ふみさんの日々雑感

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FC東京対柏戦を振り返り

2005-09-04 18:06:12 | FC東京とサッカー
柏の葉は遠い。そして勝利も遠い・・・。熱い暑い一日だった。柏よりも密集度の濃い東京ゴール裏は暑かった。

昨日は会社の行事で横浜に行っていた。暑い横浜を随分と歩いた。3時解散で、それから柏の葉まで。
前売りでゴール裏は売り切れだったのでバックを買っていた。疲れたから、そこで見ようと思ったけど、“やっぱゴール裏でしょ”と、友達の所に潜り込む。

ササのゴールの時は本当にうれしかった。今日こそ絶対に負けられない試合と。注目の下位対決と言われようとも裏天王山と言われようとも、絶対に勝ってもらうためにも喉がいたくなるまで応援しなくてはと思っていた。だから、ササの一点が入った時は本当にうれしかった。

でも、どうしてすぐ追いつかれるのだろう。そして、いつものように落ち着き無く浮き足立ってしまうのだろう。まるで全体が目に入らなくなって、皆ボールしか見えなくなってしまったように。ゴールネットのすぐ裏で見ていたのだけど、向こうのゴールまでの真ん中に黄色の選手達が多くいるのにウチの青いユニフォームの人達が誰もいないシーンが多かった。サイドでボールを持った柏の選手に引っ張られて、中の柏の選手達がフリーになる事も多かった。失点シーンも「え!?」って感じでウチの選手達の集中が切れていたし、マークもなかったような。

何と言っても、大きな差は柏とウチの選手達の勝利への執念の気持ちの差のような気がした。そして何回も降格争いの修羅場をくぐってきた差もあるのか。向こうは良く東京の事を研究していたと思う。きっちり守ってのカウンターが効いていた。ゴールへのボールの運びが速い。それをどうしてもっと身体を当ててでも止められないのか。きれいに勝とうと思っているのか。モニ、イエローが怖いのか。鹿島や浦和のようにイエローやレッドの乱れ飛びのような汚い試合をいつもやれとは言わないが、それでもどうしてもドロドロになっても勝たなければならない試合があると思う。それが昨日だった!!一年に四回やって一度も勝てなかったなんて悲しすぎ。スポーツニュースで見たがトゥーリオが、仲間達にピッチの外に引きずり出され泣いてスタップに抱きかかえられていたシーンを見て、ウチの選手に足らないものを見たように思う。

失点でドイちゃんがモニを怒っていたシーンでモニが「え?オレ?」と自分を指差していたけど「お前だよ!」と友達と叫んだ。FC東京の勝ちも大事だけど、俺が勝つんだと、俺が勝ちたいんだと、俺がぶっ倒れるまで鬼のようにゴールを守るんだと、次の試合にはその心を見せて欲しい。

後半目の前で、柏の選手のクリアボールが右サイドに流れて行った。それを梶山ともう一人(忘れた)が追った。チンタラ走っても追いつくボールだった。もちろん追いついて、クロスを入れると思った。でも二人は見送り、スローインする。「まじ!それは無いでしょ!」と思った。ダッシュで追いつき早いクロスを入れるほうが、よりチャンスが広がるのに。スローインじゃ柏の人たちに守りを固められて又向こうにボールを取られるよと、思った。案の定、グチャグチャと囲まれて、掠め取られて、カウンターでアッと言う間に向こうに運ばれ、DF一人とドイちゃんの対峙になる・・・。何回こんなシーンを見たか。

ウチはゴールへのボール運びが遅すぎる。特に時間が無くなっているのに、中盤あたりでのパス回しが多すぎる。負けているのだから中盤を省略してでも、早く責めなくてはならない時間帯でも、又、ペナルティエリアに入ってもまだパスを回そうとする。見ていてイライラする。今年は特にそれが多い。自信がないのか、何なんだろう。シュートを打たなければ何も始まらない。低い弾道のシュートなら、たとえ相手がガチガチに守っていても、何かが、もしかしたらドラマが待っているかもしれない。

もっとシュートを!。横パスではなく、もっと未来に繋がる縦パスを。相手がデフェンスしずらいように、皆もっと動こうよ。そして走ろうよ。次は国立。もう絶対に負けられない。




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