ふみさんの日々雑感

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文庫「スピカ -原発占拠ー 」高嶋哲夫著

2007-04-05 20:03:40 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
最近、原発で過去の事故隠しが発覚して責任者が頭を下げる姿を見せられた。政府は原発は安全だとしか言ってこなかった。だけど絶対に大都市圏や人口密集地には作らなかった。以前、石原都知事が「安全ならお台場にミニ原発を作ればいい」と言った事がある。

百%絶対安全なんて、それこそ百%無い。だから車は事故を起こし、飛行機は落ち、電車は脱線し、船は沈む。部品の不具合だったり、機械の故障だったり、人の故意やサボタージユだったり。

この本のように強い意志と、確固たる目的と、鍛え抜かれた組織があれば原発を占拠出来るかも知れないと思った。そして犯人達が最終的に放射能を撒き散らし、メトルダウンを起こしてもいいと思えば、世界を脅迫出来る。そして、その相手として日本は最適である。

張り子の軍隊と言われる自衛隊はこの“戦争”に勝てるのか。「都庁爆破!」でど派手な戦闘シーンがあったが、こっちはもっともっと映像的に過激だ。

娘に言われた「お母さんは、映画も本もこういうのが好きね」と。そう、前はたしかにこの手のハリウッド映画をよく見に行った。若い時、恋愛物が好きだった時もあったけど・・・。

日本の女性が夢中になったあのTVの“韓国ドラマ”は一度も見てない。だから、ペ・ヨンジュンさん達の素晴らしさが分からない。韓国にサッカーで行った時、バスガイドさんが、日本人だから韓国ドラマの話をしたけど誰も反応しなかった。私の知り合いで夢中の人もいるけど。

とにかく最後まで夢中で読んだ。

コメント (2)
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