ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

熊野古道と熊野三山めぐり

2008-11-12 16:58:33 | 旅行
夫と紀伊半島の世界遺産巡りに行って来た。

吉野山・高野山の奥の院めぐり・熊野本宮大社・熊野速玉大社・那智大滝・青岸渡寺・熊野那智大社そして熊野古道。あとは和歌山城と紀三井寺等々。



 







沢山、歩いた、歩いた。そして、沢山の階段を登って、登って、登った。三日間の旅だったが、バスに乗っている時と昼食を食べている時(二日間はバスの中で)以外は、ずっと階段を登っていたように思う。





初日は、12,767歩。二日目、19,312歩。三日目、10,722歩。よく、歩けた、と言うか階段を登れたと思う。

最初の日は高野山の宿坊に止まったが、とっても寒かった。他の部屋との境の三方は襖、廊下は障子戸。隣の話し声や、夜中に何回も泊り客が廊下をバタバタ歩いてトイレに行くので眠れなかった。



一度は行って見たいと思っていたので、とても良かった。このツアーは非常に人気で、毎日、満員だそうだ。参加者はほとんど中年以上の男女。私達のような夫婦連れよりは、女性のグループが多かった。

車椅子の若い綺麗なお嬢さんがお母さんともう一人の付き添いの人と参加していた。ちょっとビックリした。歩行には相当な困難を伴うお嬢さんだが、それでも車椅子で行ける所まで行き、あとは何とか階段をよじ登っていた。

「この子は行きたい所には、どこでも行っちゃうし、やりたい事はなんでもやっちゃうのよ」とお母さんが楽しそうに話していた。私は、参加している40名ほどの人たちが、彼女達を特別視するわけでもなく、無視するわけでもなく、自然に接しているのに感心したし、日本でもそういう事が、当たり前になって来たのだなと嬉しく思った。

私も姉と一緒に、母を車椅子に乗せて旅行に行く事はあるが、車椅子が全然違う。誰かに押してもらう為ではなく、自分が自分の脚としての車椅子で、どんな場所でも、一人で軽々と移動していた。ただ、時に押してやる時は、ハンドルが低い位置にあるので、こっちが大変だけど。

リタイヤして、旅行を平日に出来るのは本当に嬉しい。土日だと、何処に行っても込んでいるから。私も夫も長い間、一生懸命、働いてきたのだから、時々は二人で旅に出ようかなと思っている。


コメント (1)
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