ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

男と女の感性

2005-10-14 21:50:59 | Weblog
私の会社の同僚に、私が“雑学の帝王”と呼んでいる人がいる。本当に何でも知っている。どんな事を聞いてもちゃんと解説してくれる。特に歴史に関しては、まるでその時代に生きていたように知っている。日本の歴史。ヨーロッパの歴史。神話の世界から、古代史、ローマ帝国、中国4000年の旅・・・。特に好きな時代が江戸時代。江戸時代に限定したホームページも持っている。

その彼と話していて、同じ物を見ていても、同じ話題でも感じ方が随分と違う。それに男と女の違いだけではなく、彼の感性についていけない時がある。「蝉しぐれ」の感想を話していた時にも、そう思った。

文四郎が家老に「死んで行く者の気持ちが分かりますか」と迫った時、私は映画が始まる前に見た予告編の「男たちの大和」を思い出した。あの戦争で、一般民衆の赤紙で否応無く戦地に赴き、戦死して行った人たちの無念の気持ちを言ったら、「違うよ。間違っても大和の乗組員は強制されて乗ったんじゃないよ。自分から行っただよ」と。

そうなのかも知れないけど、やっぱりそういう風には考えられない。何か違うように思う。昔も今も、どんな時でもかっこ悪くても生きる事の方を選択してしてほしいと思うのは偽善なのかしら。男のプライドなんか“ドブに捨ててしまえ”とにかくどんな時代でも、愛する人の為には生きて欲しいと思う。過去も(無理か)今も未来もずーーーーっと。

その彼が、わたしがプログを書いていることで、こう言った。「ずっと昔から、男も女も日記なるものを書いているが、男の書く日記は歴史としての“記録”になるが、女の書く日記は“文学”だ」と。私の考え方、感じ方も文学的(喜んでいいのか?)だと言われた。う~~ん、何となくそうかも知れない。よそのブログを覗いて見ても、サッカーの試合の感想とか「蝉しぐれ」の感想でも私の書くことは情緒的だものな・・・と思った。それが男と女の感性の違いなのか、私個人の資質なのか・・・。う~~ん




コメント
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