ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

稲城の里山消滅に向けて、19日目

2009-03-17 21:11:27 | Weblog
元野球場に大型機械が入った。毎日、工事の音が響き、そばの家はうるさいだろうな。


大型ダンプが通るようになった、子供達が遊んでいた脇道の生活道路に、あちこちにヒビ割れが見られるようになった。


里山の中に道路が出来つつある。


山に突き当たりになっている道路。突き当たりは駐車場。この道路は将来、先へ繋がらないと言われていたので、道の半分までケーキ屋さんの家が出ている。


ここに家を買う時に、この広い道路が川崎方面に繋がるのか心配で、市役所でしつこいくらいに聞いた。その時、市役所は「絶対に、あの道は行き止まりのままです。将来、開発の予定はありません」と断言した。

ところが、水面下では、随分前から、開発の話は進んでいたのだ。私達は全然、知らなかった。イヤ、知らされなかった。

去年、年一回の市長懇談会で、市長に説明を求めた時「今さら、説明はしません。その必要はありません」とはっきりと断言した。その時、地権者の一人が「市長、お陰さまで工事を始める事が出来ました。ありがとうございました。これからも、応援しますので」と。これは、まるで・・・。

地権者には、にこやかに顔を向ける市長。ところが納得の行かない私達に対しては、いっさい質問には答えない。もう一度考え直してと、市民が集めた21,000筆強の署名用紙も受け取ろうとはしなかった。格闘技家であり上背もあり体格のいい市長が、初老の小柄な代表に“身の危険を感ずる”と言って。

もう一度、署名運動をし、今度は26,000筆弱を集めた。そして、今度は議会に提出である。

最近、テレビや新聞でも取り上げられる。この前、テレビ朝日で鳥越さんも「今時、貴重な里山。何とか、開発を考え直してもらえないだろうか」と言っていた。

動き出した巨船は、たとえ、目の前に氷山が迫ってきても、もう誰にも止められないのだろうか。

コメント
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