ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

今日も南山問題

2009-01-11 20:11:35 | 南ちゃんと南山
今日も昨日に引き続き工事説明会に行って来た。同じ話だが、参加する人が違えば違う質問が出て、組合側からも、又違う話が聞けるかも知れないと思って行く事にした。

夫は今日は行かないと言っていたが「何も話さなくていいから、聞いているだけでいいから」と連れて行ったが、黙っていられなくて、又、昨日と同じような事を質問していた。

今日は、昨日よりも多くの人達が来ていた。今日の方が、厳しい質問が多く出て、主催者側が詰まる場面が多々あった。でも、そこは、場数を踏んでいるのだろうコンサルタントの人は、話し方が上手だ。組合側に聞きたい事も、コンサルタントの人が上手く答える。

今日も稚拙な開発側の工事の進め方に、反論が多く出て、取りあえずは15日から始まる工事をストップするとは言ったが、どうだろう。組合の人は「理事会にかけないと返事を出来ない」の一点張り。

一番の問題は、ここは住宅街で何本もある道路は全て山や原で行き止まり。住民や用のある車しか入ってこない生活道路は、いつも、子ども達の遊び場になっている。

そこに、大型ダンプが一日に延べ70台も入ってくる。時には25トン車も入ってくる。「ご迷惑をお掛けします。ご了承ください。よろしくお願いします」と言われても、お母さん達の恐怖は大きい。

稲城の駅前ロータリー側には大きな商業施設がない。あるのはコンビニと耳鼻科・美容院・学習塾、そして子ども達が沢山通っているスイミングクラブ。静かな住環境であり、子ども達が多い地域でもある。

それを、土・日・月曜日と三日間の説明会で「15日から工事が始まりますのでご理解とご了承をお願いします」とは、何と乱暴なやり方だろうか。そして、当たり障りの無い事を説明。質問が出れば「えっ」と言う話が出てくる。本当に言っている事を信じていいのだろうかと疑ってしまう。

封建時代じゃないのだから、もう少し民主的に進めてもらいたいが、こういう事は、どこでも、日本中がこんな状態なのだろうなと思う。

昨日の勉強会の講師に「どこでも、開発には反対運動があるが、開発地区の周りの人達だけというもが多いが、この稲城市のように市全体で署名運動をしているのは珍しいですね。まとまりのある住民ですね」と言われた。それは、本当に救いだと思う。

今日も昨日も開発そのものを反対の人達も沢山来ていた。でも、そういう話は誰も出さない。いかに、暮らしと環境を守る工事を行ってもらうか、疑問と提案を出している。常識で話し合いをしているのだから、開発側も誠意を見せて欲しいものだと思う。

又、明後日から、稲城市にある6箇所の駅と3箇所の大型スーパーの前で、チラシ配りと署名運動が始まる。頑張ろうっと。






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南山開発について

2009-01-11 00:16:56 | 南ちゃんと南山
今日の午前中は、南山開発についての工事の説明会があった。

開発組合と建設会社から、周りの住民が集まって説明を聞いた。説明はほとんどコンサルティング会社のコンサルタントと言う人が行った。

通り一遍の説明しかなく、その後の質疑応答には参加の住民が競って質問をしていた。質問するから、私達が知らなかった事や、知らなければならない事が一杯出てきた。聞かなければ、何も話さない。そして、全てが了解された事として、了解しなくても物事は進められて行く。

聞けば、取りあえずは答えてくれるが「ご理解をお願いします。ご了承ください」の一点張り。そんなものだろうとは思うが。

今月から一期の工事の準備が始まる。そして、この、説明会で、初めて私達住民に開発の概要が話された。と言うか、こちらの強い要望で。それも、詳しく聞くと、「まだ、そこまでは決まっていない」とか「そこは、まだ、住民の人の承認がいただいていないので、こっちに仮の道を作ります」とか、何か、すっきりしなし、曖昧だ。

住民の失笑を買う場面も何回かあった。でも、そんな事は関係ない、ただ、一応は説明をしましたよ、というふうに感じられた。明日もあるので、もう一度行くつもりだ。

午後は、開発に疑問を持っている一部の地権者の勉強会があり、一般の人もOKなので私も行ってみた。

地権者が今一番、悩んでいる「仮換地指定とは何か」と言うことの勉強会で、外野としては面白かったし、勉強になった。

そして、私達が危惧しているとおり、何も知らないで印鑑をおした人達が多々いる。口約束は何の拘束もない。「そんな事言ってないし、あなたは判を押したでしょ」と言われればお終いだ。

「換地」とか「減歩」とか「精算金」とか勉強になったし、知らない事は恐い事だと思った。そして、何よりも恐い事は、組合員は絶対に抜ける事は出来ない。そして、たとえ反対であっても、その開発の地権者に該当する人の2/3の人が賛成すれば地権者になってしまう。そして、「施行者」は「施工者」ではない。たんなる工事業者ではなく「行政処分」の権限があるというのだ。

どこでも、この、換地でもめるらしい。それはそうだ。誰だって換地に一番条件のいい土地がほしい。それが、公平に決められるのであればいいが、どうしてもそこには?が付きまとう。「いい所を回すから判子を押して」と言われて判を押したけど、実際に仮換地の書類を見たら約束が違うというのがある。

「仮換地の供覧」というのがある。これは、地権者に換地の位置や面積等の説明と意見を聞く事である。コレが終わってから「仮換地の指定・使用収益の開始」の通知で換地が決まる。

この、南山開発では「仮換地の供覧」が11月上旬から順次行われ、「仮換地の指定・使用収益の開始」が12月20日に通知されたという事で、この勉強会に招かれた専門の先生が「あり得ない。信じられない。普通は一年くらいかかる事もあります。こんなに短いのは初めてです」とビックリしていた。

参加していた地権者の人達は、詳しい事もあまり知らされなくて、ここに来て「待てよ。おかしいのでは」と不安になって来たらしい。それに、口約束はイロイロあったらしいが、お金の話は詳しく話してくれないらしい。「たいしてかからないから」と。

部外者の私でさえ、心配になってくる。大事な家屋敷から山から農地から、そんなに簡単に判ついてしまって。今になって、「もう、イヤだ。ヤメたい」と言っても遅いのだ。

これから、異議申し立ての期限の60日までに、先生に教えを請いながら勉強して行くとの事。

もっと早くに地権者同士で話し合えば良かったのにと思う。まア、開発推進派にとっては、連帯しないように、地権者同士バラバラにしておく事が狙いなのだから。多分に知られては困る地権者同士のイロイロな差別が沢山あるのは自明だ。声の大きい人や権力のある人が有利になるように進められて行くのは必須だから。

結局、世の中は無知ではいけないのだ。自分の身は自分で守って行かなくてはいけない。ノーと言うべき時にはノーと言わなければ。振込み詐欺ではないけど、私は騙されました、では遅いのだ。





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