初冬の朝、黄金色に染まったイチョウ並木の街路沿いに新潟戦に向けて、ツアーバスが並んでいた。長かったような短かったようなリーグ戦の最終日。雨にならない事を祈りながらバスに乗った。
新潟に着いて、バスを降りた瞬間、磯の香りを嗅いだ。友達と「海が近かったかしら」と話したが、それは一瞬だった。バスを降りた人々が行列を作ってスタジアムに向かったが、アウェイ待機列が延々と延びていて、入るのに時間がかかった。
去年も寒かったが、今年もやっぱり寒い。コンコースは強い風が吹き渡り、雨もパラついて来た。ゴール裏人数の割に少ないトイレは、行列が辛い。友達は、「しょうがないから、ゲームの途中で行く」と。私は、スタジアムに着いたら、時間をみながらトイレに行き、後は飲まず食わず、カイロを貼り付けて、じっと動かずに乗り切った。
アウェイでも、相変わらず、東京ゴール裏は青赤で満員状態だった。
素晴らしいホクトのゴールで先制したが、どうしても2点目が奪えない。いつものように、数あるコーナーキックがゴールに結びつかない。
コーナーキックでゴールを奪えれば、楽になるのにと、ホーム最終戦の平松選手のゴールを思った。そして、終了間際の、相手コーナーキックでの失点。これも、何回も見たような…。
終わってみれば、今期を象徴するような試合だったように思う。5位は、今年の東京を思えば、妥当な順位だと思う。苦手意識のある相手に勝てなくては、ACLに出るのは、まだ早い。
今年の5位を最低ラインとして、来年、上積みを重ねて行けるように頑張り、自力で3位内を勝ち取る事が大事だと思う。
2試合ぶりに戻って来た梶山くんのプレーが楽しかった。中央にドッシリと構える彼は存在感がある。やっぱり、カジくんは東京の10番だ。カジくんは、このオフに手術をする為、来年の開幕戦には間に合わないそうだが、完璧の状態になって戻って来て、私達を楽しませて欲しい。
ガンバレ、梶山陽平!!
勝っても、4位の望みが無くなったからか、そんな事は関係なくか、引き分けでも負けていても、そうするつもりだったのかは分からないが、監督が最後にフジくんとサリさんを、ピッチに送り出してくれた事に感謝したい。
厳しい監督だと聞いているが、情熱的でハートの熱い監督らしいと思う。勝利していれば、最高だったけど、それでも、フジくんとサリさんが、最後にピッチに立って試合終了後の挨拶を、東京のユニフォームのままに出来た事に感激した。
城福監督ありがとう!
そして、ハーフタイムに、楽しそうにボール回しをしている選手達の中にいる、もう、いなくなる選手達を、私は見つめ続けていた。それぞれの場所で、それぞれのポジションで、悔いのない人生を送れるように望みながら。
本当に、終わってしまった。寂しい。試合を中心に回って来た生活に、ポッカリと空間が広がった。毎年、早く春にならないかと、冬眠状態でヌクヌクと、勝った試合のビデオを見ながら過ごしている。
取りあえず、12日にファン感謝デー(?)がある。何年ぶりかしら。楽しみだ。
新潟に着いて、バスを降りた瞬間、磯の香りを嗅いだ。友達と「海が近かったかしら」と話したが、それは一瞬だった。バスを降りた人々が行列を作ってスタジアムに向かったが、アウェイ待機列が延々と延びていて、入るのに時間がかかった。
去年も寒かったが、今年もやっぱり寒い。コンコースは強い風が吹き渡り、雨もパラついて来た。ゴール裏人数の割に少ないトイレは、行列が辛い。友達は、「しょうがないから、ゲームの途中で行く」と。私は、スタジアムに着いたら、時間をみながらトイレに行き、後は飲まず食わず、カイロを貼り付けて、じっと動かずに乗り切った。
アウェイでも、相変わらず、東京ゴール裏は青赤で満員状態だった。
素晴らしいホクトのゴールで先制したが、どうしても2点目が奪えない。いつものように、数あるコーナーキックがゴールに結びつかない。
コーナーキックでゴールを奪えれば、楽になるのにと、ホーム最終戦の平松選手のゴールを思った。そして、終了間際の、相手コーナーキックでの失点。これも、何回も見たような…。
終わってみれば、今期を象徴するような試合だったように思う。5位は、今年の東京を思えば、妥当な順位だと思う。苦手意識のある相手に勝てなくては、ACLに出るのは、まだ早い。
今年の5位を最低ラインとして、来年、上積みを重ねて行けるように頑張り、自力で3位内を勝ち取る事が大事だと思う。
2試合ぶりに戻って来た梶山くんのプレーが楽しかった。中央にドッシリと構える彼は存在感がある。やっぱり、カジくんは東京の10番だ。カジくんは、このオフに手術をする為、来年の開幕戦には間に合わないそうだが、完璧の状態になって戻って来て、私達を楽しませて欲しい。
ガンバレ、梶山陽平!!
勝っても、4位の望みが無くなったからか、そんな事は関係なくか、引き分けでも負けていても、そうするつもりだったのかは分からないが、監督が最後にフジくんとサリさんを、ピッチに送り出してくれた事に感謝したい。
厳しい監督だと聞いているが、情熱的でハートの熱い監督らしいと思う。勝利していれば、最高だったけど、それでも、フジくんとサリさんが、最後にピッチに立って試合終了後の挨拶を、東京のユニフォームのままに出来た事に感激した。
城福監督ありがとう!
そして、ハーフタイムに、楽しそうにボール回しをしている選手達の中にいる、もう、いなくなる選手達を、私は見つめ続けていた。それぞれの場所で、それぞれのポジションで、悔いのない人生を送れるように望みながら。
本当に、終わってしまった。寂しい。試合を中心に回って来た生活に、ポッカリと空間が広がった。毎年、早く春にならないかと、冬眠状態でヌクヌクと、勝った試合のビデオを見ながら過ごしている。
取りあえず、12日にファン感謝デー(?)がある。何年ぶりかしら。楽しみだ。