二年間のフランス留学でビッグになったゆかりちゃんの一時帰国!!
←バイオリンひとつでできることたくさんあるんだなぁと思った
これは行かねば~ということで行ってきました
古楽オーケストラ
La Musica Collana
Baroque Concerto Festival Vol.6
私は基本、ゆかりちゃんの追っかけなんだけれども
(なにしろ、ゆかりちゃんがお腹の中にいるころから「応援」してるので)
今回は総勢12人で演奏する古楽オーケストラの中で、通奏低音という役どころのチェンバロなんで、
ゆかりちゃんの活躍はあまり前面に出てきません。
アンサンブルの根っこをしっかりふんわり支えています。
代わりに、どうしても目が釘付けになってしまうのが、「森のくまさん(と、私が勝手に呼んでいる)」のバイオリンです。
ちなみに、前回記事→「音の始まりと終わり」
今回の演目は、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、ガルッピ、ルクレール、コレッリの協奏曲。
森のくまさんこと丸山韶さんは6曲のうち3曲でソロを務めていましたが、
ソロでない曲も、コンマス的なポジションで、
要するに、12人の古楽オーケストラでは独立した「指揮者」というのはいないんだけど、
「森のくまさん」が音楽全体に対して指揮者オーラを発しているのですね。
前に、ともやんさんのチェロの伴奏をさせてもらったときに(エックレスのソナタ)
初合わせ練習ナシぶっつけなのに、
ともやんさんの背中を見ているだけでまるっとどう弾けばいいのかわかったように、
あれのものすごく進化形だと思えばよいです。
のだめの中で千秋がバッハ協奏曲の「弾き振り」していましたよね。あれは、ピアノの配置を舞台の奥側に向けて、手が空いているときは実際に指揮したりするんですけど、コンマスは別に後ろを向いてるわけではありません。でも(あの広い)背中を見ていればきっとまるっと音楽の進行がわかるんですよ。そんな感じです。
客席に向かっても、「今まだ余韻を聴いてるとこなんだから拍手するんじゃねぇよ」みたいな「気」をしっかり飛ばしてます(笑)
バロックバイオリンって、パガニーニとかの超絶技巧曲で使われるような弓飛ばし・左手ピチカートとかそういうのはなくて、極端なハイポジも出てこないし、一見地味ですが、弓の使い方でものすごく柔軟で豊かな表現のバラエティーがあります。今回の「森のくまさん」はその自在な使いこなしが前にも増して堂に入っていただけでなく、バイオリンで奏でる音楽と、全体を率いる指揮者オーラの出し方がものすごく自然な一体感をもっていて、音楽に引き込まれました。
とてもわくわくするバロック(^^)
ふだん、アマチュアピアノ弾きにとっては、バッハばっかり存在感があって、ヴィヴァルディのことは忘れてますが(^^;; ヴィヴァルディの華やかさ、楽しさというのはまた格別です。
一曲目の「2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ニ長調RV564」というのは、ソリスト四人というそんなんあるんだ的な協奏曲ですけど、「2つのヴァイオリン」と「2つのチェロ」それぞれが
・ハモって平行的に動く旋律
になったり、
・追っかけっこ
になったり、
またその組み合わせがあるわけで、おもしろい曲です。
アルビノーニというのは…あ、それ、聞いたことある、ってたぶん、あなたのご記憶にあるのは「アルビノーニのアダージョ」(偽作)で、それと違うアルビノーニさんです。私もぜんぜん知らなかったんですが、優れたメロディーメーカーだったみたいで、とてもきれいな曲でした(5声のシンフォニア第二番作品2-3)。
コンサートを通して、すっかりくまさんファンになってしまったのでCD買っちゃった(ゆかりちゃんが入ってないのに!)
サインしてもらいました(^^)
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ゆかりちゃんの活躍はあまり前面に出てきません。
アンサンブルの根っこをしっかりふんわり支えています。
代わりに、どうしても目が釘付けになってしまうのが、「森のくまさん(と、私が勝手に呼んでいる)」のバイオリンです。
ちなみに、前回記事→「音の始まりと終わり」
今回の演目は、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、ガルッピ、ルクレール、コレッリの協奏曲。
森のくまさんこと丸山韶さんは6曲のうち3曲でソロを務めていましたが、
ソロでない曲も、コンマス的なポジションで、
要するに、12人の古楽オーケストラでは独立した「指揮者」というのはいないんだけど、
「森のくまさん」が音楽全体に対して指揮者オーラを発しているのですね。
前に、ともやんさんのチェロの伴奏をさせてもらったときに(エックレスのソナタ)
初合わせ練習ナシぶっつけなのに、
ともやんさんの背中を見ているだけでまるっとどう弾けばいいのかわかったように、
あれのものすごく進化形だと思えばよいです。
のだめの中で千秋がバッハ協奏曲の「弾き振り」していましたよね。あれは、ピアノの配置を舞台の奥側に向けて、手が空いているときは実際に指揮したりするんですけど、コンマスは別に後ろを向いてるわけではありません。でも(あの広い)背中を見ていればきっとまるっと音楽の進行がわかるんですよ。そんな感じです。
客席に向かっても、「今まだ余韻を聴いてるとこなんだから拍手するんじゃねぇよ」みたいな「気」をしっかり飛ばしてます(笑)
バロックバイオリンって、パガニーニとかの超絶技巧曲で使われるような弓飛ばし・左手ピチカートとかそういうのはなくて、極端なハイポジも出てこないし、一見地味ですが、弓の使い方でものすごく柔軟で豊かな表現のバラエティーがあります。今回の「森のくまさん」はその自在な使いこなしが前にも増して堂に入っていただけでなく、バイオリンで奏でる音楽と、全体を率いる指揮者オーラの出し方がものすごく自然な一体感をもっていて、音楽に引き込まれました。
とてもわくわくするバロック(^^)
ふだん、アマチュアピアノ弾きにとっては、バッハばっかり存在感があって、ヴィヴァルディのことは忘れてますが(^^;; ヴィヴァルディの華やかさ、楽しさというのはまた格別です。
一曲目の「2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ニ長調RV564」というのは、ソリスト四人というそんなんあるんだ的な協奏曲ですけど、「2つのヴァイオリン」と「2つのチェロ」それぞれが
・ハモって平行的に動く旋律
になったり、
・追っかけっこ
になったり、
またその組み合わせがあるわけで、おもしろい曲です。
アルビノーニというのは…あ、それ、聞いたことある、ってたぶん、あなたのご記憶にあるのは「アルビノーニのアダージョ」(偽作)で、それと違うアルビノーニさんです。私もぜんぜん知らなかったんですが、優れたメロディーメーカーだったみたいで、とてもきれいな曲でした(5声のシンフォニア第二番作品2-3)。
コンサートを通して、すっかりくまさんファンになってしまったのでCD買っちゃった(ゆかりちゃんが入ってないのに!)
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