ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

こうのとりのゆりかご

2007-04-10 19:47:43 | Weblog
何と優しいネーミング。不幸な星の下に生まれてしまった赤ちゃんにぴったり。“赤ちゃんポスト”ではあまりにもかわいそう。

政治家や知識人達に反対や非難が多い。阿倍総理は「赤ちゃんを捨てるなんて如何なものか。大変抵抗を感じる」と。確かに親になると責任と義務が発生する。こういう問題が出てくると母性本能とかいつも女性だけが攻められる。子供は女性だけで出来るものではない。そこには必ず男性がかかわっている。男は無責任に逃げれるが、お腹に赤ちゃんを宿した女性は逃げれない。そして、いつも責任は女性。

特に政治家のおじさん達は育児も家事もやった事ない人達だと思う。そういう事は妻やお手伝いさん任せ。親の介護だって奥さんや看護婦さんに、そしてりっぱな病院に入れる。

想像力を働かせてほしい。なぜ、公衆トイレに産み捨てられるのか、コインロッカー(昔流行った)に新生児を入れるのか、生まれたばかりの赤ちゃんを虐待たいするのか。

望んでも授からない親達もいるのに、望まれず、憎しみの対象になる赤ちゃんだっている。世の中はいつでも不条理だ。

それでも、生まれてきたのなら、冷たい公衆トイレに捨てるのではなく、その子にせめて暖かい毛布とミルクを与えてあげたいではないか。

安倍さん、批判し責めるのではなく、どうすれば赤ちゃんが死なないで済むのか教えて下さい。生まれて来る赤ちゃんには責任も罪も無いはずです。赤ちゃんポストは必要ない、そんな赤ちゃんはほっとけばいいという事なのでしょうか。

日本は世界の中でも裕福な国。少子化、少子化と言う割には、女・子供にはお金を使いたくない国。女は可愛く大人しく男に仕える事を望む国。子供達や母親や女性に生き辛い所がある国。

“こうのとりのゆりかご”で一人でも赤ちゃんが死ななくてすむのなら、もっと他にもあってもいいのではないかしら。

お母さんを見失った赤ちゃんに、幸多かれと祈る
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勝てないFC東京

2007-04-08 13:45:04 | FC東京とサッカー
なかなか勝てないFC東京。試合終了後、仲間の一人が「今日は飲みたい。このまま帰りたくない」と。それで、久しぶりに皆で飲む事にした。

昔は試合の後、勝っては「祝勝会!」負けては「残念会!」をしていた。夏などは、20人以上も集まってビールで乾杯!した事もあった。自分が応援出来るチームが出来た事がうれしくて、うれしくて、勝っても負けても楽しかった。

私達にとって、監督も選手達も愛おしくて。不慣れで、不手際だらけの、それでも一生懸命のフロントさえも手を差し伸べて手伝ってやりたくなる存在だった。未来に夢や希望が一杯あって、でも、今は目の前の一試合、一試合を心一杯に食い入るように楽しんだ。

何と言っても東京はまだまだ若いチーム。それにまだ、10年にも満たない。J1を見渡しても、皆先輩ばかりでまだまだ若輩者。負けが続く事はいつだってある。まだ始まったばかり。

昨日も、過去の遠征で楽しかった事を話し合った。女性はやっぱり、食べ物のことや温泉の事。色んな所にいった。函館、仙台、新潟、金沢、富山、長野、松本、関西、広島、丸亀、福岡、スペイン、韓国・・・。

遠征は私達も楽しかったが、選手達も楽しかったのでは。繁華街で、選手達に見つからないように、私達が逃げた事もあった。○○選手は浴衣美人と歩いていたっけ。スペインではあちこちで選手達と遭遇。

楽しかった。もう、飲みながら前向き。今年もどこかに旅行を組んで、皆で行こう。美味しい食べ物と美味しいお酒(これは飲める人)そして温泉。行ける人だけで取りあえず、計画しょう。いつがいいか、どこがいいかで盛り上がった。

水曜日の国立は久しぶりにメッセージでも書いて掲げようかな。

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里山の春

2007-04-06 12:13:57 | 花と自然
私の住む六階からは家々の向こうに、なだらかに優しく里山が横たわる。春、夏、秋、冬と様々な表情を見せる。特に春は本当に美しい。こんなにも木々の新芽の色彩が多様とは。そして柔らかく優しく平和と希望の色合いだ。

新年度をこの時期に定めた先人に敬服する。昔、新学期が欧米に合わせて秋の頃もあったそうだ。でも、やっぱり草木の育つこの時期がいい。

今年は雪が降らなかった。私の故郷でもあまり降らなかった。山に雪が積もらないと夏の水は大丈夫かと、田んぼの水は大丈夫かと心配になる。

温暖化が進み、春夏秋冬のメリハリがなくなったら寂しく詰まらない。寒いのは嫌いだけど、やっぱり今年も里山に降る雪を見たかった。


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文庫「スピカ -原発占拠ー 」高嶋哲夫著

2007-04-05 20:03:40 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
最近、原発で過去の事故隠しが発覚して責任者が頭を下げる姿を見せられた。政府は原発は安全だとしか言ってこなかった。だけど絶対に大都市圏や人口密集地には作らなかった。以前、石原都知事が「安全ならお台場にミニ原発を作ればいい」と言った事がある。

百%絶対安全なんて、それこそ百%無い。だから車は事故を起こし、飛行機は落ち、電車は脱線し、船は沈む。部品の不具合だったり、機械の故障だったり、人の故意やサボタージユだったり。

この本のように強い意志と、確固たる目的と、鍛え抜かれた組織があれば原発を占拠出来るかも知れないと思った。そして犯人達が最終的に放射能を撒き散らし、メトルダウンを起こしてもいいと思えば、世界を脅迫出来る。そして、その相手として日本は最適である。

張り子の軍隊と言われる自衛隊はこの“戦争”に勝てるのか。「都庁爆破!」でど派手な戦闘シーンがあったが、こっちはもっともっと映像的に過激だ。

娘に言われた「お母さんは、映画も本もこういうのが好きね」と。そう、前はたしかにこの手のハリウッド映画をよく見に行った。若い時、恋愛物が好きだった時もあったけど・・・。

日本の女性が夢中になったあのTVの“韓国ドラマ”は一度も見てない。だから、ペ・ヨンジュンさん達の素晴らしさが分からない。韓国にサッカーで行った時、バスガイドさんが、日本人だから韓国ドラマの話をしたけど誰も反応しなかった。私の知り合いで夢中の人もいるけど。

とにかく最後まで夢中で読んだ。

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やっと勝てた!FC東京

2007-04-04 22:41:54 | FC東京とサッカー
今日はナビスコ大分戦がMXTVで生放送するので、仕事終了と同時に速攻で帰るつもりだった。ところが雷と豪雨。「雨が小降りになるまで待ったら」と同僚に言われたが「サッカー見ないといけないから」と雨の中を飛び出した。地下鉄の駅まで3分。靴の中まで雨がグチョグチョで気持ち悪くなった。

随分、選手同士話し合ったらしいから、どんなサッカーを見せてくれるだろうと思った。キックオフ、5分、10分・・・。おや、何かいつもと違う。皆、積極的に前線からプレスを掛けて囲い込み、走っている。最終ラインも高め。今日はイノハも勇気を持って前線に走っている。川口さんは、フィニッシュが良ければ・・・。

左に金沢さんがいるとヤッパリゲームが締まる。ノリオはドンドン前に行けるし。

今日は梶山が良かった。画面の中に一番多く映っていたのではないかしら。フジくん顔負けの鋭いインターセプト。時々、ミスはするけど見ていて楽しい。今ちゃんも、いつもの今ちゃんに戻ったみたい。

しかし、ルーカスの一点を守りきる事の大変さ。ロスタイムの四分の長い事。よくロスタイムで失点する事が多いので、ハラハラドキドキした。

今日のゲームは見ていて本当に疲れた。終わった後、グッタリとした。今でも、まだ心臓が興奮している。

気持ちの入った試合。選手達も随分と疲れたことだろう。ユックリと温泉に入って疲れを癒して、新潟戦に備えて下さい。

土曜日が楽しみなような、怖いような。
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海外ドラマ「渚にて」

2007-04-03 23:12:36 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
昔、原作を読んだ。細かい事は忘れたけど、いつまでも気に係り心に残る物語だった。

核戦争があり、北半球は壊滅してしまう。戦争に巻き込まれなかった南半球のオーストラリアに、海の底で生き残っていたアメリカの原子力潜水艦が辿り着く。オーストラリアの人々も赤道を越えて徐々に迫りつつある放射能に怯えている。

主人公はオーストラリアの陸軍の兵士。妻は建築家で家のリフォームに熱心に取り組んでいる。カワイイ小さな一人娘。そして、自由で奔放な美しい独身の妻の姉。

妻は現実を受け入れられなくて、娘との未来を信じようとしている。そして、理想の家にリフォームが完成した時、彼らの未来は終わろうとしている。

政府から支給されていた、苦しまずに眠りながら死ねる薬を飲まなければならない時が来た。美しい季節の、美しい海の側の、美しく花が咲き緑がそよ風にゆれる庭の、美しく住み心地のよい部屋の、寝心地のいいベットに若く逞しい夫と若く美しい妻とカワイイ小さな女の子。

妻は「いやー!私は母親よ!そんな事出来ない。生きるためにこの子を産んだのよ。この子と一緒に生きたい!」と泣きじゃくりながら娘を抱きしめる。

夫も「この子を苦しませるわけにはいかない」と泣きながら妻と娘を抱きしめる。

小さな娘を真ん中に三人で抱き合って永遠に眠るベットに柔らかい太陽がふりそそぎぐ・・・。そよ風に美しくカーテンが揺れる・・・。そして、世界はすべての生き物が死に絶えていく・・・。風と波の音だけの無音の世界・・・。見ているこちらも苦しくなってくる。

ずっと昔、こんな世界が来るのではないかと、人類が恐れた時代もあった。危機は何回か回避された。でも、世界は争いや戦争がない年は一度もなかった。一体、いつになったら人間は人間を殺さなくなるのだろう。

気の遠くなるような過去から未来に無限に続く時間の中の、たった100年にも満たない一度だけの人生。もっともっと、美しく豊かに生きられないのだろうか。人類は進化して賢くなったはずではないのかしら。

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惜別の季節

2007-04-02 20:23:23 | Weblog
私の親会社で親しくしていた人が辞めた。去年から相談を受けていた。

彼女は会社で初めての嘱託の一般職である。募集では正社員だったのに採用されたら嘱託だったのである。年がいってるというだけで。でも仕事の中身も義務も正社員と同じ経理。年は私より少し下。経理の経験もあり、銀行にも勤めた事もあり、とても有能な人である。

でも、彼女は初めての非正社員で初めての中年女性の途中入社である。差別と意地悪に泣かされた。私は週一回は昼食を共にし、グチを聞いてあげた。

私の会社は私が入社二年目に今の会社に吸収合併され、とても苦労したので彼女の気持ちが良く分かるのである。親会社の文化は、まだまだ昭和なのである。会社間の文化のギャップは社員としてとても辛い。私は好きで入った会社で、面接してくれた社長の人柄に惚れて入った会社。だから、親会社の文化にはなじめなかった。

今、私の会社は私以外、すべてお親会社からの出向者である。前の会社からの同僚は途中で辞めたり、定年で辞めたり、今は私一人が会社の純粋な社員である。そうなって私はやっと楽になった。

ウチの会社と違い親会社はうらやましいくらい裕福なので、結構社員が遊んでいる。仕事中にコンビニに行ったり、おじさん達はPCゲームをやったり。でも、彼女は正社員ではなく嘱託なので、お昼時間だけが休み時間。ちょっと席を外して帰ってくると、あからさまに時計を見るらしい。

会社にとっては、年収が半分ほどに安く、仕事は一生懸命で最高である。それで、味をしめたらしく、これから途中入社の一般職は30歳以上は嘱託にするらしい。酷い話だと思う。高い給料をもらっている人こそ、給料分の仕事をして欲しい。

今、男女差別をなくそうとか、年齢差別をなくそうとか、派遣から正社員にとか、時代はそのように動いているのに、親会社は後ろ向き。腹が立って悲しくなる。

彼女が辞めたのはとっても寂しいが、又、新しい仕事に頑張ってほしい。


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シュートが嫌いなFC東京!

2007-04-01 12:54:17 | FC東京とサッカー
東京はシュートが嫌いなのかと思うほど、シュートを打たない。J2の頃、J1に上がった頃、怖いもの知らずのミドルシュートもドンドン打っていた。まぐれからか、仰け反る程のミドルが見事に決まった事もある。梶山だって素晴らしいミドルを持っているのに・・・。

昨日は感心するほど、ゴールの方に顔を向けない。ダイレクトで撃てば、と思うのにウロウロとパスの相手を探す。時間がかかるから、シュートもパスも出来ない・・・。

昔、東京と言えば、バカの一つ覚えのようにカウンターの頃があった。今は相手のカウンターでやられている。いつからこんなにゴールエリアまでが遠くなったのだろう。二つも三つも手間が多すぎる。柏の大きなサイドチェンジはちゃんと通るに、ナオへのロングパスは何回カットされた事か。ナオのプレースタイルは完璧に相手に読まれているのだから、彼も自分のプレーに別の色をつけないとこれからは難しい。

柏のアベちゃんが言っている。「柏は東京に比べて、練習量が違う。とにかく東京よりも練習時間が長い」と。長ければいいとは思わないが、苦手な所があるのなら、ただひたすら練習、練習するよりしょうがないと思う。あの釜本さんが「朝から暗くなるまでただひたすらシュートの練習しかしなかった」と言っていた事がある。あのロナウジーニョも「一日ひたすらボールにさわる」と。オシム監督の千葉時代の練習は半端ではなかったと。

東京のサッカーがこれだけバランスを崩しているのなら、一人一人が無意識に体が動くようになるまで頭で考えて練習量をこなして行くよりしょうがないだろう。練習時間と量が多ければいいというものではないが、今はそんな事を言っている以前の問題だと思う。

私はアウエバックスタンドにいたが、気になったのはゴール裏。後半、ゴール裏が沈黙している時、ホームスタンドよりのゴール裏で応援の歌声が流れていた。でも、コアのゴール裏は反応せず、無視していた。そのうちにそれに被せる様に「東京!東京!」のコール。相手CKの時も、そうれまでの応援の歌を止めず、歌と「ドイ!ドイ!」が混ざっていた。キックオフと同時のロングランの応援も中頃から、歌わず腕組みしている人が多くなっている。

チームのプレーもそうだけど、ゴール裏もバラバラな感じが気になった。柏とのゴール裏合戦は楽しいもののはずだったが、柏の楽しそうな統一感だけが目立った。昔はアウエは人数が少ないが、でも、相手には負けない楽しさがあったはず。応援の方も考えなければならない時期に来ているのかも。

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