母が特別養護老人ホームに入る事が決まったので、その引っ越しに姉の所に行った。
姉と一緒に住んでいた母は、姉が癌の手術をする事になり、近くのショートステイにお世話になっていた。そこは、3ヵ月更新で長くいる事は出来ない。それで、姉の住んでいる安城市の特養に申し込んでいた。
なかなかすぐには入れないとは言われていた。
ところが急に入れる事になり、その手伝いに行った。
でも、行ったら姉が 「この間から、お腹が張ってしょうがないの。近くの内科に行ったら、便秘のせいでしょうと薬もらったんだけど、ちっとも出ないし」と言う。
でも、明らかに、それは便秘の症状では無い。もしかしたら腹水が溜っているのでは、と思ったので、直ぐに姉が手術を受けた“トヨタ記念病院”に連れて行った。
即、入院となる。
そこで、先生が私と姉の夫と二人に話したのは、とても、信じられない言葉だった。
お腹一杯に散らばった状態の末期がん…、今年一杯で…。
あんなに辛い抗がん剤治療を受けたのに、ぜんぜん効かなかったそうだ。治療中は数値が減りも増えもしなかったが、治療が終了して、その効果が無くなったので、急に増殖したのだという。
手術をした時には、「わかる範囲の癌は全て取りましたが、この、癌肉腫は、悪質なのです」とは言われていた。
でも、こんなに早いとは。
「もう、対症療法しかないのですね」と言ったら、先生は辛そうに 「はい」と小さく答えた。
今日、帰る予定で行っていたので、取りあえず帰る事にした。
「姉ちゃん、帰るけど、退院する時には来るからね」と、まだ知らない姉に明るく行って病室を出て来たが、姉はしんどそうに、「ありがとね」 と言っていた。
もしも、退院出来たら、行って、姉の所にその時までずっといるつもりだ。
もしも、退院出来なかったら、やっぱり、行ってその時までずっといるつもりだ。
明日は、仙台に東京の試合を応援に行くつもりで、ツアーに申し込んでいたので、一応、行く。
辛い。本当に辛い。昨日も一睡も出来なかった。今日も眠れるだろうか。明日は一番の電車で行かなくてはならないのに…。
まだ、いつ、姉の所に行くかは、姉の夫の連絡待ちだが、今年のサッカーは、私の観戦は諦めたが、チームは絶対に諦めないで、一つでも二つでも上位を目指して欲しい。
姉と一緒に住んでいた母は、姉が癌の手術をする事になり、近くのショートステイにお世話になっていた。そこは、3ヵ月更新で長くいる事は出来ない。それで、姉の住んでいる安城市の特養に申し込んでいた。
なかなかすぐには入れないとは言われていた。
ところが急に入れる事になり、その手伝いに行った。
でも、行ったら姉が 「この間から、お腹が張ってしょうがないの。近くの内科に行ったら、便秘のせいでしょうと薬もらったんだけど、ちっとも出ないし」と言う。
でも、明らかに、それは便秘の症状では無い。もしかしたら腹水が溜っているのでは、と思ったので、直ぐに姉が手術を受けた“トヨタ記念病院”に連れて行った。
即、入院となる。
そこで、先生が私と姉の夫と二人に話したのは、とても、信じられない言葉だった。
お腹一杯に散らばった状態の末期がん…、今年一杯で…。
あんなに辛い抗がん剤治療を受けたのに、ぜんぜん効かなかったそうだ。治療中は数値が減りも増えもしなかったが、治療が終了して、その効果が無くなったので、急に増殖したのだという。
手術をした時には、「わかる範囲の癌は全て取りましたが、この、癌肉腫は、悪質なのです」とは言われていた。
でも、こんなに早いとは。
「もう、対症療法しかないのですね」と言ったら、先生は辛そうに 「はい」と小さく答えた。
今日、帰る予定で行っていたので、取りあえず帰る事にした。
「姉ちゃん、帰るけど、退院する時には来るからね」と、まだ知らない姉に明るく行って病室を出て来たが、姉はしんどそうに、「ありがとね」 と言っていた。
もしも、退院出来たら、行って、姉の所にその時までずっといるつもりだ。
もしも、退院出来なかったら、やっぱり、行ってその時までずっといるつもりだ。
明日は、仙台に東京の試合を応援に行くつもりで、ツアーに申し込んでいたので、一応、行く。
辛い。本当に辛い。昨日も一睡も出来なかった。今日も眠れるだろうか。明日は一番の電車で行かなくてはならないのに…。
まだ、いつ、姉の所に行くかは、姉の夫の連絡待ちだが、今年のサッカーは、私の観戦は諦めたが、チームは絶対に諦めないで、一つでも二つでも上位を目指して欲しい。