都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

食糧ビル その3 内部

2019-03-06 | 江東区  


3階・講堂 窓から白い室内に明るい光が差し込む。


真っ白な壁が美しい

 3階の窓は上部が半円形をしている。きれいに並ぶこの窓が室内を華やかなものにしている。


3階階段室。中央が講堂入口

 階段を上りきったところは講堂の前室も兼ねて、少し広くなっている。中庭側の窓からも光が差し込み明るい。


講堂のプロセニアムアーチの一部分。

 米穀取引所なので、真っ白なモルタルで、米の花のレリーフが造られている。


講堂入口の扉

 扉及びその上部に付けられた、正円アーチのガラスのデザインが、シンプルで可愛らしい。


会議室

 豪華ではなく、どちらかといえば素っ気ない部屋だが、机や椅子などの調度品が古く、カーテンもクラシックなためか、不思議な味わいがある。


撤去中の事務スペース

 いかにも戦前からある事務所という雰囲気のある部屋。奥には大きな金庫がまだ残されていた。天井から吊された蛍光灯や、後付の配管、グレーの壁板などがちょっと懐かしさを感じさせる。


廊下の様子。

 上部が半円形になった扉が個性的。扉自体は事務所らしく素っ気ない。エリアを仕切るためか、廊下の途中に、観音開きの木製枠のガラス扉が付いている。

 Photo 2002.11.6


その1 外観  その2 中庭  その3 内部  その4 その他
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 江東区  #近代建築  #オフィス 
コメント
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