都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

Olympus PEN

2006-07-21 | 写真・カメラ
 ようやく新しいデジカメを買ったまでは良いのだが、ここへ来てまた週末が少し忙しかったりして、写真を撮れずにいる。そこでしばらく、今までに使ってきたカメラについて、思い出しながら書いてみる。

 私が初めて写真を撮ったのは小学4年生の時だったと思う。親戚を訪ねて、母と青森へ旅行をしたときが最初。旅行中に母に教わって使ったのが、Olympus PEN(1959発売)。懐かしのハーフサイズカメラで、弘前城で記念写真を撮った。

 内蔵露出計はなし。距離計もなし。フィルムの外箱に、晴れの日はF11で1/250、曇りならF8で1/125、などと書いてあり、その部分をカメラの背蓋に貼って、絞りとシャッタースピードの目安にしていた。距離の方はだいたいで決める。レンズが小さく、比較的被写界深度があるせいか、ピンぼけなどでミスった記憶があまりない。だいたい、サービス版程度での引き延ばしではちょっとぐらいのピンぼけは判らない。ハーフサイズなので、当時の20枚撮りフィルムでも40枚程度撮れてしまう。だから旅行中に使ったのはフィルム一本だけだったかもしれない。

 使い切りカメラのような巻き上げダイヤルを回し、適当に距離とシャッタースピードを合わせてシャッターを押す。一眼レフではないので跳ね上げミラーがなく、シャッターもレンズシャッターなので、小さなカシャという音しかしない。ほんとにそれで撮れてるの?という感じだったが、結構ちゃんと撮れていた。

 私が生まれる前、父母はアメリカに一時期滞在していたが、その際にも使っていたようだ。しばらく使わないうちにあちこちが痛んでしまい、巻き上げ機構が壊れて、残念ながら使用不能になってしまった。

 オリンパスの英語版サイトを見ると、過去に発売された全てのカメラについて、見ることができる。何故か日本語版はない。日本の会社なんだから日本語版でもヒストリーサイトをちゃんと整備してくれると良いのだけれど・・。仕方ないので英語版をちょっと訳してみると、ペンについてはおよそ以下の内容が記されていた。
→早速、日本語版もちゃんとあるとの御指摘がありました。よく探してみたらやはりというか当然、オリンパスの歩み(日本語版)がありました。失礼致しました。Olympus PENについても、オリンパスペンがあるので和訳文は削除しました。
 ふーむ。なかなか良いカメラだったのね。確かにちっちゃなカメラの割にそれなりに撮れてた記憶がある。よいDPE店に出して、大きくプリントしてみたりすればよかったかなと、今になって思う。
コメント (2)
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