アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(16)

2013年05月22日 | 小学生活
四月頭から、学童のロッカーには置き傘(折りたたみ)を入れてあったはずだが、この日記によればゴミ袋をかぶって帰宅となっている。確か、雨が降っても傘があることに気づかないので、この先も何度もゴミ袋で帰ってきたはず。

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* * *

2000年4月24日(月):どしゃぶりのち晴

今日は、私の職場の「市内局番」が変更になった連絡を書くので、小学校にも学童にもきちんと連絡帳を出してもらわないといけない。「こっちは学校、こっちは学童に出すんだよー」と念を押す。

夕方になると、日中のさわやかな天気から一転してどしゃ降り。夫が家に着いたとき、家の前には即席レインコート(=ごみ袋)をかぶったまたろう他数名の子供たち。しんくんママが心配して、数名まとめて送ってきてくださったのだ。ありがたや。

またろうは、突然の雨をかぶったことだけじゃなくて、今日なんだか何度も転ぶ日で、膝小僧のおんなじところを3度もぶつけてしまって痛いといってめそめそしていたそうだ。「(3度目は)かざっちがおんぶしてくれたとき、つぶれちゃってまたここぶつけたの(;_;)でもかざっちね、ごめんねっていってくれたんだよ」、、

それでもパパと家に入って、ごみ袋を脱いで、パパはこじろうを迎えにいってしまったがその間「おてがみ」と「おやつ」でだんだん元気になったらしい。私が帰宅したときには(7:30)もちろんみんな揃っていて、「おかえりー(*^-^*)」と笑顔のまたろうだった。

今日の「おてがみ」では科学と学習の読者全員サービス(といっても有料)、オリジナルスタンプを作ってくれるというものの応募用紙を入れ、書き方(黒いペンで枠の中に書くなど)を説明しておいた。またろうは案の定デジモンの絵を熱心に描いていて、ごきげんでお留守番できたというわけ。

夕食のときにはぼちぼち学校の話もしてくれて(これまではなかなか聞き出せなかった。4月12日参照)、「きょうの休み時間はね、せんせいが、みんなおそとにでてあそびなさいっていったの」「おうちのなかばっかりであそんでると、手のほねや、足のほねがまがっちゃうんだって」「かざっちと、ようくんと、たけくんと、たたかいごっこをしたんだけど、またろうたちのほうがよわすぎた(^^;;」

その間、またろうが「教室から、**の方へも**の方へもでられるんだよ」とかいうたんびに、こじろうが「そぉーなんだよ」などと知ったかぶりするので、
またろ「てめー知らねーくせに」
こじろ「しってるよぉ」
と不毛な兄弟喧嘩になってうっとぉしい。

連絡帳は間違えずに両方出せた(^-^)。今週から配られた「じかんわり」をみて自分で明日の支度を揃えるのもすこーし、できるようになってきたが(つまり「こくご」なら「ノート」「教科書」を入れるとか、明日ないものはランドセルから出すなど)、ひとつの動作をするたびに目についたおもちゃで遊び始めたり別の話を始めたりするのでそのたびに「お支度すんでからにしなさい!」と思い出させないといけない。

* * *

このときは、「悠久の時」を浪費してでもじかんわりを揃えさせようと果敢な挑戦をしているが、ほどなくあきらめて(^^;;
…だって、もっと急を要することがいくらでもあるんだもの…
「じかんわりは、ぜんぶ入れておく」
というソリューションに至るのだった。

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Shigeru Kawaiのピアノに似合う曲

2013年05月21日 | ピアノ
Mixiのピアノサークルいくつかに掛け持ちで入っておくと、日程の都合で選り好みすることができます。「ココとココじゃ近すぎだよな…」など。

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ま、ぜいたくですね(^^) あと、開催場所も多少選びます。遠いよりは近いほうがいい。

日曜日、カンタービレの会は、日程がちょうどよく場所もまぁまぁということで参加申し込みをしていたのですが、近くなってきたらばあれもこれもと用事が降って沸いて、練習もできてないわ当日は大遅刻だわで何やってるかわからなくなってまいりましたが。

でも行こう。

直前になって、忙しいからどうしようかと思うことはしょっちゅうあるけど、結局行ったことを後悔したことはない(^-^)v 行ったらなんか絶対収穫あるって。たとえば、昨日書いたみたいな突然の納得。

それとね、ピアノ。今回のピアノはShigeru Kawaiで、私はこのピアノ、弾いたことがなかったんですが、やっぱり、いろんなピアノに出会うってのはイイですよね。いろんな人に出会うのももちろんイイですが。

二時間ほど(!)遅刻をして、会場に入っていくと、ちょうど次の演奏者はとーるさん。なんかそれってツイてる~。とーるさんのスクリャービンがいいのはいうまでもないけど、それと、紫游さんのドビュッシー。そういえば、私は紫游さんのピアノは録音で聞いたことがかなりあるわりに、生はちゃんと聞いたことが…あったっけ…ないかも。生の紫游さんはイイですよとっても。

休憩になったところで、紫游さんに挨拶すると、「Shigeru Kawaiを弾きたかったので」「Shigeru Kawaiに合う曲を持ってきた」というようなことをおっしゃってました。さすが私の尊敬するピアノマニア、オフ会に参加するにも心がけが違います(私はピアノ銘柄を知らないで参加)。

ところで、Shigeru Kawaiってどんなピアノ? と聞くと、とてもやわらかい音が出るから、ベートーベンとかブラームスとかがつんと行くより、ドビュッシーとかなんか、pやppを自信持って弾きたい曲。嫌な音になりにくいので、素直に弾いても鳴り損ねが少ないし、というようなことでした。

それを聞いておいたので、自分がグラナドスを弾くときも、とっぱながpだけど怖がらずにわりとしっかり弾いてみて、なるほどこれはいいかも。それでまぁ、練習不足が祟ってミスタッチの嵐でしたが、それなりに気分よく弾いてたんですね。

そしたら、大きな落とし穴…

私は、暗譜というものを基本的にまったくしませんので、人前で弾くときも楽譜ガン見で弾いてます。ところが、なぜか弾くほうに集中してしまって、たぶん音が大きく飛ぶ曲だから楽譜から目を離したというのもあるかもしれませんが、気がついたら楽譜を見ないで弾いていて、自分でその事態に気づいてびっくり(笑) 今(楽譜上の)どこを弾いてるのって。

それで大きく止まってやりなおしをしました。ひゃー。

ということで、半端な暗譜は怪我の元でございます。教訓として録音はハードディスクにしまっておきます(^^;;

事故っておいて説得力もなにもありませんが、Shigeru Kawaiにはグラナドスも合うかと思いました。

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譜読みが急に進んだ!!(亡き王女)

2013年05月20日 | ピアノ
昨日は、カンタービレの会でピアノを弾いてきたのですが、そこで私的に「おぉ」と思ったことがありました。

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話は、はなひめの学校の音楽の授業を参観したときに遡るのですが。そこで、子どもたちが歌っていて、女子校ですから「ソプラノ-メゾソプラノ-アルト」と三部に分かれていました。

ソプラノさんは「ドドドシド」
メゾソプラノさんは「ソラソソソ」
アルトさんは「ミファミレミ」
と歌いますと、基本の和音進行「1-4-1-5-1」になります。なるほどなるほど。きれいですね。

でも、そこで先生は満足せず、まずはパート別練習。「アルトさんは、ミを中心に動きますね」「もっと、レからミに戻りたいという感じで!!」と和音のツボを押さえていきます。それから再度、合わせてみると、おぉ!!

和音の進行というものの意味が感じとれる美しい響きが(^-^)

…ということがありました。そこで私は、「レからミに戻りたい」と思って歌うことで、演奏がちゃんと違うということを、深い感銘を持って受け取ったのです。ピアノでチャラリと弾いてしまうのとはちょっと違う、納得です。なんとなく。

しばらく前から、いろんな薀蓄を聞きかじって、「和音の進行が『わかって』弾く」ってどういうことなんだろう? と考えていたんですよね。わかったようなわからないような…やっぱりわからないような(^^;; そういえば、ショパンのワルツの暗譜をしようとあがいてみたときに、これが1の和音、これが5の和音…というふうに書き込んでみたりしましたけど、そしてそう思うと確かに暗譜には役立つと感じられましたけど、だからといって、そういうふうに意識することとと演奏はどうつながりがあるのでしょう??

そのような長年の疑問があったところへ、女声三部による和音の響きが、そうか、やっぱり、意識してるかどうかは聞いてわかる差を生むんだ、と強く思わせてくれたのです。生徒たちは特に理屈を聞いたわけでもなんでもなくて、ただちょっと「アルトさんは、ミを中心に動きますね」程度の指導を受けただけです。それで、確実に音が変わるんです。

とりあえず、和音を、聴いてみる?

それで、苦戦中の「亡き王女」ですが、ドレミでいって次の音が何なのかをひたすら追うのではなくて、出る和音の響きに耳を傾けてみたらどんなもんなんだろうかと。はっきりいって、ショパンのワルツのときよりずっとごちゃごちゃしてるので、ちっとも「わからない」んですが、だからほとんどただ「聴くだけ」です。

そうしたらなんだか、譜読みがちゃんちゃんと進むようになってきたんです。不思議でしょ。
といっても、私にとって難しい曲であることには変わりないんですが。

さらに不思議なことには。

日曜日に、カンタービレの会で、いろんな方の演奏を聞いていますと、みんなしっかり難曲を手中におさめて滞りなく弾いていますが(えらく滞ったのは私だけでしたマジで)、和音をどのくらい聴いてるかは、うまい人の中でもけっこう差があるような気がしました。気がしただけですけど。それで、私が好きな演奏は、そうやってしっかり聴いてる人の演奏なのかな? という気もしたんです。聴いていて、楽しい、流れがはっきりわかる、心に響く演奏です。

それで、なんだか突然、理屈抜きで、和音をよく聴くことと演奏はきっとつながりがあると思えたんですよね。

今日、ちょっと時間があって、といっても正味一時間くらいですけど、「亡き王女」を真剣に弾いてみたらば、急に弾きやすくなったんです。先日、「指が当たらない」と書いてましたが、それは、指の形(ポジション)云々の話だけではなくて、音がそもそも頭に入っていないという問題が大きかったのかもしれません。突然、その一時間で譜読みが進んだような、なんか狐につままれたような感じです。

それで、その一時間のビフォーアフターがあればおもしろいんですけど、まぁいつものことながら、ビフォーはない(^^;; とりあえず、突然ここまで来たというアフター(といっても譜読み中)の録音です
イマココ

「れんしう会」は木曜日。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(15)

2013年05月18日 | 小学生活
習い事に行くのに、親が休みの日じゃないとダメということだと、土曜日くらいしか行けないのだが、平日に本人が一人で行けるとなると、がぜん幅が広がってくる。しかし…

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* * *

2000年4月22日(土):習い事の変化

今日は小学校休みの土曜日。でもまたろうは9時になるのを待ちかねて(いちおう休みの日によその家にピンポンするのは9時以降という習慣にしてある)どこかへ遊びに行ってしまったので静か。こじろうも外に行きたがってあばれるかと思ったけれど、なぜかそれは言い出さず静か。まぁ、土曜日は大好きな「音楽教室」と「スポーツクラブ」があるのでちょっとうれしいらしいのだ。

習い事はなりゆきでまたろうもこじろうも2つになってしまっていてちょっとうっとおしい。しかも、この4月からまたろう・こじろうで時間帯がずれて、パズルのような送り迎えをこなさなければならず、ぜひ一つやめてほしいのだが二人とも両方を気に入っていてひっこみがつかない。

またろうもこじろうも気に入っている「音楽教室」ですが、こじろうはともかくまたろうは、音楽より、今教えてもらっている先生が好きなのではないかと思う。その先生が5月で異動になってしまう(土曜日は別の教室に行く)ので別の先生に習うことになるからさぞがっかりするだろうな、、まぁ、これで行きたくなくなったら晴れて(?)やめられるかな、などと考えていました。

ところが、金曜日の5時半からでよければ同じ先生で続けられるという話が突然あり、本人に打診すると即座に「その日は学童を5時帰りにしておんがくきょうしついく!(^-^)」とのことで決まり。そうかー。土曜日以外に習い事はありえないという固定観念があったけど、本人の行動レパートリーが広がれば(バス一人乗り)それまでと違う選択肢があるもんなんですね。

こじろうの方も、お兄ちゃんと時間がずれて「オマケ(兄の個人レッスン30分のうち5分わけてもらっていた)」扱いでなく一人前の個人レッスンに昇格したので、「出席カード」をもらったし、いちおうカタチだけ何か持ってくるものがあったほうが楽しいでしょうといって「五線紙ノート」までもらったのでもぉご機嫌(*^-^*)。

この土日、なるべくこじろうとゆったりかかわってやって、「こじろうばっかり子供扱い(-_-#)」とへそ曲げられないようにしたいと思っているんですが、さて。

* * *

同じ先生で続けられる、というのは、一見よさそうな選択肢だったけれど、またろうには難易度が高すぎた。結果的にはこのあと、平日にひとりで教室に行くことに挫折して、音楽教室をやめることになってしまう。

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振って沸いた連弾話

2013年05月17日 | ピアノ
音楽の星座で「梅雨入り大練習会」というのが企画されてて、募集開始と同時にぽちりましたことよ。モチのロンです。

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そのときには、ショパンのノク15とかまぁ、弾いたことあるやつで、もっと弾いておきたいものを乗せようと思ってたわけです。日にちもあんまりありませんから。というか、本番は6/9ですから、今さら新しい曲ってのもね。

ところが、なんだか枠がいくつか空いてるとかで、引き続き募集がかかってたので、つい。

だってさ、どうせ行くなら、あれもこれもやるのが効率よくね!? と思い立ってしまった(^^;;

それで、もうひと枠ください!! 連弾します!! って言っちゃった。

相手はいなかったんですか(笑)shigさんが即OKしてくださいましたので。

こりゃ、大船に乗ったつもりでぶいぶいいっちゃおうかな~

何弾いてもいいっすね(^-^)
2ndはいくら難しくってもおっけーね♪

まぁでも、なかなかそんな片方だけ難しいとか都合いいのはないよね(笑)

ともかく、連弾の楽譜をばんと積んで、一冊ずつ崩してぱらぱらしながら、ぐふふ。。と見ているところなんです。

スタンダードなところで、ドリーとか、マメールロアとか、まぁみんな知ってて耳たこだよね。悪くはないけれども…
魔笛は好きだけどやったばっかりだし(そーいえばshigさんも聞いてた)。
案外、子ども向きとはいえ、中田喜直の「汽車は走るよ」とか好きなんだけど、あれはいつでもできるし。
ラフマニノフの六つの小曲のロシアの歌は、まぁ一度わりと満足いく演奏したし。
ビゼーのこどもの遊びは…(ぱらぱらぱら)…ギャロップとか、派手なやつやりたいけど指が動かないとつらいからパス。
動物の謝肉祭は、悪くないけど、ひとつじゃつまらないしどう組み合わせるか?? ちょっと保留。

そこでこないだ買った「ピアノ連弾作品集 第二巻」はどうだろう。

弦楽セレナードとか、交響曲とか、これピアノでやるん? 的な、けれん味たっぷりな感じが…
shigさんとやるなら、いいかも!?

ちょっと弾いてみよっと…

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