art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

年始勝浦別荘事始め

2010-01-12 09:51:20 | maison de campagne ~べっそう~
今年初めての勝浦別荘行き。
しかも3連休。

庭に植えた花々。
前回は、ゼラニウムは死に絶え、
ガーデンシクラメンは瀕死の状態となっていてショックショックだったけれども、
今回はとりあえずみな元気。
パンジーは鮮やかな色の花を付けて一番元気。


今の時期は毎朝かなりの霜が降り、日中は陽が当たり、その繰り返し。
その苛酷な環境の中よく育っています。
クリスマスローズは今が一番の成長期で新しい葉をどんどん付けてる。




ローズマリーも先に新葉を付けてるし、
ヒューケラは本当に寒さに強くライムグリーンと紫の葉がつやつやと美しい。


オレガノ、オレンジミントの葉も元気そうだ。




シロタエギクの繊細な葉っぱの方のシルバーレースは下の方の葉が枯れかけ、
肉厚の方は枯れた葉はなく元気に育っている。
アリッサムは株によって育ちに差があり、
霜の影響を少なくするには深植えしなくちゃいけないみたい。
ノースポールも寒さで縮こまっているような気がする。
もう少し我慢して3月になればたくさん花を付けてほしいな。

こうして極寒期を経験して次の冬に活かそう。
自然淘汰されたものがたくましく生き続ける。

さてお仕事お仕事。
今は極寒期なのでたいして外仕事はできません。
結局、敷地の北側の金網フェンスにクルクルグルグルからまっているツルツル(植物)くんをひっぺがし、
フェンスに取りつく長年のしがらみを取り去ってあげました。
するとフェンスがあらわになり…。
いつこしらえたフェンスか知らないけれども、オンボロボロでございます。
しかも強力トルネードツルツルくんのお陰でゆがんだり欠けちゃったり倒れかけたり…。
要介護状態。
いずれすべて取り払い、ナチュラルに植え木で敷地を囲おうかな…と思案中。
ご近所さんにいい植木屋を教えてもらって。

土曜の夜は、モエ・エ・シャンドンを開けた。
勝浦で初めて迎える新年の日記念。


シャンパングラスを用意していたのに、ここに持ってくるのを忘れた。
よって普通のお水を飲むグラスで。
グラスの底から立ち上る泡を見ることができずちょっぴり残念。
香りからしてシャンパーニュ独特のブリオッシュのような蜜のような香り。
味も複雑でトータル的にとてもバランスのとれたシャンパーニュです。
メニューはビーフとひよこ豆のカレー、サラダなど。

さて最終日。
お昼を食べ、早めに帰ろうか?
わたし『そういえば(千葉の家の)冷蔵庫に野菜がぜ~んぜんないから、
    いなげやか吉田屋に寄って買って帰ろうかな。』

~☆☆ ~☆☆

オットの目がキラ~ン~☆と光りました。
わたし『(草刈り)M屋に行ってみるべ?』
さっそく、冷蔵庫にあったビールを6本ビニール袋に詰めて、
お土産として草刈りM氏@山形弁宅へ。
今年になってまだお会いしていません。
さて、お元気かしら?

ゆっくりとお休み中だったみたいだけど出ていらっしゃいました。
年始のごあいさつをしてビールを差し上げ、
『物々交換に来たのよ~~』と調子よくさりげなく何気にアピール。
ハクサイ、キャベツ、水菜、京イモいただいちゃいました。
へへっ、ありがとうございました。

奥様も出て来られました。
いつも穏やかでニコニコされていて、
大柄なM氏の傍にちっちゃく控えめに寄り添っていらっしゃいます。
なんか親戚のやさしいおばちゃんのよう。
この際、おばちゃんと呼ばせていただきます。
このおうちのもひとり大事なメンバーはパグのちゅーすけ。
あんまりうるさいもんだから今回はおうちの中。
外に出してもらえません。
ガラス越しにワンワンワンワン~と大歓迎の様子ではあるのだけど。

M氏の話はなんだかんだと宙を飛びかい、話題は次々と。
年末はやっぱり竹でいろいろなものをこしらえていらっしゃいました。
柵、外水道の立ち上げ部分の囲い、器?
器をふたついただきました。
花器にしてもいいし、何か物入れにできる。
『見ると簡単にできそうだけどぉ、
 はぁ~、こりが結構時間ががるのよぉ~』とM氏のお話。
これは通訳できました。
おばちゃんによると今が一番(野良)仕事がないので、こうして他のことをしている模様。
じっとしていないらしい。
うん、うちのオットも同じだよ、サメ体質人間。
ものすごく効率よく働く人。

暮れの餅つき、イノシシ、ヘビ、コイ あるいは フナ、植栽、話は尽きません。
イノシシはこの辺りでよく獲れるらしい。
猟師さんもいるもんね~ 
イノシシ肉はすぐに冷蔵庫で冷やさないと臭くなるって。
ちゃんと処理をして料理するととてもおいしいらしい。
今後ごちそうしてくれるそうです、楽しみ!!
『うちのかーちゃん、結構料理うまいっからよぉ。』
とさりげなくひと言付け加えて奥様のことを褒めてらっしゃったのが印象的。
いっぱしの都会人よりもスマートじゃん。。って。
メタボ体質のM氏だけど、その時はとてもカッコよく映りました。

M氏のお仲間で、我が家の敷地に家があったことを知らない人がいたらしく、
あちらもビックリされたそうだけど、こっちもそれを聞いてビックリ!!
買った当初は敷地の中はもちろん、






外のフェンス際にも木々が生い茂り
中の様子はさっぱりわからない状態。

その木々を切って中をあらわにしてしまったしまったのは、、
他でもない、、
草刈りM氏ご自身でございます。
その頃は“草刈り”あらため“木こり”だったけど…
チェンソーを使うのが超ぅ~うれしくてたまらない様子で、
楽しそうにバッサバッサと切り倒してくれたもの。
お陰で家付き物件だってわかるようになりました。

いろいろなお話をして最後に植木屋の名前を聞いて
(カクニンのため、2回も聞きなおしました。
 間違っちゃいけないので… M氏あしからず…)
ビールの何倍も重い野菜をいただき帰途に。