「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

      岡崎トミ子国家公安委員長の変な弁明

2010-10-15 05:51:00 | Weblog
昨日の参院予算委員会で西田昌司・自民党議員が岡崎トミ子国家公安委員長が平成15年韓国のソウルの日本大使館前で行われた反日デモに参加した問題(小ブログ9月18日)を取り上げ菅総理に岡崎氏が閣僚として不適格ではないかと、任命責任を質問した。

菅総理はこれに対して岡崎氏はすでに深く反省し、現在は閣僚としての責務を果たしていると答弁、岡崎氏も同じことを言い、頭を下げた。これに対して民主党の委員席から大きな拍手がわいた。西田議員も”なんのための拍手だ”と指摘していたが、まったくその通りだ。議員としての質が問われる。

答弁にたった岡崎氏はスーツの胸に大きな黄色いバッジをつけていたが、このバッジは一昨日の衆院予算委では仙谷官房長官の背広のエリにもあった。なんのバッジだかしらないが、二人の日ごろの言動からみて、僕は"日の丸”"君が代”反対同盟の同志の印ではないかと勘ぐった。

岡崎大臣は短い"反省”の中で、デモに参加したのは歴史に対するものだったと答えていた。大臣のいう"歴史”というのは"従軍慰安婦”のことだが、日の丸に×印のプラカードを掲げたデモ隊と一緒に、日本国の代表ともいえる大使館の建物の前で拳をあげて抗議していたが、果たして韓国のいう"従軍慰安婦"問題は、歴史として検証済みなのか。

仙谷官房長官も岡崎国家公安委員長も変な自虐史に固まっているように僕の目にはうつる。たまたまチリで落盤事故の作業員が奇跡的な生還を遂げ、国中が大きな国旗を掲げ国歌でわいているシーンを何度もテレビの画面でみた。岡崎大臣は、国旗に×印のプラカードを掲げたデモ隊に参加していた人物である。チリのこのシーンをどのようにみたのだろうか。