ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

オバマ大統領

2008-11-07 10:01:44 | Weblog
アメリカはやっぱり凄いと思う。圧倒的な勝利を収めたオバマ氏。アメリカの大統領になるという事は、世界のトップでもある。アメリカ国民が白人ではないオバマ氏を大統領に選んだという事に、改めて彼らのエネルギーを感ずる。

そして、オバマ氏の演説。私も感動した。涙を流してオバマ氏の演説を聞き入る沢山のアメリカ国民。

私は彼らが羨ましかった。私も、一度でいいから日本の総理大臣から、心を揺さぶられるような演説を聴いてみたい。せめて、書かれた紙を見ながらではなく、キチンと聴衆を見渡し、又はカメラを見つめて分かる言葉で私達に語りかけて欲しい。

アメリカと日本では政治システムが全然違うが、政治家であれば“国民に話しかける言葉”は、とても重要だと思う。

国のトップだけでなく、知事でも市長でも企業のトップでも。

思い出すのは、私の勤めていた会社の社長の言葉。節目節目に社員を集めて社長は演説をした。会社の業績、社員への叱咤激励。私が入社して定年退職するまでの15年間、ほとんど話す内容が変わらなかった。社会情勢は年々刻々変わっているのに。反対に、高齢のため、年々、話す時間が短くなり、悲しいかな内容も乏しくなって行ったが。

それぞれの場所で、トップに立つ人の言葉は重い。人々を奮い立たすも意気消沈させるのも、その人の身振り手振り顔の表情、そしてなによりも“言葉”だと思う。

日本人は人々を説得し納得させるのが苦手なのだろうか。時には恫喝で無理やり従わせる事が多いように思う。

どんな困難な事にも、誠心誠意、心を込めて、ウソ偽り無く紡ぎ出される言葉には「よし、もう一度、頑張ろう」と聞くこちらも思う。

麻生さん、大借金国の日本の国民を納得させる経済政策をお願いします。せめて、未来の日本国民である子供達に希望を与えて下さい。


コメント
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