RICOH Caplio G4 Wideに若干の不満を感じ、他のカメラに羨望のまなざしを送る。でも広角28mmは捨てがたい。RICOHの新しいヤツはどうなのかと調べてみると、現行機種はGR Digital、Caplio GX8、Caplio R4の三機種。そこでそのうちのどれかにしようと思ったのだが、これが悩ましかった。
次に、Caplio GX8。三機種の中では大きめ。でも28~80mmのズームが付いてる。撮像素子の大きさの関係から、画質はGR Digitalよりは劣るが、R4よりは良い。手ブレ防止機能なし。少し古いので液晶画面がやや小さい。ワイドコンバーターその他で、拡張が可能。マニュアル露出調整が可能。
そして、Caplio R4。小さくてリーズナブル。28~200mm!、手ブレ防止機能も付いてる。でもGX8よりも画質が劣る。液晶は大きい。電源のオンオフ時にレンズが出入りするが、その音が大きくノイジー。レンズを光軸からスライドさせて格納する仕組みなので、機構上、故障したり、光軸がずれて画質が落ちる可能性が他の機種より大きい。露出補正はあるが、マニュアル露出調整は無い。
三者を比較したあげく、4月ぐらいからGX8を買おうかなぁと考えていたのだが、これが2005年5月発売で、もしかすると、GW明けぐらいに新機種が発表されるかもしれないと、ネット上で噂されていたので、しばらく買い控えをすることに。デジカメの進歩は著しく、半年ごとに新機種が出て、一年ごとに前の機種がリニューアルされるような状況なので、この噂は何となく信憑性を持っていた。
ところがGW明けはおろか、6月になっても何も発表は無し。ヨドバシカメラのサイトでGX8の在庫を見ていると、日によっては在庫僅少になったりするので、すわ新製品発表かと固唾を呑んで見守るのだが、一週間しても何も無く、在庫も十分ありに戻ってしまう、というのを繰り返す始末。結局、ぐずぐずしている内に6月末になってしまった。
そうこうしている内に、他社から出てくる新機種はほとんど全てが手ブレ防止機能付きに。アナログ手ブレ補正(腕をガッチリ固定して、息を止めて静かにシャッターを押す仕組み!)のみのGX8は、やや旧式な印象になってしまい、ますます購入がためらわれる状況に。
いい加減、買っちゃおうかなーと思っていたら、パナソニックからも28mmの広角コンデジ(DMC-LX1-S LUMIX)が出てるという情報がもたらされ、また混乱。しかもあちらはライカレンズなのだ!。店頭で触ってみるとこちらもなかなかよろしい。しかもフルマニュアル露出調整が可能。でもこの28mm広角はワイドテレビ的な仕組みで、撮像素子の両サイドが普段は使われておらず、広角時だけそこからもデータを取得するというもの。35mmの両側がびよーんと延びた画角なので。横使いで大きな建物を撮ると、上の方は切れてしまうのが難点。フル高画質時でないと28mmの恩恵を受けられないのは困る。で、これも断念。
というわけで、新しいカメラ欲しいなぁ、でもお金ないもんなぁー、という日々がしばらく続き、写真を撮るわけでもなく、カメラを買うわけでもなく迷いの日々。つくづく優柔不断だなーと反省。
2ちゃんねるには、Caplio GX系スレ、というのがあるのだが、これを覗いてみると、全く同様の悩みを抱えた人が何人かいるのが判る。そうそう、そうなんだよなー、と思っていると、とある書き込みに目が止まる。曰く、
「欲しいと思ったときが買い時である。」
「カメラは後からでも手に入れることができるかもしれないが、そのカメラを使って撮る写真は今しか撮れない。」
「カメラはお金で買えるが、ある瞬間の写真は、カメラがなければいくらお金を出しても買えない。」
ううっ、簡潔にして的を射た発言・・・。欲しいカメラを買っていないばかりに、写真を撮るのを止めてしまっている自分、まちあるきも控えてしまっている自分を見透かされているようだった。これはまずいなー。買いたくなっちゃったが最後、買うまでダメってことじゃないか、などと思っている内に、今度は仕事の方がちょっと忙しくなって、またストップ。
そうこうしている内に、先輩が件のパナソニックのデジカメをポンと購入。おお、お金持ち~、決断がいいのかな。で「良いですねそれ」と言ったのが6月の末。ところが、7月の上旬に会ったら、先輩は「アキバのヨドバシに行ったら衝動買いしちゃった。記念だと思って・・・。」と言って、胸ポケットからライカ印のスリムなコンパクトデジカメ(ライカ C-LUX 1)を取り出したのだった。うわっ、1ヶ月の内に二台買ったんすか!!。
うらやましいなぁ。でもその思い切りは見習いたいものだなぁ。ぐずぐず買い控えしていた自分が情けなく、アホらしくなってきた。トホホ。
さて、ここまで状況が煮詰まって、更に先輩の行動に背中を押されたような感じになり、ついに私もようやく購入を決断したのでした。
で、結果的に。買って良かった。ウン。
撮ってみて実感したこと。
やはり撮像素子のサイズが大きいので、画質がよい。デジタル一眼の画質が圧倒的に良いのも頷ける。また、デジカメは現在急速に進歩しているので、新しいカメラはやはり昔のものより格段に画質も良いし、露出関係やカラーバランス関係も改善されていると言うこと。
カメラがなければ写真は撮れない。
カメラが気に入らないと写欲が出ない。
その一方で、気に入ったカメラを持つとそれを使って写真を撮りたくなる。
なんだかバカみたいに当たり前のコトなんですが。
RICOH Digital Camera HPまず、GR Digital。画質が良い。ズームなしは潔いが、やはり私は素人なのでズームもちょっと欲しい。しかもややお値段が高い。
次に、Caplio GX8。三機種の中では大きめ。でも28~80mmのズームが付いてる。撮像素子の大きさの関係から、画質はGR Digitalよりは劣るが、R4よりは良い。手ブレ防止機能なし。少し古いので液晶画面がやや小さい。ワイドコンバーターその他で、拡張が可能。マニュアル露出調整が可能。
そして、Caplio R4。小さくてリーズナブル。28~200mm!、手ブレ防止機能も付いてる。でもGX8よりも画質が劣る。液晶は大きい。電源のオンオフ時にレンズが出入りするが、その音が大きくノイジー。レンズを光軸からスライドさせて格納する仕組みなので、機構上、故障したり、光軸がずれて画質が落ちる可能性が他の機種より大きい。露出補正はあるが、マニュアル露出調整は無い。
三者を比較したあげく、4月ぐらいからGX8を買おうかなぁと考えていたのだが、これが2005年5月発売で、もしかすると、GW明けぐらいに新機種が発表されるかもしれないと、ネット上で噂されていたので、しばらく買い控えをすることに。デジカメの進歩は著しく、半年ごとに新機種が出て、一年ごとに前の機種がリニューアルされるような状況なので、この噂は何となく信憑性を持っていた。
ところがGW明けはおろか、6月になっても何も発表は無し。ヨドバシカメラのサイトでGX8の在庫を見ていると、日によっては在庫僅少になったりするので、すわ新製品発表かと固唾を呑んで見守るのだが、一週間しても何も無く、在庫も十分ありに戻ってしまう、というのを繰り返す始末。結局、ぐずぐずしている内に6月末になってしまった。
そうこうしている内に、他社から出てくる新機種はほとんど全てが手ブレ防止機能付きに。アナログ手ブレ補正(腕をガッチリ固定して、息を止めて静かにシャッターを押す仕組み!)のみのGX8は、やや旧式な印象になってしまい、ますます購入がためらわれる状況に。
いい加減、買っちゃおうかなーと思っていたら、パナソニックからも28mmの広角コンデジ(DMC-LX1-S LUMIX)が出てるという情報がもたらされ、また混乱。しかもあちらはライカレンズなのだ!。店頭で触ってみるとこちらもなかなかよろしい。しかもフルマニュアル露出調整が可能。でもこの28mm広角はワイドテレビ的な仕組みで、撮像素子の両サイドが普段は使われておらず、広角時だけそこからもデータを取得するというもの。35mmの両側がびよーんと延びた画角なので。横使いで大きな建物を撮ると、上の方は切れてしまうのが難点。フル高画質時でないと28mmの恩恵を受けられないのは困る。で、これも断念。
というわけで、新しいカメラ欲しいなぁ、でもお金ないもんなぁー、という日々がしばらく続き、写真を撮るわけでもなく、カメラを買うわけでもなく迷いの日々。つくづく優柔不断だなーと反省。
2ちゃんねるには、Caplio GX系スレ、というのがあるのだが、これを覗いてみると、全く同様の悩みを抱えた人が何人かいるのが判る。そうそう、そうなんだよなー、と思っていると、とある書き込みに目が止まる。曰く、
「欲しいと思ったときが買い時である。」
「カメラは後からでも手に入れることができるかもしれないが、そのカメラを使って撮る写真は今しか撮れない。」
「カメラはお金で買えるが、ある瞬間の写真は、カメラがなければいくらお金を出しても買えない。」
ううっ、簡潔にして的を射た発言・・・。欲しいカメラを買っていないばかりに、写真を撮るのを止めてしまっている自分、まちあるきも控えてしまっている自分を見透かされているようだった。これはまずいなー。買いたくなっちゃったが最後、買うまでダメってことじゃないか、などと思っている内に、今度は仕事の方がちょっと忙しくなって、またストップ。
そうこうしている内に、先輩が件のパナソニックのデジカメをポンと購入。おお、お金持ち~、決断がいいのかな。で「良いですねそれ」と言ったのが6月の末。ところが、7月の上旬に会ったら、先輩は「アキバのヨドバシに行ったら衝動買いしちゃった。記念だと思って・・・。」と言って、胸ポケットからライカ印のスリムなコンパクトデジカメ(ライカ C-LUX 1)を取り出したのだった。うわっ、1ヶ月の内に二台買ったんすか!!。
うらやましいなぁ。でもその思い切りは見習いたいものだなぁ。ぐずぐず買い控えしていた自分が情けなく、アホらしくなってきた。トホホ。
さて、ここまで状況が煮詰まって、更に先輩の行動に背中を押されたような感じになり、ついに私もようやく購入を決断したのでした。
で、結果的に。買って良かった。ウン。
撮ってみて実感したこと。
やはり撮像素子のサイズが大きいので、画質がよい。デジタル一眼の画質が圧倒的に良いのも頷ける。また、デジカメは現在急速に進歩しているので、新しいカメラはやはり昔のものより格段に画質も良いし、露出関係やカラーバランス関係も改善されていると言うこと。
カメラがなければ写真は撮れない。
カメラが気に入らないと写欲が出ない。
その一方で、気に入ったカメラを持つとそれを使って写真を撮りたくなる。
なんだかバカみたいに当たり前のコトなんですが。