最近忙しくて、暇が出来たかな、と思うと雨が降ったり。
今日は、いい天気で、用がないので、久しぶりに山に入る事にした。
熱いほうじ茶をポットに入れ、お菓子をもって家を出る。
キノコ山の急な坂道を、「いちに、いちに」 と登る。一気に楽々と登れると「ああ、今日は調子がいいな」と思う急な坂道。
台風や雨が降り続いたので、カエデ広場から登った。
桜の広場に向かいながら、あちこちに枝が落ちていたり、木材を並べた小道も乱れていたり、やっぱり、台風の影響がある。
クヌギ林から畑に降りたら、ウツギさんが畑で作業をしていた。
「おはようございます」と声をかける。
小屋の前のベンチに座り、お茶でお菓子を食べながら、畑の盛土工事を見る。
来年の春には作業も終わり、畑作業が出来ると言うが、盛土がどの高さまで来るのかが心配。それによっては、小屋を解体しないといけないし、雨水を貯めるタンクも動かさないといけないし、考えてもしょうがないか。
クヌギ林に上がり、右側の上の段の笹刈りをした。
もう一回、やれば、ここは終わりになるだろう。
その次は、下の段。
終わったら、右側の下の段を綺麗する。去年は、左側の下の段の途中までやり始めたら、落ち葉が溜まり過ぎて笹刈りを止めた。このクヌギ林は本当に、落ち葉が一杯、降り積もる。
畑をやっていた時には、落ち葉を集めて堆肥にしたので、笹刈りも楽に出来た。
1時間くらいやって、もう一度、休憩してお茶とお菓子。
そのうちに、ウツギさんが上がって来て、いろいろと話をする。
クヌギ林に続いた場所を、ウツギさんのグループが請け負って綺麗にしている。そこに、作業に行くのだ。
篠笹が生い茂っていた藪が、綺麗になっている。やっぱり、手作業と違い、機械でやると早い。
この、クヌギ林も一歩も入れない薮状態だった。そこをまずは機械で綺麗にして、翌年からは、芽が出て来たクヌギやカエデやギンラン・イチヤクソウ等の山野草を避けながら手作業で笹を刈っている。
もう、何年目かな、笹も細くなり、少なくなってきているので、作業も楽だ。
そろそろ、お昼だから、止めようと思っていたら、私を呼ぶ声。
ウツギさんの奥さんのクニコさん。
「あら、どうしたの?旦那さんのお昼を持って来たの?」
「ううん、あの人はお弁当を持って行ったから。ちょっと写真を撮ろうかなと思って」
作業を終えて畑に降りて、二人で畑の盛土工事を見ながらしばらく話をする。
こっちの方の作業はいつになるのか、私達の畑も土を盛るのかは分からないが、大根は大きくなってきている。いつまで育てられるか分からない。
まだ、残っているネギを少し収穫して帰る事にした。
久しぶりに、クニコさんとおしゃべりをしながらの帰り道は楽しかった。