北の零年

泣いた。涙・・涙・・涙・・
お化粧しないで行って良かった
ぐちゃぐちゃになってしまった

吉永小百合さん、幾つになったのかしら
凛として、品があってきれい！！

男は夢を無くして、プライドを無くして
食べるものも無くて、生きる手段も見つからず
頼るべく人？権威？がなくなったら
人生終わりと思っちゃうのか

それに比べて女は、やっぱり強いと思った
プライドを捨てて生きることも
誇り高く前を向いて生きることも
それでも夢を持って生きて行けるんだな・・・と

ラストシーンでスカーレット・オハラを思い出した
大地にしっかり足をふんばって
明日に向かってここで生きて行こうという彼女を

でも私が雪国の農家の娘だから言わしてもらうけど
私の子供の頃の機械の無い頃の
農業は辛かったけど、開拓はもっと大変だったと思う
雪が降り積もって寒くて凍った日々でも
農作業の準備のための仕事が
寝る時間も無いほど一杯あったはず
そのつらさを、もっともっと描いてほしかったな

でも感動した。