ふみさんの日々雑感

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海外ドラマ「チャーリー・ジェイド」

2007-04-22 22:24:33 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
海外ドラマ「チャーリー・ジェイド」が終わった。

アルファ界・ベータ界・ガンマ界と三つの世界が重なるパラレルワールド。テロリストの爆破でアルファ界の住人のチャーリー・ジェイドはガンマ界に飛ばされる。

ケープシティと呼んでいた町はケープタウンと呼ばれている町。感覚的には私達の住む現代の世界。チャーリーが住んでいたアルファ界は、科学が発達した未来都市。でも、階級社会で荒廃していて大気汚染が酷い。又、ガンマ界は豊かな楽園のような世界。

アルファ界は緑を基調にした映像で、ベータ界は青を、ガンマ界は色彩豊かな美しい映像で描かれている。

三つの世界を自由に行き来する“01(ゼロワン)・ボクサー”という青年。彼は三つの政界に君臨する巨大企業の“ベィスコア”のただ一人の後継者。

ベィスコアが三つの世界の富を独り占めにしょうとし、三つの世界にトンネルを貫通してアルファ界に水や資源を輸送しようとする。それを知ったチャーリー達が阻止しょうとする。

カナダ・イギリス・南アフリカと共同で何十億もかけて作ったドラマだそうだ。たしかに、TVドラマというよりは映画のようだ。映像といい、カメラワーク、証明、話の進み方、時間の進み方さえも斬新だ。世界が複合しているが、時間も空間も複合している。

不思議なドラマ。難解な、映像に酔ってしまうような、見ている私も浮揚感を感ずるような世界。まるで、夢の中の様な世界であり、物語。

どんな終わり方をするのだろうと、思った。

最終回はますます、支離滅裂のような混沌としたドラマ展開。チャーリーとゼロワン。二人はどんな世界を望んだのだろう。

そして、最後の、あの“巨大な病室”のようなシーンは何だったのだろう。「期待した結末ではなかった」と話し会う二人は。そして、管で繋がれたゼロワンとチャーリー・・・。未だに考えている。どういう意味なのだろうと。

竹宮恵子のマンガの「アンドロメダストーリーズ」のアランシャンの世界を想像してしまった。


コメント (2)
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