アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「森のくまさん」のバロックバイオリン、ファンになりました

2019年08月25日 | バイオリン
二年間のフランス留学でビッグになったゆかりちゃんの一時帰国!!
    
   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←バイオリンひとつでできることたくさんあるんだなぁと思った

これは行かねば~ということで行ってきました
古楽オーケストラ
La Musica Collana
Baroque Concerto Festival Vol.6

私は基本、ゆかりちゃんの追っかけなんだけれども
(なにしろ、ゆかりちゃんがお腹の中にいるころから「応援」してるので)

今回は総勢12人で演奏する古楽オーケストラの中で、通奏低音という役どころのチェンバロなんで、
ゆかりちゃんの活躍はあまり前面に出てきません。
アンサンブルの根っこをしっかりふんわり支えています。

代わりに、どうしても目が釘付けになってしまうのが、「森のくまさん(と、私が勝手に呼んでいる)」のバイオリンです。

ちなみに、前回記事→「音の始まりと終わり」

今回の演目は、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、ガルッピ、ルクレール、コレッリの協奏曲。

森のくまさんこと丸山韶さんは6曲のうち3曲でソロを務めていましたが、
ソロでない曲も、コンマス的なポジションで、
要するに、12人の古楽オーケストラでは独立した「指揮者」というのはいないんだけど、
「森のくまさん」が音楽全体に対して指揮者オーラを発しているのですね。

前に、ともやんさんのチェロの伴奏をさせてもらったときに(エックレスのソナタ)
初合わせ練習ナシぶっつけなのに、
ともやんさんの背中を見ているだけでまるっとどう弾けばいいのかわかったように、
あれのものすごく進化形だと思えばよいです。

のだめの中で千秋がバッハ協奏曲の「弾き振り」していましたよね。あれは、ピアノの配置を舞台の奥側に向けて、手が空いているときは実際に指揮したりするんですけど、コンマスは別に後ろを向いてるわけではありません。でも(あの広い)背中を見ていればきっとまるっと音楽の進行がわかるんですよ。そんな感じです。

客席に向かっても、「今まだ余韻を聴いてるとこなんだから拍手するんじゃねぇよ」みたいな「気」をしっかり飛ばしてます(笑)

バロックバイオリンって、パガニーニとかの超絶技巧曲で使われるような弓飛ばし・左手ピチカートとかそういうのはなくて、極端なハイポジも出てこないし、一見地味ですが、弓の使い方でものすごく柔軟で豊かな表現のバラエティーがあります。今回の「森のくまさん」はその自在な使いこなしが前にも増して堂に入っていただけでなく、バイオリンで奏でる音楽と、全体を率いる指揮者オーラの出し方がものすごく自然な一体感をもっていて、音楽に引き込まれました。

とてもわくわくするバロック(^^)

ふだん、アマチュアピアノ弾きにとっては、バッハばっかり存在感があって、ヴィヴァルディのことは忘れてますが(^^;; ヴィヴァルディの華やかさ、楽しさというのはまた格別です。

一曲目の「2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ニ長調RV564」というのは、ソリスト四人というそんなんあるんだ的な協奏曲ですけど、「2つのヴァイオリン」と「2つのチェロ」それぞれが
・ハモって平行的に動く旋律
になったり、
・追っかけっこ
になったり、
またその組み合わせがあるわけで、おもしろい曲です。

アルビノーニというのは…あ、それ、聞いたことある、ってたぶん、あなたのご記憶にあるのは「アルビノーニのアダージョ」(偽作)で、それと違うアルビノーニさんです。私もぜんぜん知らなかったんですが、優れたメロディーメーカーだったみたいで、とてもきれいな曲でした(5声のシンフォニア第二番作品2-3)。

コンサートを通して、すっかりくまさんファンになってしまったのでCD買っちゃった(ゆかりちゃんが入ってないのに!)
サインしてもらいました(^^)



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鍵ハモ持ってピアノ練習会へ!

2019年08月24日 | ピアノ
今日は渋谷ファツィオリで練習会がありましたが、これが11:00からなので…

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その前に仕込み(笑)

10:00から11:00、別の部屋(スタインウェイ)を借りて、ちわわさんと。
バーンスタイン Bridal Suite 1. Prelude
は、ちわわさんが鍵盤ハーモニカ、私がピアノ。

カッチーニ アヴェ・マリア
ガーシュウイン ラプソディ・イン・ブルー
は、私が鍵盤ハーモニカ、ちわわさんがピアノ。

いや~、私がピアノパート急に弾くっていうとバーンスタイン(というかバッハ平均律一巻一番プレリュード)一択なところが難だけれども。

ちわわさんばっちり合わせてくれるのでもう楽しくって(^^)

お誘いしてよかった。11:00時からの弾き合い会の中でも、上記のアンサンブルを披露しました。
ピアノ以外の楽器が出てくると思ってなかった意外さもあるんだけど、
それだけじゃなくて、
私たちの演奏がよかったので(!)たいへんウケがよかったと思います。

バーンスタインは、ピアノ連弾で前にも弾いたんですが、
1stの旋律を鍵盤ハーモニカで吹くことでピアノの高音より、単音でもはっきりしたニュアンスがつけやすいので、
それに寄り添って弾くこっち(2nd)もたいへん気持ちよく弾けるんです。

バッハ平均律一巻一番プレリュードとして弾くときは、そんなにあからさまな強弱をつけませんけど、
バーンスタインではいろいろ強弱記号がついています。
あぁこんな音楽にもなるんだなぁと弾きながらワクワクです。

カッチーニは、鍵ハモにばっちりハマる曲で、
もう抑えきれないドヤ顔になってしまいます(^^;;

ラプソディ・イン・ブルーは「のだめ」でブレイクした鍵ハモ定番曲(かな?)
ノリノリで弾けばそりゃかっこいい

で、ぱりっとキマったところで、残り時間が5分ちょいということで、
これはフォーレだとあまりに途上でtime upになるけど
ブラームスのバラード一番だったらちょうどかなと思って

ピタリ賞(今日の会ではそんな設定ないけど)狙いで弾き始めましたところ、
やっぱり低音の響きはめるちゃんとは違うファツィオリの良さで
始めのほうは気分よく弾いていたんですけど、
途中ちょっと音がわからなくなって停滞してしまって、あれあれと時間食ったら
ちょうどみごとに「あと数音」のところでtime upでした。残念。ちょっとキメ損ねた…


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さてこれから馬力出して譜読み、の練習会

2019年08月22日 | ピアノ
今日はわざわざ休み取って素敵なスペース素敵なピアノで練習会。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←この三曲をいっぺんに練習していくのかなり無理があるような

で、九月がブラームス、十月がフォーレなんだからそれを人前で弾くというのがあるべき姿であるところ、
よたよた練習中(フォーレノクターン六番)
絶賛解凍中(ブラームスバラード一番)
譜読み中、といいたいところだが譜読み始めたとこ(ブラームスバラード二番)

ということで、もうさー、今日弾けるものがないよ。

そりゃ、これまでに弾いたのをほっくり返してくれば上記よりはマシに弾けるだろうけども。

今、それどころじゃないわけで…

それで、特にやばい(というより影も形もない)ブラームスバラード二番を昨日必死に譜読みしてたんだけれども
そんなんでどうかなる曲じゃなくて。



それでブラームスバラード二番は「リハタイム」を利用してちょちょっとだけ弾き、
残り二曲をいちおう人前演奏モードで。

ということにしました。

一巡目のフォーレは、なんかわりといい集中ができて、
家で弾くよりむしろいいくらいの滑り出し、
メトロノーム練習の成果も(自分でわかるくらいには)効いてる。
ただ、
まだ練習があんまり到達してない最後らへんに近づくと徐々に怪しくなってくるところが笑える。

二巡目のブラームスバラード一番も、
「思ったより」音の並びは頭に入っていたんだけど、
かろうじて入ってるくらいだと思い切っていけないというか、
盛り上がってff(フォルテッシモ)で行くつもりのところが突然おとなしくなったりして、

せっかくなのに(?)あんまり怖くないエドワードだった。

(これからがんばってもっと怖いかんじにしたい。)


ピアノの向こう側に見えてる枠みたいなところはサンルームになってるところ。おしゃれ。
でもここでお茶させてもらえるわけじゃないです。

ピアノのある部屋は、暖炉があるほかはわりと殺風景だけど、天井が高いからか、
ピアノが合っているのか、
気持ちよく響きます。(新しいシゲルカワイ)

フォーレとブラームス、ぜんっぜん違う感じだけど、
両方好き。
このシゲルカワイにも合う。

さぁここから巻き入れていくわよ。というわけで二次会

「わけ」があろうがなかろうが飲むんだが…
とりわけ、ピアノ弾いたあとはうまいんだなこれが

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ノクターンの速いところ

2019年08月21日 | ピアノ
さて、ノクターンはゆっくり系だから好き、なのですがノクターンの中にも速い部分が…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←速いところを遅く弾くと長い長い曲になっちゃうからね

特に、フォーレのノクターン六番は難物です。私にとって。

現状、速いところ(速いはずのところ)は、がたがたと下手くそに弾いているわけですけど、
artomr先生のレッスンでは、とりあえずゆっくり目で均等に練習してみてって感じで、
でもレッスン時間は速いところに到達する前にあらかた終わっちゃったのでレッスン中に練習するほどまでは行かなかった。

ゆっくり均等にといっても性格がいい加減なので、
見張ってる人がいないと(^^;;
そゆことやらないんで、
AI先生…ではなくて
メトロノーム先生にご登場願いました。珍しく。

メトロノーム先生、ほこり被ってた…かなり…

そういえば、昭和の音楽教室ではよく、「次回はメトロノーム100まで上げてきなさい」ってな指示が出てたりしましたがあれはメトロノーム先生への委託ですね。

メトロノームをいくついくつまで上げるなんてことは置いといて、
ゆっくり「均等に」のところを手助けしてもらう。

これなら弾けると思うテンポ(本来のテンポの半分くらい)で弾いてみましたところ、
実は弾けない
ということがよくわかりました(^^;;

一人で(メト先生なし)弾いてるときは、勝手にあちこち延ばしてるんよね。
飛ぶとことか。
和音が一拍ずつ変化するとことか。

「音探し時間」を適宜自在に入れてる。ほぼ無意識で。

それで、メトロノームゆっくりのままで、弾けないところがなくなるようにしばし格闘
たった2ページ分にずいぶんかかった。

メトロノーム先生を止めて弾いてみると、アラ弾きやすい

一日やるだけでもだいぶ改善するようですよ
(勝手に時間取ってるところ、危ないところを意識する)

メトロノームに合わせるという練習もあんまりやると副作用ありそうに思いますが
大丈夫、うちのメト先生は一日付き合ったらまた休眠に入ってホコリかぶります(怠惰)

あ、でもまだ2ページ速いところあるからまた今度やりますか…

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書道フルコース(本屋含む)

2019年08月20日 | 生活
午前10時に書道の先生のおうちに着くように行くと、商店街で営業中の店はコンビニくらい。お茶のペットボトルだけ買う。

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午前中はせっせと書道…
王義之の蘭亭序の続き。


右が先月ので左が今月の。
なんか「月」いっぱい出てくる課題だった。

蘭亭序はまだまだ終わらない。今、ちょっと調べてみたら、7ページ分あるののうち1ページ目が終わろうとしているところなので…
…いやまてよ、したら今のペースで(月に一度レッスン、レッスン以外で書かない、たまに違うもの書く回あり)ちょうど定年するころ最後まで書くことが可能では。

まぁまず横道に逸れるだろうけどな(^^;;

書道が終わったら先生とランチ。今日は蒸し暑いので天ぷらおろしそば。
店を変えてコーヒー。

先生と別れて美容院に向かう。まだグレイヘアにする踏ん切りがつかないので美容院通いはしょうがない。

美容院を出ると、線路渡って本屋へ。書道+美容院+本屋が浜田山フルコース。

浜田山駅前にある本屋は、シャッターが下りているときは本屋だとわからないくらいの地味な外観。
昔は各商店街に必ずあったような小さな本屋。

でも、初めて入ったとき、もう足を踏み入れた瞬間に、
…なに!? この本屋、本がいきいきしてる…!!
って思った。

それから、たいてい書道帰りにはこの本屋に寄って、いらん本をつい買って帰っている。被害甚大である。

今日はこれ:


「東京クラシック地図」という本があってつい手に取ったのだが、名曲喫茶とか、そんなに思い入れがないので棚に戻し、代わりに目が釘付けになったのが隣にあった「こだわりブックショップ地図」。あれ、これって古書店だけなのかな? 新刊書店も載ってるんだったらココもあるんでは?

開けてみたらやっぱりあった。これもなんかの出会いなので買う。というかなんか出会ってしまう本屋なんだよねぇしかも毎回違う方面の出会いになるから免疫ができにくいというか(何)

レジで、「ここ、載っていますね」というと「そうなんです~」とうれしそう。そのわりに「紹介されました!」のポップで目立たせることもなくただふつうに並べてあったんだけどね。

この本で紹介されている本屋は、もっとずっと変わり種(新しいビジネスモデル)が多い中、こちらサンブックス浜田山は、ごくふつうの本屋さんなんですよね。ただ、フェアの棚があったり、その他通常の棚も陳列に工夫と愛があって、記事最後にある店長コメント:

こうした骨太のフェアや棚には根強い人気がある。「そうしたお客さんたちが飽きないように、日々棚を触っています。やはり新鮮さが気になりますから」

やはり「新鮮さ」。本がいきいきしてる本屋はいいよね。各商店街にこういう本屋が残るべき!! うちの近くときたら(泣)


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