ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

駅ビルのATMで

2008-11-01 17:01:28 | Weblog
駅ビルに小規模なATMがある。昨日、郵便局にまとまったお金を入れる為に、駅ビルのATMに行った。郵便局は、道路を挟んで向かい側にある。

郵便局から、毎月、母の郵便口座に自動的に送金している。後は携帯やクレジットの支払い用に利用している。年末には郵便局の養老保険が一年分まとまって引き落とされる。

それで、今頃、いつも、銀行口座からまとまったお金を下ろして郵便局に入れる。

ATMを操作して、お金を入れる封筒を、と思ったら封筒が無い。小さな手提げに財布しか入れてこなかった。まさか、財布には入らない。封筒が無いのが分かっていれば、隣のスーパーからビニール袋をもらって来たのに。

ちょっと焦って、外にいる腕章を付けた人に「現金を入れる封筒はありませんか?」と聞いた。「えッ、封筒ありませんか?」彼も、キョロキョロ見たけど無い。

「無いならしょうがないわね。すぐそこの郵便局までだから、このまま持って行くわ」と。

彼曰く「あの、どこかに振り込むんですか?」と、心配そうに聞く。

あ、そうか、“振込み詐欺”を心配しているのね。「あ、大丈夫です。自分の引き落とし用の口座に入れるだけですから」「気を付けて行って下さい」と、私が道路を渡って郵便局に入るまで見ていた。

振込み詐欺に気を付けるように、TVでも新聞でも言っているし、銀行のATMには銀行員や警備員が張り付いている。それでも、毎日、振込み詐欺に引っ掛かる人が後をたたない。

自分だけは絶対に大丈夫と思っている人ほど危ないと言う。

ウチにも、携帯が変わったからと電話がかかって来た事がある。息子では無いのがはっきりと分かった。電話での最初の言葉が違う。風邪を引いたからと言う声の質も違う。「オレオレ詐欺じゃないの?」と、言ったら「オレがそんな事、するわけないじゃん」と親しそうに話す。第一に、息子は自分の事をオレとは言わない。

調子を合わせて、雑談をして「暖かくして風邪を治しなさいね」と電話を切り、直ぐに息子の携帯に電話した。二人でオレオレ詐欺の事で盛り上がった。そして、夫にも娘にも話し、姉にも「オレオレ詐欺から電話が来た」と電話した。

翌日、私の留守に二度程、無言電話があったと夫が言った。多分、脈ありと、電話して来たのだろう。

そして、だまされる人が後をたたないのも分かる気がした。それだけ、彼らは自然で違和感なく感ずるのだ。

でも、どうしてウチに“サラリーマンの息子”がいる事を知っているのだろうと今でも思う。ただ、でたらめにダイヤルし、息子の振りをしていただけなのだろうか。

又、かかって来ないかな。そしたら、もっと遊んでやろうと思っている。


コメント
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