寝屋川事件について思うこと

二人の子供の母親として
こういう事件があると、とても辛い
私達家族も、子供が幼稚園・小学校の頃
この近くに住んでいたので人事と思えない

私の子育ての頃は日本全国で校内暴力や
家庭内暴力が吹き荒れていた頃だった
でも、私の住んでいた所はのんびりとして
ドラえもんの世界のようだった
モチロン子供の世界だから
いじめたり、いじめられたり、喧嘩したり・・・
上の男の子は毎日毎日、暗くなるまで野球していた
下の女の子は、おままごとや人形遊び

今のように家庭用のゲーム機が普及していなかったから
遊びはもっぱら外で走り回る事だった
家ではあまりテレビをつけなかったので
おしゃべりがあふれていた

事件を起こす少年や青年達は
どんな子供時代を父母達と過ごしたのだろう
お母さんやお父さんと時間を忘れて
暮れ行く夕焼けの空や
強い風で形を変えて行く雲や
真っ暗な夜の中で星を見上げて
砂浜に座り光輝く海を見つめながら
かわいい夢や希望や生きて行く事などを
語り合った事があったのだろうか

殺されてしまった人達も
突然人生を終わりにされて、悔しいだろう
そして、殺人者の親になってしまった人も
どんな辛い事だろう

どんな親でも生まれたばかりの子を腕に抱き
明るく光り輝く未来を想像しただろうに

辛い事件が多すぎる・・・
亡くなられた方に　合掌