあとのことになります。怖いことです。

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やっぱり少しずつでも毎日 バイオリンレッスン(58)

2011年04月12日 | バイオリン
なんかここんとこ、すごく自転車操業で…え?? いつなら自転車操業じゃなかったのかって?? そういわれると困るんですけど、まぁ程度問題です。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←次はもちっと練習していこう(^^;;

無謀な挑戦、ブラームスのソナタが、気がついたらけっこう間近な日にちに迫ってきていて、それがもうどうにもこうにもちっとも音が並んでこなくて、でもものすごくいい曲で弾けば弾くほどスルメのようで、手放せない。

それで、土日も、時間があるとピアノ…で、バイオリンは、アンサンブルレッスンのときに弾いただけというていたらく。これまでも、バイオリンは平日10分とかの短時間コースではありましたが、こんなに「触らなかった」のは今週初めてかも。

で、そうするとどうなるかというと。触ってびっくり、ほんとに音が鳴りません。バイオリンがスネたらしいですよ…弾きにくいのなんのって。

その状態で、今回からカイザーの二番、ロングトーンをクレッシェンドしてデクレッシェンドして、って、そんなことできませんよ。鳴らないし、音程も定まらないし、散々ですけどもう開き直って進めていきます。

さらに今度はロングトーンでビブラート、しかも音の入りではかけないで、だんだんかけて、またしぼめていってビブラートなしで終わる。先生がやるとこれだけでほんとにきれい。ビブラートは、「なんかかかっちゃう」というのでは困るので、こうやってコントロールの練習をするんだって…。話はわかりましたけど。

そして、ザイツのコンチェルトはついに第三楽章。ここのところ、ぜひ弾いてみたくなる華やかさでしょ?? だから、ごく練習しはじめのころにけっこうしつこく第三楽章を練習して、でもその後第一楽章で格闘している間はすっかり忘れてたんだわ。

それで、初見アゲイン状態になってて、楽譜ガン見して、先生にあきれられながら弾きました。重音のところとかは苦心惨憺。

あと、さらーっとしてるけどきれいに弾けないのがこれ。

ここをえっちらおっちら弾くとみっともない。弓の配分につきレクチャーされて、ひと段落、ちょっとよくなったね~と先に進んで、最後の盛り上がりはがしがしと弾けばなんてこと、ない、はずだったが…

「これは、弓を弾ませて!!」と先生のツッコミが入る。え?? だってフォルテッシモとかなるし、できないよー。

それで、スピカートのまま、音を強くするときの方法をレクチャーされ、まぁ説明はわかったけどそう弾けるってもんでもなく、でも最後ちょっと雰囲気つかんだかな?? というところでレッスン終了。

先生「次は何の曲やりましょうか??」

えっ、すごく弾けてないけど終わりでいいですか?? そんなザイツラブじゃないんで、私としてはオッケーですけど。先生は、「あとはこまたろう母さんにでも伴奏つけてもらって練習してればなんとかなるんでないの」くらいに思っていらっしゃるのかも(笑)

それにしても、ほんの少しでも毎日弾いてるとぜんぜん違うのねー。よくわかりました。

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オーーンブラマイフ♪(アンサンブルレッスン)

2011年04月10日 | バイオリン
昨日のアンサンブルレッスンではね、ほんとに「合奏」できたんですよ!!

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←1stバイオリンが「まともなら」すてきな合奏に!!…なるはずの曲

正規の生徒(?)では、出席したのは私だけ。でも、「トラ」でビオラ1、バイオリン1が入りまして、先生も合わせれば四人ですよ。

ところがそこへ私が遅刻していったんですけどね…電車が途中の駅で止まっちゃって、どうしようかと思いました。まぁ、結局遅刻は7分くらいだったかな。前回の、先生とのサシのレッスンで譜読み済みだから、いきなり入っていっても大丈夫かな…

曲は、オンブラマイフ。1stなので、前奏的な部分が終わると、いきなりロングトーンしなきゃいけなくって、だからこれが嫌なんだってば。というかできません。Largoのテンポで、7拍分。クレッシェンドして、それからデクレッシェンドして。無理むり、ムリったらムリ。

それで、「弓かえしてもいいですか」ってなヘタレなことを言ってみたが、先生は非常にまじめに検討なさったあげく、「これはダメです」とおっしゃる。

とにかく出だしで弓を節約モードで行くのが大事らしいが、そうすると音がどうにも聞き苦しい音で。ぐぎゅえー、っとなりそうだ(^^;;

ほんとはこんな感じに艶っぽく歌いだしたいの→キャスリーン・バトルのオンブラマイフ

ま、それはともかく、何度かやってるうちにとにかくつながるようにはなった。聞き苦しいには違いないが、他パートが支えてくれてるから、ひとりで弾くのに比べれば目立たないしね。

だんだん、合うようになってきたら、やっぱりいい曲だな…でもやっぱりビブラートが(かけるとよけいきたなくなるビブラートじゃなくて)ちゃんとかかるようになってから出直したいなと思いました。あ、昨日はかけてませんよ。ビブラート。ビブラート練習中であることは、アンサンブルのほうの先生には内緒です(^^;; ビビラートは多少かかったところもありましたが。

七月のハッピーアンサンブルの曲は、先生(アンサンブルじゃなくて個人レッスンの)経由で、ハイドン第一希望、あとはおまかせで、でも「音符が長いのはいや」と希望してあったので、昨日割り振り表を見せてもらったところによると、オンブラマイフとG線上のアリアは入ってなかった。来年…くらいにはそういうのもやりたいな。

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