ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

大災害

2011-03-16 14:14:44 | Weblog
今日、電車で出かけたので、ポストに入っていたエルゴラを持って行った。月曜日に入っていなかったので、久しぶりにエルゴラを見る気がした。それだけ、あの地震と津波からの衝撃が大きくて、現実の時間と自分の中の時間の長さがずれていたのだろう。

電車の中で、「共に闘っていくために」 との表紙の言葉を読んでいて、思わず涙がこぼれた。

去年秋の姉の急死から、極端に涙腺が緩くなっている私には、この災害は辛い。テレビを見て、新聞を読んで、何回も胸を詰まらせた。そのたびに、目薬をさして、花粉症だからとごまかす。

私の姉の死は、たった一人の個人的な死。

でも、この考えられない程の大災害での犠牲者は、数字となってテレビや新聞に載る。でも、犠牲者の数だけの家族や知人がいて、生活があった。夢があり、希望があり、未来があった。全てが一瞬のうちに消えてしまった。

あの、、テレビでの恐ろしい映像がいつまでも、頭から消えない。考えただけで、想像しただけで苦しくなる。

新潟地震があった時、アルビレックス新潟の再開試合が新潟のホームでのFC東京戦だった。途中まで新幹線で、そして、バスに乗り継いで、苦労して辿り着いたスタジアム。被災された方々も招待されていて、支援への感謝の言葉を述べられて、そして、サポーターのガンバレコール。

応援するのも複雑な気持ちだった。新潟選手・サポーター達の気迫に負けたわけではないだろうけど、4点取られて負けたのを覚えている。しょうがないね、と友達とスタジアムを後にした。

復興が進み、ユアスタで仙台の選手・サポーター達が、又、元気でプレーし歓声を上げる日が早い事を心から望む。

日本には、大きな地震がたびたびある。新潟地震も酷かったが、神戸の地震の火災だってその比ではなかった。

そして、日本は地震だけでなく津波だって恐ろしいんだよ、との、今回の震災。いままでだって、日本での津波は何回と経験しているはずだが、こんなに恐ろしい津波が襲ってくるとは誰も想像はしていなかっただろう。

そして、追い打ちをかけるような原発の事故。

柏崎原発の事故も大問題になったけど、今回はもっと大変な事になってしまった。

原発は安全だ、絶対に安全だと、ずっと言われて来た。皆、何と無くそう思っていた。そして、ここ最近、温暖化防止の為には、原発が一番と世界的にも言われ始めていた。

地震国だから、相当な厳しい安全基準を設けていただろう。でも、こんなに凄まじい地震と津波が来るとは誰も想像もしていなかった。

自然の猛威の前で、いかに人間が無力な存在なのかを世界中の人達が知ったのではないかしら。

でも、でも、人間は、いつだって、逞しく立ち上がるし、手を差し伸べ協力し助け合って未来に向けて歩いて行く。神戸だって、新潟だって。

テレビを見ているこちら側の私達は、これからは生活を見直し、真摯に真面目に生きて行かなければならないと、私自身そう思う。

もう自然を、人間の都合の為に開発という名の下で、壊し続けるのは止めなければいけないと思う。莫大な税金をつぎ込んで、無駄な建造物を作るのは止めなけれ行けないと思う。そのお金を、私達住民、国民の幸せの為に使って欲しいと、強く思う。

自分自身、何が出来るか考えて、出来る事を実行して行こうと思う。

災害に会われた人達に、

You'll  Never  Walk  Alone  











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