最近、小さい子の悲しい事故が多すぎる。
大津の保育園児の事故は、悲しくて胸が詰まる。
孫のゆうなも保育園に通っている。そして、毎日、お散歩に行く。
園の玄関には、お散歩コースの地図が貼ってある。
歩いて行ける範囲に、公園が多い。よく行くのは多摩川の河川敷。運動会もそこで行う。
私の家の近くには、保育園が5か所ある。
だから、園児のお散歩は、毎日の見慣れた風景だ。
「おはよう」とか、「こんにちは」と言えば、可愛いい声で「おはようございます」とか「こんにちは」と答えてくれる。
赤信号で止まると先生が「青になったら教えてね」と言うと、皆真剣な顔で信号を見ている。
青になると、「先生、青になったよ」 そして、右左見て手を上げて渡って行く。
「青になったら渡ろうね」と言うよりも、「青になったら教えてね」という方が、子供たちは真剣に信号を見る、なるほどな、と思った。
ゆうなは、歩道の無い道路を手を繋いで歩く時に、必ず自分から道の端側の方を歩く。ちゃんと癖になっているのだ。
大津の保育園の子供達も、ちゃんと先生の言葉を守り、そして、先生に守られて毎日を楽しく過ごしていたはずだ。
FC東京の応援番組の「COLORS」に“青赤写真館”というコーナーがある。
選手の赤ちゃんの時から幼児、小学校、中学校へ、そしてサッカーの選手へと成長して行く過程の映像が流れる。
そのバックに「思い出がいっぱい」の曲が流れる。
♪ 大人の階段のぼる~ の歌声が・・・。
たった2歳までしか生きられなかった、あの子たちは、大人どころか子供の階段も登れなかった・・・。
テレビを見ながら涙があふれた。
幼子を亡くしたお父さん、お母さんの事を思うと言葉が無い。胸が痛い。
ご冥福をお祈りします。