art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

故郷は遠きにありて… 日本一なんよ~!!

2010-02-04 10:07:29 | etc. ~いろいろと~
『田舎暮らしの本』という月刊誌があって、
別荘を決める前は結構な愛読者だった。

新聞広告で最新号発売を知る。
あったかい物件探しという特集。
この寒い寒~い時期にタイムリーであります。
そう、
田舎に暮らしたい、田舎に暮らそう!なんて思うのは大抵熟年世代から。
北国の雪に埋もれた冬の生活は体に悪い。
誰だって年取ったら少しでも温かな冬を過ごしたいと思うもの。

本屋で手に取ってみた。
某気象予報士の方が気候を分析、
日本の中でどこがいいか?というのをやっていた。
土地としては半島でも西側がいいらしい。
雨が少なく、よって温かい。
うちの勝浦は温かいと言われる房総半島でも東側、しかも山側。
冬はこれまで経験したことのない寒さ~
そうね~~、確かに雨は多いかも…
湿気が多い。
夏は家の中がなんとなくカビ臭いし、冬は霜がたっくさん降りるもんね~
房総半島は、西側の内房がよいみたいです。

そしてそして、
一番のおすすめは、なんと!!わが故郷、愛媛県。
しかも松山市。
住んでたじゃ~~ん、
おかあちゃん、今でも住んでんじゃ~~ん。
いいとこに住んでんじゃ~~ん!!

四国でも西側、
四国のど真ん中には2,000mに届きそうな石鎚山をはじめ四国山脈がそびえ、
風をさえぎってくれる。
気候は温暖。
瀬戸内側なので雨も少なく天災も少ない。
ただし、夏の水不足は毎年の恒例行事!?
そういえば、台風が実家の方を通る前後に心配して母に電話をすると、
いつも必ず『雨もそんなに降らんしね~、風もたいしたことないんよぉ~~』との返事。
こちらの心配をよそに、母ののんきな声。
ミカンはおいしいし、瀬戸内の魚もうまい。
3000年の歴史を誇る道後温泉もありますね~。
いいとこなんよね~~、あらためて。
灯台元は暗いというけれど、その通りのようです。

勝浦でしばらく遊ばせてもらって、
いよいよ年をとったら松山に帰ろかな?

あっ、でも、松山は田舎じゃありません!!
と、言いたかったんだ。
だって、四国一人口の多い市。
四国の中の大都会。
市町村合併で50万人を超えたんですから…
三越、高島屋という老舗デパートに行けば、ちょい都会の気分になれるし、
立派なコンサートホールとか美術館もあり文化の香りも漂います。

ただ、この合併が曲者だから、
島しょ部や、市のはじっこの方は田舎と言えるかもね~

今まで気づかなかった故郷のよさをあらためて感じた記事でした。

昨日は節分。
ここ数年世の中に流行ってきた恵方巻き。
初めて作ってみた。
でもこれって巻きずしのことだよね~
巻きずしは、昔むか~し結婚した後に一回だけ作った覚えが…
でも、きっちり巻くのが難しくそれ以来作ったことがなかった。
なので巻きすで巻くお寿司を作るのは2回目。

ちなみに、
昔愛媛ではお寿司というとこの巻きずし、
もしくはちらし寿司(ばら寿司といった)のことで、
にぎりは食べたことなかった。
 小さいころ、お祭りや遠足なんか、
 母がこの巻きずしを作ってくれたな…懐かしいです。
マグロのお刺身もなかった。
刺身といえば、近海の魚、タイなんかも簡単に釣れたし。
生まれた町宇和島なんか、
今でも入れ食いで陸からタイが釣れる、すごいところ。
群れをなすイワシやアジじゃありません、タイ、タイなのです。
10年ほど前に行った時、
3人のおじいちゃんが入れ替わり立ち替わりタイを釣る釣る~
竿を投げ入れるとすぐにタイがかかる。
おもしろいようにかかる。
…確信しました、ここで暮らすとお金いらんわいね。

人口の多い松山ではこういうわけに行かないから、
田舎暮らしは、もっともっと田舎の宇和島の方がいいかも。

さて、恵方巻きの方は、
厚焼き卵、きゅうり、椎茸、たくあん、カニカマ、甘煮人参の6種類を入れた。
本当は七福神にちなんで7種類にするらしいのだけどね。
どーしても7種類目が思いつかず。
まあ、+わたしの愛情ということで…!?
結構おいしくできたの~
また時々作ろうっと!

食べ方はごく普通に。
だって、1本まるごとむしゃむしゃ無言で恵方に向かって食べられないもの。
1本を8等分してテレビ見ながらなんだかんだと食べました。
ご利益ないかもね…

ワインはコレ。
パラン ブルゴーニュ 赤
本当は白を合わせるところだけど、昨日の残り。
でもパランはミネラル豊富で和食にもよく合います。