新聞に、日本全国の里山・里海から100箇所が選ばれていた。東京都では町田市の小野路。
今、日本の里山・里海の価値が見直されて、そして、世界にも広めて行こうという機運が高まっている。
来年、名古屋で開かれる“生物多様性条約第10回締約国会議”で議長国となる日本政府は「自然共生社会モデル」として、里山の伝統と知恵を国内外にアピールして行く方針という。
同条約の目的の一つは「生物多様性の持続可能な利用」。各自治体でも、積極的に里山保全の取り組みを支援する動きが活発化して来ているという。
ところが、悲しいかな、私の稲城市では、積極的に里山を宅地化しょうとしている。87haもの、二つの駅にまたがっている広大な里山を、丸ごと破壊する工事が始まった。
去年の夏に市民が「見直し」を求めて署名をした20,000筆余の思いは、市長により無視され、今度は、議会に向けての署名活動が続けられている。
26,000筆に届こうという書名と、手弁当で運営している会には、カンパが続々と届けられている。
今、開催されている市議会の初日には、女子高生が徹夜で作った大きな横断幕が市役所の入り口で、彼女達によって掲げられた。
『南山SOS』
駅前で署名を求めていると、子供達が「南山が無くなるのはイヤだ」「スポーツ広場がなくなって悲しい」と積極的に署名をしてくれた。未来人の彼ら・彼女らの里山を愛する気持ちが嬉しい。
ここに来て、頑なに強力に開発を推進して来た市議会でも「これだけの市民の気持ちを無視出来ないのでは」との揺らぎを感ずるようになって来た。南山に関する議案が継続審議となった事に一歩前進を感ずる。それは、議員さんにとって、選挙民の気持ちを無視出来なくなって来たと言う事だろう。
地権者が常に言う事は「個人の土地を個人がどうしょうと、他人が口を挟む問題ではない。」「これは相続税の問題でもある」と。
確かに個人の土地かも知れないが、そこには多額の市税と都税が投入される。だから、コレは確実に納税者の問題でもある。
それに「相続税」も、開発地の約半分は法人の所有であるから、相続税とは関係ないので、絶対的な理由にはならない。
それに、何よりも腹立たしいのは、個人の地権者を表に出し、開発を見直してほしいと訴えている市民と対立させている事だ。そして、どうしても開発して利益を得たい法人は、表に出てこない事である。
同じ稲城市民が、賛成・反対で揉めているような図式がたまらなく嫌だ。
100%個人が地権者ならば、税金も含めて里山保全に対して、皆で意見を出し合って解決の方法を探っていけるのでは思うのに。
今、民主党の小沢さん問題が取りざたされている。日本全国で、過去から延々と続く大規模開発・公共事業での利権が問題になっている。
私のような稲城“新”市民には、過去の事は分からないが、この開発も随分と昔から何度も、持ち上がっていたそうだ。そして、今、この世界的不況の中、強引に開発が進められようとする根拠は何なのだろう。
私達、納税者である市民の疑問・質問に真摯に答える義務が市長にはあるはずなのに「今さら、説明する必要はありません」と断言した市長の真意はどこにあるのだろう。
オオタカが舞い、希少生物の宝庫であり、高尾山に負けない程の生物多様性に富んだ稲城の里山は、私達、稲城市民の誇りである。
その誇りを奪わないで!
そして、多摩丘陵に住む“ポンポコたぬき”さん、助けて下さい!
今、日本の里山・里海の価値が見直されて、そして、世界にも広めて行こうという機運が高まっている。
来年、名古屋で開かれる“生物多様性条約第10回締約国会議”で議長国となる日本政府は「自然共生社会モデル」として、里山の伝統と知恵を国内外にアピールして行く方針という。
同条約の目的の一つは「生物多様性の持続可能な利用」。各自治体でも、積極的に里山保全の取り組みを支援する動きが活発化して来ているという。
ところが、悲しいかな、私の稲城市では、積極的に里山を宅地化しょうとしている。87haもの、二つの駅にまたがっている広大な里山を、丸ごと破壊する工事が始まった。
去年の夏に市民が「見直し」を求めて署名をした20,000筆余の思いは、市長により無視され、今度は、議会に向けての署名活動が続けられている。
26,000筆に届こうという書名と、手弁当で運営している会には、カンパが続々と届けられている。
今、開催されている市議会の初日には、女子高生が徹夜で作った大きな横断幕が市役所の入り口で、彼女達によって掲げられた。
『南山SOS』
駅前で署名を求めていると、子供達が「南山が無くなるのはイヤだ」「スポーツ広場がなくなって悲しい」と積極的に署名をしてくれた。未来人の彼ら・彼女らの里山を愛する気持ちが嬉しい。
ここに来て、頑なに強力に開発を推進して来た市議会でも「これだけの市民の気持ちを無視出来ないのでは」との揺らぎを感ずるようになって来た。南山に関する議案が継続審議となった事に一歩前進を感ずる。それは、議員さんにとって、選挙民の気持ちを無視出来なくなって来たと言う事だろう。
地権者が常に言う事は「個人の土地を個人がどうしょうと、他人が口を挟む問題ではない。」「これは相続税の問題でもある」と。
確かに個人の土地かも知れないが、そこには多額の市税と都税が投入される。だから、コレは確実に納税者の問題でもある。
それに「相続税」も、開発地の約半分は法人の所有であるから、相続税とは関係ないので、絶対的な理由にはならない。
それに、何よりも腹立たしいのは、個人の地権者を表に出し、開発を見直してほしいと訴えている市民と対立させている事だ。そして、どうしても開発して利益を得たい法人は、表に出てこない事である。
同じ稲城市民が、賛成・反対で揉めているような図式がたまらなく嫌だ。
100%個人が地権者ならば、税金も含めて里山保全に対して、皆で意見を出し合って解決の方法を探っていけるのでは思うのに。
今、民主党の小沢さん問題が取りざたされている。日本全国で、過去から延々と続く大規模開発・公共事業での利権が問題になっている。
私のような稲城“新”市民には、過去の事は分からないが、この開発も随分と昔から何度も、持ち上がっていたそうだ。そして、今、この世界的不況の中、強引に開発が進められようとする根拠は何なのだろう。
私達、納税者である市民の疑問・質問に真摯に答える義務が市長にはあるはずなのに「今さら、説明する必要はありません」と断言した市長の真意はどこにあるのだろう。
オオタカが舞い、希少生物の宝庫であり、高尾山に負けない程の生物多様性に富んだ稲城の里山は、私達、稲城市民の誇りである。
その誇りを奪わないで!
そして、多摩丘陵に住む“ポンポコたぬき”さん、助けて下さい!