ふみさんの日々雑感

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サッカー日本代表に思う

2007-07-10 17:44:17 | FC東京とサッカー
Uー20の躍動感あふれる楽しいサッカーを見ていたので、アジアカップは楽しみにしていた。どんなプレーを見せてくれるのか…。

目の前に現れたゲームは見慣れたプレーだった。私の知ってるオシムサッカーとは別次元のゲームが展開していた。

最終ラインでのボール回し。私の嫌いな横パス、バックパスの多い停滞した躍動感の無い、リスクやチャレンジを嫌うサッカー。

ジーコジャパンの時、何回も見せられて、そしていつの間にか寝てしまったサッカー。ジーコがいつか言っていた。「練習の時や練習試合の時と、国際試合の時とでは別のチームになる」と嘆いていたそうだが。

今、トルシエとオシムの書いた本を読んでいる。二人が共通して嫌っていることはスター選手である。チームにスターはいらない。サッカーはチームプレーと。だから、今、TV等のマスコミであまりにもシュンスケがもてはやされているのが気になる。まるで、シュンスケのチームのように。何とか王子に対抗するかのように、普段、Jリーグを放送してはくれないTVが。ドイツW杯の失敗で何を学んだのだろう。

特にトルシエは日本人には規律と決まり事があるほうがあっていると、徹底的にフラットスリーを選手達に刷り込んだ。日本の青少年達の体育会の部活の精神である。そして、それは、日本人にピッタリとはまったのだろう、日本は日韓W杯で決勝リーグまで、立ち上がった。彼が監督をしている間も、終わった後もトルシエに対して随分と批判の声があったが、でも、彼は日本の国民にW杯の歓喜を与えてくれた。

でも、選手を大人扱いし、自由と自立を重んじたジーコのW杯は無残な結果に終わった。そして、日本人は空しさと失望を味わった。

いつもオリンピックは沢山のメダルの皮算用で始まるが、結果は本番で力を出し切れず敗退する。それと一緒で、なかなか、日本人はビックな大会では真の力を出し切れない所がある。失敗を恐れるあまり、勇気が出ないのか、日本人の性質かと思うことがある。

でも、オシムには期待している。あんなに素晴らしく美しいサッカーを千葉で見せてくれたんだもの。多分、トルシエジャパンのように時間がかかるのだろう。選手達が、本番の試合でもオシムの描くゲームを出来るようになるには、一緒に練習する時間がまだまだ足りないのだろうと思う。

オシムが言うように、走るサッカーは日本人に一番あっていると思う。U-20のゲームを見て、体格の上回る外国のチームとやるには、それしか無いと思った。相手が寄せてくる前に、ワンタッチ、ツータッチで早くパスを出して、パスアンドゴーの早い動き出し。二列目、三列目の追い越し、大きなサイドチェンジ、そして、ゴールエリアでの勇気。

そう、一番大事なのは勇気!ミドルレンジに入って来たら、横パスではなく、ゴールを目指そう。横パスをして、奪われて「あ~あ」と思うよりも、シュートを止められる方が気持ち的ダメージが少ないのでは。

次回、勇気あるプレーを望む。暑さも湿気も各年代で代表に選ばれた人なら、体験済みのはず。

頑張れ!!日本代表!!
コメント
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