コロナ感染の急増を受けてデニー玉城沖縄県知事は6日、国に対して緊急事態宣言に準ずる「蔓延防止重点措置」を適用するよう申請する。小ブログは5日沖縄の新規感染拡大(623人)を受けて緊急事態宣言を発令すべきだと提言した。なぜ国は老生の主張のように沖縄県から「蔓延防止」の要請を受ける前に緊急事態宣言を発令しないのか。
政府は今回の新異種株オミコロンの世界的流行に対しては水際作戦で先手先手に出たが、結果的には完全に成功とはいえない。沖縄では昨年暮れのクリスマス休み前後からハンセン基地内で感染拡大の兆しがあった。同じく山口県の岩国基地内でも同じ傾向があった。これに対して日本軍は米軍現地責任者と具体的な協力話し合いがあったのだろうか。
「蔓延防止」は当然の措置だが「緊急事態」宣言に準ずだけのものならあまり効果は期待できない。今は感染第六波の入口だという新聞の見出しがあったが、沖縄、山口、広島の今回の感染急増は発生が米国基地に関係あるらしい共通点がある。蔓延防止の対応として沖縄基地問題担当でもある松野官房長官は早急に在日米国司令官と話しあうべきだ。