ふみさんの日々雑感

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福田首相が辞任

2008-09-02 21:40:16 | Weblog
安倍首相が突然、辞めると言った時はビックリした。体調が悪いからとの事だったが、何と無責任なと思った。

そして、今度は福田さん。辞任の理由を聞いても納得がいかなかった。もう、イヤだから辞めるとしか思えない。

今、アメリカの大統領選が盛り上がっている。ずっと、アメリカの大統領選を見ていて、ウラヤマシイと思っていた。システムではなく、大統領になろうという人達の、国や国民に対する熱い心と情熱、そして、戦い抜く体力。何と言っても、国民に訴える力強い言葉。

振り返って、日本のそれぞれの党首達の、そして、首相の演説が心に響かない。下を向き原稿を読むのがほとんどである。

アメリカ大統領は(他の国でもそうだが)、しっかりとテレビのカメラを、そして人々を見て、瞳に言葉に力をこめて演説をする。そして、その圧倒的な存在感。私は、国民の為に命を懸けます、だから、必要とあらば、国民も国の為に戦ってくださいと。

同じテレビで、くたびれた顔の福田首相が辞めると言う。アメリカ大統領と違い、首相を辞めても、元首相という肩書きでそのまま国会議員の椅子に座り、穏やかに毎日を送れる。何となく納得が行かない。

安倍さんも福田さんも政治家の子供。何の不自由もなく当然のように政治家になった。恵まれた生活で、国の為に、国民の為に命をかけるほどの強い心は持ち合わせてはいなかったのか。

物価が上がり、生活に困窮する人が増え、請負派遣まがいから抜け出せない若者達、、死ぬまで働かされる労働者、親が保険を払えないので怪我をしても病気しても病院に行けない子供達の増加、年金問題や拉致問題・・・。

方や、税金を自分の自由に使えるお金と勘違いしている官僚達の、果てしない不祥事。

政治のトップにいる人達は、国民がどんなに困って苦しんでいても、何を不満に思い、腹を立てているかなんて、多分、実感として分からないのだろう。日本の為に、国民の幸せの為に、なんて真剣に考えた事があったのだろうか。

非常に悲しく、寂しく、空しい。

いつか、国民の幸せを真剣に考え、世界に向けては品位のある日本を示せる政治家が、出てきてくれないかしら。純粋な志を持ち、何年しても汚濁に染まらない信念の人は、日本にはいないのだろうか。

政治家が国民の幸せを考えてくれないのなら、お金が無いから、消費税を上げますと言われても、納得できない。








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