ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

今日は“南ちゃん”の忘年会。その前に。

2009-12-13 15:04:03 | Weblog
午前中、私達が下草刈りをしている里山に行って来た。

キノコ山には、しいたけもナメコも健在。

 

そして、山の中は一変していた。落葉樹の葉が落ちた山は明るい。一面に敷きつめられた落ち葉は、木漏れ日に光輝いていた。一周年記念&ミニコンサートの場は、静かに広がっている。時は春では無いけれど、「すべて世は事も無し」状態に平和だ。

 



里山の中で、私一人佇む。初冬の風が梢を揺らし、自然の声は高らかに里山を吹き渡る。時折、風は梢から降りて来て、私のほほに、やさしく触れて行く。気持いい!!



私達が作った散歩道は、どこか分からないほど、落ち葉がファサファサだ。歩く足元がやさしい。



いままで、見えなかった里山の中の畑が、今は葉の落ちた木々の間からよく見える。

 

希少種の“タマノカンアオイ”の場所が分からない。目印の木々が葉を落とし分からない。でも、やっと落ち葉に埋もれながらも「私はここよ」と主張している姿を見つけた。



まだ、僅かに残る紅葉した木々が、木漏れ日の中に彩りを添える。

 

 

足を踏み入れられない程の荒れた里山は、今、蘇り、来年の春への再生の時まで休憩に入る。そして、長い眠りから覚めて咲くであろう、花々は何だろうと、今から楽しみだ。

そして、まだまだ、手入れのされていない場所が一杯ある。そこに陽の光を届かせる事を思うと、心が躍る。鎌を持って、のこぎりを持ってそこに入って行くのが、楽しみだ。






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12番目の選手の日

2009-12-12 21:55:14 | FC東京とサッカー

今日は、味スタでFC東京のイベントがあった。昨日の雨がウソのように晴れ渡り、そして、“今年は良く頑張りました”と祝福してくれているみたいに暖かかった。

いつもは入れない監督とスタッフの部屋・ロッカールーム・シャワー室・マッサージ室・室内練習場を見学した。

 

 

 




ピッチでは、“TBSスパサカ”の「ボレーの虎」のTV撮影をしていた。ウチの選手は、長友君とシオちゃんとドロンパ。

 

 

そして、とっても楽しかった選手や監督やコーチ達の紅白戦。“チームアサリ”と“チームフジヤマ”。審判と線審の公募した人達。それぞれのチームの監督も子供達。


城福監督は、チビッ子監督に「ヒロシ、走れ」と何回も言われ、必死に楽しそうにボールを追いかけていた。

ナオくんとモニが何回も何回も細かくパス交換をしながらポジションチェンジをしながら、サイドを楽しそうに攻め上がっていた。モニは、何の意味も無い跨ぎを繰り返し笑いを誘う。

白ユニチームの平山がペナ内で倒され、PKかと思われたが、審判はゴールキックを指示。すかさず白ユニチームが抗議の為に審判を囲んだ。そして、何を思ったのか、審判を胴上げしたのには笑ってしまった。



7番のユニのアサリと、ピッチにはもう一人の7番のユニを来たヨネくん。そして、アサリとモニのコーナーキック。

  

もっともっと観ていたいほど、笑って拍手して楽しかった。

そして、サンタ帽をかぶった選手達からの、プレゼント当選者への贈呈式



去りゆくモニ・ブルーノ・佐原・ユースケ・小山君への、選手からの花束贈呈。2番のユニを来たナオくんがモニに渡し、しっかりと抱き合って涙を流したシーンに、私も貰い泣きした。他のチームから一年違いで東京に移って来て、そして、オリンピックでも一緒にプレーして、「一生、東京」と言っていたモニが去る事に、誰よりも胸が詰まる思いをしていた事だろう。

去年の初冬のキャンプから初めて参加し、馴染めなくて、川崎に帰りたくなったと言っていた佐原くん。今日の挨拶では、声を詰まらせ「悔しいけど・・・・、東京が好きになりました。考え直したいほど」と言った。私達も、何となく違和感を持って迎えた佐原くんは、もう、すっかり青赤にしか見えなくなっていた。黄色なんて怖くないぞと、ファイト一杯のプレーは忘れない。

さよなら、モニ・ブルーノ・佐原・ユースケ・小山君、あなた達がいた時間を忘れないよ。

 

とうとう、今年が終わってしまった。去る選手もいれば、新しく青赤のユニを着る選手もいる。来年の開幕が待ち遠しい。





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南山大規模開発が始まって

2009-12-09 16:50:27 | 南ちゃんと南山
南山大規模開発が始まって、約9ヶ月が経つ。

毎日毎日、山の上で重機が動いている。私の方からは、山の上が削られてきたなと思う程度だが、もっと奥の方では、そうとう進んでいるらしい。

今の状態を写真に撮った。

 



稲城からよみうりランドに向けて歩くと、里山が随分、低くなったのが分かる。

そして、崖地に続くこの里山も開発される計画だ。そのうちに、木々が引っこ抜かれる。



開発される里山から、稲城駅に向かってまだまだ里山が続いている。そこは、今回の開発計画には入っていないが、将来的には分からない。美しい紅葉に彩られた木々が悲しい。

 

此処に、引っ越してきて、カッコいいと思った崖地は、開発の地権者には「みっともない」と吐き捨てられた。もう、写真や記憶にしか残らないのが悲しい。



始まってしまった大型事業をストップする事は難しい。それに、こんな不況な時代に、果たして、この事業は大丈夫なのだろうかと、心配する。7千人が住む住宅地を作るそうだが、適正な価格設定の金額で売り出せるのだろうか。そして、果たして売れるのだろうか。

組合が夢に描いている、十数年後の素晴らしい住宅街に、美しい里山を潰して出来上がった7千人が住むであろう家々に、全て明かりが灯ってくれたらいいが・・・。

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映画「2012」

2009-12-07 19:09:54 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
娘と「2012」を観た。単純に面白かった。

二人とも、このような映画は大好きで、よく観に行く。

私が勤めていた会社が渋谷だった時は、仕事帰りに待ち合わせて、月に5~6本は観ていた。最近は余り観なくなったが。

アメリカ映画は、どんなに困難な状態でも必ず主人公は死なないから、大パニック状態を楽しめる。

主人公の家族が、ベンツで、大型な車で、セスナで、大型の飛行機で、“現代の箱舟”に向けて必死に逃げる迫力のあるシーンは、余りに衝撃的で笑ってしまった。後で聞いたら、娘も可笑しくて笑ったそうだ。

でも、親子の別れのシーンにはホロリとする所もあった。

しかし、CGや合成は凄い。何の違和感も無く映画を楽しめる。作った人達も、演技している俳優達も、楽しかったのではないかと、思った。

でも、考えてしまった。限られた人数しかのせれない“箱舟”に誰を乗せるのかを、選ぶのは大変な仕事だ。地球上のほとんどの人間が、何も知らないで突然の生存圏の崩壊にさらされるのだ。

“箱舟”に乗る為のチケットが、一人、20億ユーロ!!それを自分の家族分も払える大金持ちが地球上には沢山いる。そして、秘密裏に“箱舟”を建造する為の資金を、早急に集めるには、ある程度の人数のチケットを売り出すのは、しょうが無い事なのだろうとは思う。

未来の人類の為に、選ばれる有益な人とは、本当はどういう人がいいのだろうと娘と話し合った。

まア、間違っても私達は選ばれないね、と笑い合った。

絶対に映画館で観る映画だと思う。本当に、楽しめた。

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FC東京、雨の最終戦

2009-12-06 10:13:25 | FC東京とサッカー
初冬の朝、黄金色に染まったイチョウ並木の街路沿いに新潟戦に向けて、ツアーバスが並んでいた。長かったような短かったようなリーグ戦の最終日。雨にならない事を祈りながらバスに乗った。




新潟に着いて、バスを降りた瞬間、磯の香りを嗅いだ。友達と「海が近かったかしら」と話したが、それは一瞬だった。バスを降りた人々が行列を作ってスタジアムに向かったが、アウェイ待機列が延々と延びていて、入るのに時間がかかった。

去年も寒かったが、今年もやっぱり寒い。コンコースは強い風が吹き渡り、雨もパラついて来た。ゴール裏人数の割に少ないトイレは、行列が辛い。友達は、「しょうがないから、ゲームの途中で行く」と。私は、スタジアムに着いたら、時間をみながらトイレに行き、後は飲まず食わず、カイロを貼り付けて、じっと動かずに乗り切った。

アウェイでも、相変わらず、東京ゴール裏は青赤で満員状態だった。



素晴らしいホクトのゴールで先制したが、どうしても2点目が奪えない。いつものように、数あるコーナーキックがゴールに結びつかない。



コーナーキックでゴールを奪えれば、楽になるのにと、ホーム最終戦の平松選手のゴールを思った。そして、終了間際の、相手コーナーキックでの失点。これも、何回も見たような…。

終わってみれば、今期を象徴するような試合だったように思う。5位は、今年の東京を思えば、妥当な順位だと思う。苦手意識のある相手に勝てなくては、ACLに出るのは、まだ早い。

今年の5位を最低ラインとして、来年、上積みを重ねて行けるように頑張り、自力で3位内を勝ち取る事が大事だと思う。

2試合ぶりに戻って来た梶山くんのプレーが楽しかった。中央にドッシリと構える彼は存在感がある。やっぱり、カジくんは東京の10番だ。カジくんは、このオフに手術をする為、来年の開幕戦には間に合わないそうだが、完璧の状態になって戻って来て、私達を楽しませて欲しい。

ガンバレ、梶山陽平!!



勝っても、4位の望みが無くなったからか、そんな事は関係なくか、引き分けでも負けていても、そうするつもりだったのかは分からないが、監督が最後にフジくんとサリさんを、ピッチに送り出してくれた事に感謝したい。

厳しい監督だと聞いているが、情熱的でハートの熱い監督らしいと思う。勝利していれば、最高だったけど、それでも、フジくんとサリさんが、最後にピッチに立って試合終了後の挨拶を、東京のユニフォームのままに出来た事に感激した。

城福監督ありがとう!

 



そして、ハーフタイムに、楽しそうにボール回しをしている選手達の中にいる、もう、いなくなる選手達を、私は見つめ続けていた。それぞれの場所で、それぞれのポジションで、悔いのない人生を送れるように望みながら。



本当に、終わってしまった。寂しい。試合を中心に回って来た生活に、ポッカリと空間が広がった。毎年、早く春にならないかと、冬眠状態でヌクヌクと、勝った試合のビデオを見ながら過ごしている。

取りあえず、12日にファン感謝デー(?)がある。何年ぶりかしら。楽しみだ。

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ささやかなクリスマスツリー

2009-12-04 20:59:07 | Weblog
どこに行っても、クリスマスツリーやイルミネーションが綺麗だ。

かんちゃん家のクリスマスの飾りも素晴らしい。毎年、テーマを決めて飾り付けているそうだ。去年、お邪魔した時は、お庭から家中が“クリスマス!!”だった。今年はテーマが“おもちゃ箱”だそうだ。ぜひ、拝見したい。

子供が小さい時は、組み立て式のツリーに、夫と子供達が楽しそうに飾り付けていた。子供が大きくなり、いつの間にか、飾らなくなった。そして、何回かの引っ越しで処分してしまった。

でも、10年くらい前に、フッと自分のツリーが欲しくなった。それで、小ぶりの七色に光が変化するツリーを買った。

電気を消して、ボーっと見ていると、心が和む。

  
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事業仕分けでのスパコン

2009-12-03 10:28:42 | Weblog
朝日新聞の“オピニオン”に、事業仕分けのスパコンについて、二人の人が書いていた。

理化学研究所理事長の野依氏と米スタンフォード大客員教授の中村氏。

確かに、資源のない日本においては、何と言っても基礎科学は国を挙げて取り組まなければいけない分野だと思う。そして、人材には日本の未来がかかっていると思う。どんなに、お金が無くても、未来に向けての投資は絶対に必要とは思う。

二人の文章を読み比べて、中村氏の言うことは、なるほどと思い、スッと分かった。日本はどんな分野でも、そうだと思うが、「日本の科学者集団はムラ社会的ななれあい体質が強い。立場やしがらみを超えて生産的な討論を尽くす真の“まじめさ”がないと国際競争に勝てない」と。

そして、「スパコン開発を止めるべきではない。飛躍的に性能を高める“新しい設計の哲学”を磨くしかない。課題を見つめ、国内メーカーを育てつつ、真の実力をゼロから再構築してほしい」と、外から日本へ提言している。

野依氏の文章は、官僚的なので二回読んだ。言っている事は、確かにそうだとは思う。全ての発見も発明も“1”か“0”しかない。最初の発見者か発明者が、全てを得ると。

そして、「高等教育の大改革が必要であり、世界に伍して戦う為に“研究開発法人”のさらなる強化が必要だ。投資とシステム刷新を一体として進め、科学技術振興を実行あるものとしなければならない」と官僚的な文章で結論づけている。

又、ノーベル賞の小柴昌俊氏が「国立大学の“法人化”で現場には研究費が一割しか来ない」と嘆いている。つまり、国からのお金のほとんどが中抜きされて、本当に必要な人達には届いていないというのだ。どれだけの予算が組まれようとも、それでは何にもならない。それこそ、税金の無駄使いだ。

発光ダイオードの中村氏の事もあるが、日本で、才能と意欲のある現場の人達が思う存分に、研究し開発し、その能力を発揮できるシステムを早急に構築する事が必要ではないだろうか。日本のシステムに絶望して、外国に出て行かないように。

今、日本中で未来に生きる若者達が辛い思いをしている。職が無い、住む所が無い、結婚が出来ない、子供を育てられない、年老いた親の面倒も見れないし、自分の将来に不安しかないと。相対的貧困率が最悪になっている日本で、そういう若者が急増している。どうして、安心した暮らしが出来ないのか。

私達が納めた税金が、どこに流れ、どこに詰まり、どこに消えて、本当に必要としている人達に、どうして届かないのかを、この事業仕分けが見せてくれた。10円、100円と倹約している私達には、圧倒される億円だの兆円だの金額が、穴の開いたバケツに水を入れるように消えて行っている。そのバケツの隅にわずかに残ったお金が、やっと末端に届く・…。何となく分かっていた事が、私達の前に明らかにされた。

この不況、デフレ、円高、株安で、国の税収は大幅に減っている。前政権の膨大な借金の返済もあり、現政府は来年の予算を決めるのに非常に苦労するだろう。

何と言っても日本の未来に一番必要なのは、やっぱり、人的資源だと思う。だから、「コンクリリートから人へ」の理念にそって、沢山の圧力に負けないで、もっとも必要な所にお金を回して欲しい。

納めた税金の使い道に、私達は、あまりにも無関心であり過ぎたと思う。


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今日のエルゴラ

2009-12-02 16:33:59 | FC東京とサッカー
今日のエルゴラはホーム最終戦特集だった。

そして、それぞれのチームで、今季限りのチームを去る人、ユニフォームを脱ぐ人の特集だった。

モチロン、FC東京のホーム最終戦も載っていた。

「トーキョーのDNA。記録には残らない歴史」

全国的には、多分、ほとんど知られてはいなかっただろう、フジくんとサリさん。記録には残らなくても、私達の記憶にずっと残り続ける二人。

FC東京がJリーグに定着する為の基礎を作ってくれた二人。そして、その東京のハートを未来へと再生していくために、青赤のユニフォームを脱ぐ二人。

東京の10年の節目に、創世記の歴史にピリオドが打たれ、又、新しい歴史が一歩一歩刻まれて行く。

馬場さんの記事を読みながら、熱い思いが込み上げて来て、文字が滲んだ。

改めて、フジくん、サリさん、ありがとう。

こんなに夢中になれるサッカークラブを築きあげてくれてありがとう。私は、東京を応援する幸せをしみじみと感じている。

そして、ずっとずっと東京を応援して行く。
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