アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

音階が好きになったのはいつ?

2023年04月10日 | ピアノ
ソナチネ9番の二台をやる予定なので(私が1st)練習。

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ずいぶん前に、おゆき先生に2nd弾いてもらって合わせたことあるので、大筋は問題ないはずだけど確認…細かいところはいろいろ忘れていたけれども、ちょっと弾いてたらとても楽しくなった。

今日の録音:
ソナチネ9番(クレメンティ Op.36-2)第一楽章

昭和の教室でめっちゃよく聞いたソナチネ…ソナチネアルバム1にあるやつ。子どものころは、そんなにいい曲だと思ったことなかったし、今考えても別にそうたいした曲じゃないというか、どうってことない曲だけど、楽しい。おもしろいとかいうより…「快」という感じ。

特に、音階弾いてるときとか。上がるとき下がるとき、転がるボールを見ているような、シンプルな物理法則に従っているような、わかりやすさと心地よさがある。

昔、音階にはすごく苦手意識があって、音階がたっぷり出てくるこういう曲や、モーツァルトなんかはなるべく弾きたくないと思っていたものだけど…
そもそもピアノ自体が十分下手くそw である中でなんで特に音階が嫌だったかといえば、

音階というものはとりわけ「粒を揃えて」弾かなければいけない(アラが目立つので)ところ、基礎練習をしていない自分が弾くのは無理筋である

というような…

「いうような」と曖昧な書き方をしているのは、現在の気持ちが既にこのときからかけ離れているので具体的に思い出しづらく、想像で書いているから(^^;;

音階、少なくとも曲の中にある音階であれば、「粒を揃えて」というのは違うかなと。あんまり凸凹なのはよくないだろうけど、決してすべての音が均等なんてことはなくて、駆け上がるときのエネルギーとか、滑り降りるときのしゅっとする感覚とか、重力を感じて弾く? と思うと単なる音階でもやっぱりそれぞれの表情があると思う。

それと、基礎練習として音階をやってなくても、音階は様々な曲のあちこちに出てくるもので、いろんな曲を弾いていれば結局しょっちゅう練習していることになる。要するにピアノ好きでずっと弾いていればそりゃそのうちうまくなるでしょう、ってことであんまり気にしなくていいんじゃないかな…

ということで、今はこういうコロコロした曲は好き。

いつが転換点だったのかと思い返してみると…めるちゃんを買って「音階コロコロかわいいね、めるちゃん♪」って弾いてたら好きになった気がする。
いいピアノがあれば、音階楽しいよね。ハノンでやらなくても、曲弾いてたらたくさん音階出てくるし、曲で出てくるほうが、音階をどんな表情で弾きたいかわかるところがいいと思う。

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「貴婦人の乗馬」ゆっくり弾くのもたいへん

2023年04月09日 | ピアノ
ブルグミュラー二台版は、
アラベスク
アヴェ・マリア
貴婦人の乗馬
を練習しているのですが…

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このうち「貴婦人の乗馬」がどうにも難しくて、先日の練習会にはどうにもこうにも間に合ってなくて出せず、次の機会には是非合わせてみないことには本番(五月)に出せる目途が立たない。

というわけで、昨日今日と、ごくゆーっくりながらメトロノームかけて必死で音を並べていて、だんだん並ぶようになってはきたのですが(一部開通してないが)、ちゃんと弾けるようにするためにも、リアル合わせのときに崩壊しないためにも、事前に録音合わせをしておきたい。

まずはゆっくりでいいんですけど…

貴婦人の乗馬(通常バージョン)の録音なら巷にいくらでもあるし、なんなら自分がYouTubeにアップしたのもあるんですが、そんなテンポじゃ弾けないので、ゆーっくりの音源がほしい。YouTubeは、ゆっくり再生の機能もあるけど、それだと音が割れ割れで聞くに堪えないので、元々ゆっくり弾いている音源がいい。

そんなもんないので自分で作ろう、ってことで、まずは通常のブルグミュラー「貴婦人の乗馬」を、現在2ndのメトロノーム練習で設定しているのと同じテンポで弾いてみました。

ところが、弾きやすいテンポよりかなり遅いそのテンポを一定に保って弾き進めることがなかなか難しかったので、メトロノームに合わせて弾いて録音することに。

しかし…難しい(o_o;;

そもそも、ゆっくりなら間違えないで弾けるかといったらそうでもないし、ゆーっくりのメトロノームときちんと合ったまま進行するのもなかなかに難しく、テイクいくつ取ったか忘れたけど非常に難航しました。この練習をするのが目的じゃないんでサッと上げたいんですが。ずいぶん時間食った…

苦心惨憺して録音をアップして、それと合わせながら何度か練習したらわりと急速にスムーズになって、あぁ確かに練習しやすくてよかったけど。こうなるとこれより微妙に速い音源もほしいな(笑)

超遅ですがなんとか合体したバージョンも製作しました→「貴婦人の乗馬」二台版

どんな曲かわかったので、あとはテンポアップする「だけ」。まぁそんなに速くは弾けないな(かなり弾きにくい)

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運動不足解消は…まず歩く

2023年04月08日 | 生活
ここんとこの重要な懸案事項としては「運動不足をどうする?」というのがありました。

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元々、体を動かすことは苦手というか、好きじゃないことはやらないというか(-_-;;
唯一の運動が通勤だったところ、全面的に在宅勤務に切り替わったらそれもなくなってしまいました。

「なるべく」散歩にいくようにはしてたんだけど、「ひとりで」「わざわざ」でかけるかというとなかなか、そこまで時間と気持ちのゆとりがないので、娘がいて一緒に散歩するか、買い物など用事があって出かけるかでないと、家にいるまま一日終わってしまうことも多く…

このままの状態で「60歳」まで過ごすのって、健康上ヤバいんじゃないかというのは、ちょっと心配ではありました。

そこへ降ってわいた退職は渡りに船。突然時間と気持ちのゆとりができたわけです。

退職は三月末でしたが、有休消化で三月はほぼ休みにしていたので、ほんとに毎日、照っても降っても、とにかく外出するようにしていました。

レッスンや練習会に行くとかの日であれば、そこそこ歩くのでそれでいいし、
何も用事がない日でも…たとえば図書館と公園に行くとか、急ぎでないものでも買い物に行くとか、用事を作って出かける。

目安は、通勤があったときの歩数ですね(数えてないけど)。うちから駅までが12分、駅からオフィスまでが数分としてその往復だからなんとなく30分。それ以上は歩くって感じで。

しばらくして気がついたのですが、同じ「30分」であっても、日中に歩くのと、日が暮れてから歩くのは違うということ。いやまぁ、運動という意味では同じでしょうけど、気分というか気持ちの健全性というか、その効力でいうとたぶんぜんぜん日に当たるほうが効く気がするんです。元気になります。

そうして一か月くらい経ったとき、もうひとつ気がついたのですが、膝が痛くなくなってました。

膝というのは…動作には影響ない程度の痛さで、ふつうに歩いたり上がったり下がったりしていましたけど、何年か前から、たまになんかのはずみでねじれの力が加わったりすると、右膝だけ少し痛かったんです。それが徐々に、ほんの少しずつですが進行して、ねじれなくても階段を下りるときにはいつも少し痛いという状態になってきていました。これ、どんどん進むのかなぁ。加齢からくるものでしょうがないのか?? と思っていたところ、散歩一か月で治っちゃいました。あらまぁ。

それと、坂を上るときが前より微妙に楽になりました。

要するに、「日中に」「一日30分くらい」歩くという、ただそれだけでも、やらないのとはぜんぜん違うということが感じられました。

まぁ運動してるうちに入らないくらいの運動ですけど。

でもそのくらいのことをしておかないと、もう少し運動らしい運動を始めることもなかなかできないわけで、始めの一歩としては良いでしょう。

次の一歩を考えようかな…
ピアノやチェロや中国語みたいに、自分がやりたいことは話が早いんだけど、運動に関してはちょっとなかなか始まらないんだよね…

------ 今日の録音:
鈴木一巻「リゴードン」(練習)

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1は高くなりがち、4は低くなりがち問題(チェロ)

2023年04月06日 | チェロ
レッスン前にも何度か、鈴木第一巻の曲をチェロで弾いてYouTubeアップしていますが、実はちょっとした「ズル(?)」というかチート技を使っています。

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たとえばD線でいうと、1stポジションでは
1の指 → ミ
3の指 → ファ#
4の指 → ソ
となるのですが、指を無理なく開いた幅というのは、あるべき「ミからソ」より狭いんです。もちろんそれは私の個人的な問題ですが、西洋人のガタイのいい男性はともかくとして、まぁそういう人は多いと思います。

なので、そのまま弾くと、ミは高くなりがち、ソは低くなりがちということになりますが、私の録音ではそんなに極端に音がそのようにずれてはいなかったと思います。私がどうしていたかというと、ミを弾くときと、ソを弾くときで「ちょい」手をずらし、音程のつじつまを合わせていたのですね(←チート技)

しかしそれでは安定して音を取れないというか、速く弾くときとか困るでしょう、そりゃそうだ。

それの解決方法ですが…

実は、親指の位置がけっこう鍵なのです。
親指と、他の四本の指で何かをつまもうとすると、何も考えなければ親指と人差し指が相対するでしょうが、
親指の位置を、中指のあたりに持ってくるんです。そうするとあら不思議、ぜんぜん無理しなくても1と4がけっこう開くんですよ。

…ということを、レッスンで聞きまして、あらまぁそういえば、バイオリンでもそんな話をしていたよねぇということをようやく思い出しました。

で、親指の位置を直してちょっと弾いていると…なんかつい戻っちゃう
また直して弾いていると…なんかつい戻っちゃう

ってことで、なかなか定着しないんですが、数日やっててようやく慣れてきたかな??

ってことで
鈴木一巻「無窮動」

弾いてみました。音程は…ややまだ怪しいところもあるけど自分的にはあまり「変なこと」しなくてよくなって弾きやすくはなったと思います。

音を出しちゃってから「あら違った」ってぐにゅっと修正するのはわりと得意なんですがね。いつもそれじゃ困るよねw

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ブルグミュラー終了レベル…じゃない!?

2023年04月05日 | ピアノ
「バイエル終了レベル」や「ソナチネレベル」という言い方は聞くけど、あんまり「ブルグミュラー終了レベル」っていわないかな?

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でも、仮にあえていうとすれば、私は「ブルグミュラー終了レベル」だと勝手に思っていて
(ブルグといっても25と18と12とありますが、もちろん最もメジャーな25の話です)

なんとなれば、私は子供のころピアノを習っていた間に、ちょうどブルグミュラー25番を終了したところだったわけですし(そしてツェルニーに突入してつまらなくなってやめた)、大人になってからもブルグミュラー全曲録音YouTubeアップしていて、それはそんなにかからなかった(一か月くらい)しそこそこきれいに弾けたから、と。


今度二台の練習会があるのですが、そこで当初予定していた相方さんが都合悪くなってブルグ二台の
・牧歌
・無邪気
・澄みきった流れ
が宙に浮いていると聞いたとき、気軽に「あっじゃあ私よかったら弾きますよ」なんて引き受けてきたわけですね(もちろんですが1st側)。

それで今日、その三曲がちゃんと弾けるかどうか確認しておこうとしたんです。
最初、弾いてみて…
「特に問題なさそう」
と思ったのですが、でも一人で弾くわけじゃないですから、いちおう「テンポを確認しておこう」と思ったんですよ。もっと速いテンポを想定していた、とかその場で気づいても困りますから。

それで、楽譜に書いてあるテンポでメトロノームを鳴らしてみると…!!(o_o)

「牧歌」はまぁまぁ、いいでしょう、そのテンポでも弾けます(自分で好きに弾いていたのよりはだいぶ速かった)。
「無邪気」は、えぇーと思いましたがしばらく練習してみたら弾けました。なんとか。
「澄みきった流れ」は…無理ーぜんぜんむりーあらま

ちなみに、「澄みきった流れ」の楽譜に書いてあるのは

Allegro vivace 四分音符=176 (132~144)
(楽譜の注釈によれば、176は初版にあった記述で、カッコ内は校訂者が「10歳前後のこどもたちに配慮した推奨テンポ」だそうです)

ですが、私が前に「ブルグミュラー全曲録音YouTubeアップ」したときのテンポは、メト様でだいたい確認したところ100くらいです。

やや速く弾くことはできますが176は絶対むり~だいたいガシガシと必死の形相で弾いてたら「澄みきった流れ」ちゃうし

プロが弾いているのをYouTubeで検索したらば、赤松林太郎先生が弾いていたのがこの「10歳前後のこどもたちに配慮した推奨テンポ」の下限(132)くらいでした。これくらいで十分じゃないだろうか。

176でなくて132でもいいと思うけど、100で弾くのはいくら「きれいに」弾いても想定される曲調とは違っていると思うし、やはりたとえば132(~176)でいい感じに聞こえるように弾くことができて「この曲弾ける」っていえるのかもしれない。

それと…

たまたま今、なりゆきで自分が「ブルグミュラー全曲録音YouTubeアップ」したときの「澄みきった流れ」を再度聞いてみたんだけど、それがちっとも気に入らなかったんです。そんな昔じゃないのだけど。

ぜんぜん「ブルグミュラー終了レベル」じゃなかった…

---- 今日の録音:
鈴木一巻「ちょうちょ」(練習)
2023年3月24日の「修理が済んだチェロで「ちょうちょ」弾いてみた」
よりはだいぶスムーズになりました

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