今日の午前中は、南山開発についての工事の説明会があった。
開発組合と建設会社から、周りの住民が集まって説明を聞いた。説明はほとんどコンサルティング会社のコンサルタントと言う人が行った。
通り一遍の説明しかなく、その後の質疑応答には参加の住民が競って質問をしていた。質問するから、私達が知らなかった事や、知らなければならない事が一杯出てきた。聞かなければ、何も話さない。そして、全てが了解された事として、了解しなくても物事は進められて行く。
聞けば、取りあえずは答えてくれるが「ご理解をお願いします。ご了承ください」の一点張り。そんなものだろうとは思うが。
今月から一期の工事の準備が始まる。そして、この、説明会で、初めて私達住民に開発の概要が話された。と言うか、こちらの強い要望で。それも、詳しく聞くと、「まだ、そこまでは決まっていない」とか「そこは、まだ、住民の人の承認がいただいていないので、こっちに仮の道を作ります」とか、何か、すっきりしなし、曖昧だ。
住民の失笑を買う場面も何回かあった。でも、そんな事は関係ない、ただ、一応は説明をしましたよ、というふうに感じられた。明日もあるので、もう一度行くつもりだ。
午後は、開発に疑問を持っている一部の地権者の勉強会があり、一般の人もOKなので私も行ってみた。
地権者が今一番、悩んでいる「仮換地指定とは何か」と言うことの勉強会で、外野としては面白かったし、勉強になった。
そして、私達が危惧しているとおり、何も知らないで印鑑をおした人達が多々いる。口約束は何の拘束もない。「そんな事言ってないし、あなたは判を押したでしょ」と言われればお終いだ。
「換地」とか「減歩」とか「精算金」とか勉強になったし、知らない事は恐い事だと思った。そして、何よりも恐い事は、組合員は絶対に抜ける事は出来ない。そして、たとえ反対であっても、その開発の地権者に該当する人の2/3の人が賛成すれば地権者になってしまう。そして、「施行者」は「施工者」ではない。たんなる工事業者ではなく「行政処分」の権限があるというのだ。
どこでも、この、換地でもめるらしい。それはそうだ。誰だって換地に一番条件のいい土地がほしい。それが、公平に決められるのであればいいが、どうしてもそこには?が付きまとう。「いい所を回すから判子を押して」と言われて判を押したけど、実際に仮換地の書類を見たら約束が違うというのがある。
「仮換地の供覧」というのがある。これは、地権者に換地の位置や面積等の説明と意見を聞く事である。コレが終わってから「仮換地の指定・使用収益の開始」の通知で換地が決まる。
この、南山開発では「仮換地の供覧」が11月上旬から順次行われ、「仮換地の指定・使用収益の開始」が12月20日に通知されたという事で、この勉強会に招かれた専門の先生が「あり得ない。信じられない。普通は一年くらいかかる事もあります。こんなに短いのは初めてです」とビックリしていた。
参加していた地権者の人達は、詳しい事もあまり知らされなくて、ここに来て「待てよ。おかしいのでは」と不安になって来たらしい。それに、口約束はイロイロあったらしいが、お金の話は詳しく話してくれないらしい。「たいしてかからないから」と。
部外者の私でさえ、心配になってくる。大事な家屋敷から山から農地から、そんなに簡単に判ついてしまって。今になって、「もう、イヤだ。ヤメたい」と言っても遅いのだ。
これから、異議申し立ての期限の60日までに、先生に教えを請いながら勉強して行くとの事。
もっと早くに地権者同士で話し合えば良かったのにと思う。まア、開発推進派にとっては、連帯しないように、地権者同士バラバラにしておく事が狙いなのだから。多分に知られては困る地権者同士のイロイロな差別が沢山あるのは自明だ。声の大きい人や権力のある人が有利になるように進められて行くのは必須だから。
結局、世の中は無知ではいけないのだ。自分の身は自分で守って行かなくてはいけない。ノーと言うべき時にはノーと言わなければ。振込み詐欺ではないけど、私は騙されました、では遅いのだ。
開発組合と建設会社から、周りの住民が集まって説明を聞いた。説明はほとんどコンサルティング会社のコンサルタントと言う人が行った。
通り一遍の説明しかなく、その後の質疑応答には参加の住民が競って質問をしていた。質問するから、私達が知らなかった事や、知らなければならない事が一杯出てきた。聞かなければ、何も話さない。そして、全てが了解された事として、了解しなくても物事は進められて行く。
聞けば、取りあえずは答えてくれるが「ご理解をお願いします。ご了承ください」の一点張り。そんなものだろうとは思うが。
今月から一期の工事の準備が始まる。そして、この、説明会で、初めて私達住民に開発の概要が話された。と言うか、こちらの強い要望で。それも、詳しく聞くと、「まだ、そこまでは決まっていない」とか「そこは、まだ、住民の人の承認がいただいていないので、こっちに仮の道を作ります」とか、何か、すっきりしなし、曖昧だ。
住民の失笑を買う場面も何回かあった。でも、そんな事は関係ない、ただ、一応は説明をしましたよ、というふうに感じられた。明日もあるので、もう一度行くつもりだ。
午後は、開発に疑問を持っている一部の地権者の勉強会があり、一般の人もOKなので私も行ってみた。
地権者が今一番、悩んでいる「仮換地指定とは何か」と言うことの勉強会で、外野としては面白かったし、勉強になった。
そして、私達が危惧しているとおり、何も知らないで印鑑をおした人達が多々いる。口約束は何の拘束もない。「そんな事言ってないし、あなたは判を押したでしょ」と言われればお終いだ。
「換地」とか「減歩」とか「精算金」とか勉強になったし、知らない事は恐い事だと思った。そして、何よりも恐い事は、組合員は絶対に抜ける事は出来ない。そして、たとえ反対であっても、その開発の地権者に該当する人の2/3の人が賛成すれば地権者になってしまう。そして、「施行者」は「施工者」ではない。たんなる工事業者ではなく「行政処分」の権限があるというのだ。
どこでも、この、換地でもめるらしい。それはそうだ。誰だって換地に一番条件のいい土地がほしい。それが、公平に決められるのであればいいが、どうしてもそこには?が付きまとう。「いい所を回すから判子を押して」と言われて判を押したけど、実際に仮換地の書類を見たら約束が違うというのがある。
「仮換地の供覧」というのがある。これは、地権者に換地の位置や面積等の説明と意見を聞く事である。コレが終わってから「仮換地の指定・使用収益の開始」の通知で換地が決まる。
この、南山開発では「仮換地の供覧」が11月上旬から順次行われ、「仮換地の指定・使用収益の開始」が12月20日に通知されたという事で、この勉強会に招かれた専門の先生が「あり得ない。信じられない。普通は一年くらいかかる事もあります。こんなに短いのは初めてです」とビックリしていた。
参加していた地権者の人達は、詳しい事もあまり知らされなくて、ここに来て「待てよ。おかしいのでは」と不安になって来たらしい。それに、口約束はイロイロあったらしいが、お金の話は詳しく話してくれないらしい。「たいしてかからないから」と。
部外者の私でさえ、心配になってくる。大事な家屋敷から山から農地から、そんなに簡単に判ついてしまって。今になって、「もう、イヤだ。ヤメたい」と言っても遅いのだ。
これから、異議申し立ての期限の60日までに、先生に教えを請いながら勉強して行くとの事。
もっと早くに地権者同士で話し合えば良かったのにと思う。まア、開発推進派にとっては、連帯しないように、地権者同士バラバラにしておく事が狙いなのだから。多分に知られては困る地権者同士のイロイロな差別が沢山あるのは自明だ。声の大きい人や権力のある人が有利になるように進められて行くのは必須だから。
結局、世の中は無知ではいけないのだ。自分の身は自分で守って行かなくてはいけない。ノーと言うべき時にはノーと言わなければ。振込み詐欺ではないけど、私は騙されました、では遅いのだ。